- 2026年9月26日 7:44 PM
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ということで、私は受験生の保護者の辛さを(一応)理解しているつもりです。ただ、皆さんと決定的に違うのは、子どもたちが親が運営する塾にずっと通っていて(当然他の塾は知らない)、私や身内(GSのスタッフのことです)に教わっていることです。これが良い部分もありますが、子どもたちが可哀想な部分もあります。長女が学校の友だちに言われていたようですが、「〇〇ちゃんは家が塾なんだから、勉強できて(受かって)当然だよね」と… 周りの子たちにまったく悪気はないのですが、本人は結構プレッシャーになっていたようです。1つはっきり書いておかなくてはならないのは、「〇〇くん(ちゃん)は家でいくらでも教えてもらえるからいいよね」という羨望は、まったく筋違いだということです。私や妻が忙しすぎることもありますが(子どもたちが家にいる時間に私はほとんどいない…)、家で子どもたちに(塾の)受験勉強を教えたことは、この数年でも本当に数回くらいしかありません。別に私の方で避けている訳ではありませんが、子どもたちも聞きたがらないし、中途半端に手を出すのは良くないと考えています。みんな塾でもとても他人行儀で、他の子と同じように私のことを「後藤先生」と呼ぶので、しばらく授業を受けていても、他の生徒が親子だと気づいていないケースが多いです。今は男子が3名とも通っているのですが、どの学年にいるか分かるでしょうか?
受験生の保護者にとって辛いことは大きく2つあると思っています。1つは、受験生が家にいると、家庭の雰囲気や様々なサイクルが変わり、どうしても受験生優先の生活になってしまうことです。他の兄弟たちに我慢させないていけないことも多くなりますし、講習中にお弁当を届けたり、週末は学校に連れて行ったり、親も忙しくなってしまいます。もう1つは、子どもが思うように勉強しない、成績が上がらないというプレッシャー・ストレスです。最終的には、行きたい学校に行かせてあげることができるのか…というところに行き着く訳ですが… これについては、もう塾にお任せするしかないと思っています。親がいくら力んでも、最終的なところはどうにもなりません。業界有名人の佐藤ママ(皆さんご存知ですかね?)のご家庭くらいに、子どもたちが優秀で、親も覚悟が決まっているなら話は別ですが、普通の共働きの家庭ではなかなか難しいです。(はい、我が家のことです…) そういう意味では、受験における親の一番重要な「仕事」は、塾選びだと思います。ここで失敗すると、取り返しがきかないのです。難しいのは、万人にとって良い塾など存在しないことです。我が子に合う合わないということもありますが、Aくんにとっての良い塾が、Bくんにとっても良い塾とは限らないのです。
1つ重要なことは、親が子どもと一緒に成績や合否で一喜一憂しない方がいいということです。ましてや、子ども以上に親が受験にのめり込んでしまっているのは最悪です。少し冷めて、距離を置いて見ているくらいがちょうどいいです。入試直前に、子どもがあたふたしていたり、志望校に落ちて泣いているような時に、親がデーンと構えていてくれたら、子どもにとってこんなに心強いことはありません。信じられないのですが、40年もやっていると、入試直前に子どもに向かって「落ちたら、今までやって来たことや、かけて来たお金が全部無駄になってしまうわよ。分かってる?」というような声かけをしてしまう親がいるのです。だいたいそういう家庭の子どもは、入試で良い結果が出ませんし、落ちた後にさらに不幸への道が続いて行ってしまうことになります。
そういう意味では、入試が始まる前に、「我が子は本当によく頑張って来た。(まだ結果は出ていないけど)とても良い入試だった。今までやって来たことは、この子の今後の人生にとって大きなプラスになる」と思えるようにするのが理想形だと思います。負け惜しみではなくて、昨年の長女の中学入試の時は、親子とも本当にそう思えていたし、今年の三男についてもそういう意味での後悔はありません。すべてのご家庭が、そんな感じで入試を迎えることができれば、とても幸せだと思うのですが…
そうは言っても、塾講師としては、目の前の1人ひとりの受験生の成績・合格にこだわって最後まで徹底的にやります。今日も受験生はほとんどの生徒が長時間塾に籠って頑張っています。GSタイムでは、講師たちが生徒を取り合って指導しています。(もっと算数・数学をやらせたいのに…苦笑)
保護者の皆様へのお勧めは、受験生のことばかり考えないように、何か趣味等の息抜きを見つけることです。子どもが塾で頑張っている時間に、自分も何か打ち込めるものに取り組んだらどうでしょうか? ジムやジョギングでもいいですし、資格を取るための勉強でもいいでしょう。ネトフリ等で映画を観倒すとか、読書に没頭するのもありですね… 友だちとランチ会や飲み会はお勧めしません。だいたい同じ境遇の人が集まっての愚痴大会になってしまいますし、1人でものめり込めるものがいいと思います。私は… 今年も1つ資格試験を受けて合格しましたし、週1~2日のジム通いと、もう1つ(これは秘密です。家族以外誰にも言っていません)習い事をしています。今でも本は月に30冊(1日1冊)以上は読みますし、数ヵ月に1度はシアターで映画を観ます。(今の狙いは「踊る~」です) あとは明日からいよいよ秋のG1が始まりますね…(苦笑)
最後、本当に困った時は、保護者の方もメンターを見つけておいてください。悩みや不安を聞いてもらうだけでも楽になりますし、(特にお母様方は)ガツンと言ってもらえてすっきりしたという方が多いです。本当は塾の講師がそういう役割を担うべきなのですが(昔はそうでした)、最近は保護者と塾講師の距離感が遠くなってしまって、そういう関係を築くのは難しくなっているようです。私は今でもそういう役割を果たせるつもりでいますが、本音で徹底的に対峙しますので、覚悟してから来てください。GS関係者以外の方からの相談は有料で承っています。(カウンセリングルームの料金規定にて)
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