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我が子の将来の幸せのために<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2026年9月27日 12:02 AM
  • 未分類

受験生の保護者の皆様にお考えいただきたいのは、受験の究極的な目的です。もちろん、我が子には合格してほしいですし、少しでも「いい学校」に進学してほしい訳ですが、「いい学校」って何ですか? 偏差値が高ければいいのですか? 大学の合格実績が良い学校がいい学校ですか? 違いますよね… その学校は、本当に我が子に合っていますか? 3年間(6年間)楽しく学校に通えそうですか? 最終的には通ってみないと分からないということはその通りですが、その学校を目指すことは正しいですか? もっといい学校はありませんか?

なぜ我が子に受験をさせるのですか?(特に中学受験は別にしなくてもいいですよね?) なぜ高い授業料を払って、週に何日も(夏休み・冬休みなどはほぼ休みなく)塾に通わせているのですか? なぜその学校に合格してほしいのですか? もっと言えば、我が子に何で勉強をさせるのですか?

という質問をすると、ほとんどの保護者の方はこうお答えになります。「その方が将来の選択肢が広がり、やりたいことができるようになるから」「その方が、将来幸せになれるから」… で、私はこう切り返します。「選択肢が広がれば幸せなのですか?」「ところで、お子様にとって将来の幸せって何ですか…?」 そうすると、しばらく悩まれた末に、「やりたい仕事に就けて、お金に困らなくて、普通に結婚して子どもが持てて…」というような答えが返って来ます。私はいじわるなので、「健康や体力は大丈夫ですか?」「周りの人ときちんとコミュニケーションを取れて、人間関係を構築できますか?」「苦しい時でも、人生を前向きに乗り越えて行くことができますか?」「30年後に親の面倒を見てくれていますか?」とたたみかけます。そこまで行くと、ほとんどの保護者の方は黙ってしまいます。おそらく、我が子にとって将来の本当の幸せとは何かを真剣に考え始めるからです。

誤解されると困るのですが、私は受験の結果なんてどうでもいいとは思っていません。(塾の講師ですから当然ですが)むしろ、人生の中で受験は非常に重要な意味を持つと考えています。ただし、合格・不合格の結果がすべてではないのです。受験勉強を通して身に付けた学習習慣、簡単に諦めないで粘り強く取り組むこと、困った時に質問したり相談して解決すること… それと同時に、仲間の大切さ、周囲の人への感謝の気持ち、もっと言ってしまえば人生の理不尽さ(努力が必ずしも報われる訳ではないということ)等、受験勉強を通して学べることはたくさんあります。この貴重な時期を、漫然と過ごしてしまうのはとてももったいないのです。このブログで何度も書いていますが、一番重要なのは子どもの主体性・当事者意識です。受験に、自分の意志できちんと向き合うことができるかどうかです。この部分は、保護者の方の責任がとても大きいです。子どもの先回りをして全部やってしまったり、うまく行かない時に他責にしたり、逆に子どもが本当に困っている時に放置したりしていると、子どもの主体性はどんどん奪われて行きます。

(次回に続く…)

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