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2019年9月のアーカイブ

文科大臣の交代による影響<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月17日 9:14 PM
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内閣改造に伴い、文科大臣が交代となることは(様々な情報から)分かっていましたが、ニュース速報を見てひっくり返るほど驚きました、まさか萩生田さんとは… 萩生田さんは、衆議院の八王子選挙区選出ですが、かなり昔八王子市議会議員の頃から存じ上げていて、私が八王子市の児童福祉委員を務めていた時には、何度かお話をさせていただいたこともあります。年齢が近いこともありますが、ここでは書けないご縁もあったりして、(支持者というわけではありませんが)親近感を感じる政治家でした。安倍総理の元でどんどん偉くなられて、地元民との距離は遠くなっている感じでしたが… (ご本人は否定されていますが)例の疑惑の件もあったので、まさかその管轄省庁である文科大臣になられるとは思ってもいませんでした。

大学入試改革、特に共通テストの記述問題と、英語の民間試験がどういう方向に進んで行くのか、大きな社会問題となっています。共通IDや英検の申し込みが始まったこともあり、高校や大学・予備校といった教育現場からの反対の声が日に日に大きくなって来ていますし、新しい文科大臣がどういうハンドリングをするのかに注目が集まっていました。そんな中て文科大臣をお引き受けになったわけですが、さすがの萩生田さんも相当なプレッシャーがかかっているようです。
就任されて1週間、まだ大きな動きはありませんが、基本線として「決定したことを止めるという話はない」ということは明言されています。ただし、前任者が世論や反対運動に対してまったく無視(というか批判)を決め込んでいたのに較べ、受験生や教育現場の声をよく聞いて議論し、配慮できることはして、良い方向に改善して行く(大臣はブラッシュアップという表現を使っています)という発言をされていることは、(たとえポーズだとしても)良いことだと思います。
(次回に続く…)

日曜特訓開講!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月15日 12:01 PM
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本日より、小6・中3の日曜特訓がスタートします。
受験生のこの時期以降は、日曜日や祝日の過ごし方で大きく差がつきます。世間では3連休ですが、それに合わせて休んでいたら、思うような成果にはつながりません。昨日も小6は授業がないのにほぼ全員が勉強しに来ていましたし、中3は理社も含めて5時間近く授業を行いました。
本当は日曜特訓も毎週でもやりたいくらいなのですが、なかなかそうも行きません。小6私立中コースと中3は月に1回は会場テストを受けに行くことになっていますし(本日も小6の四谷合不合受験組は遅れての出席となります)、中間テストや期末テストの前(の日曜日)はそちらの勉強に専念させなくてはいけません。自分が受験する学校の過去問をまとめてやる時間も必要でしょう。そう考えて、日曜特訓の授業は月に2回程度しか設定していません。

日曜特訓は、主に「入試問題での点数の取り方」を鍛える日にしたいと考えています。9月以降は平常時の授業でもそのことが中心になって行きますが、日曜日にはより入試本番を意識した実戦的な訓練を積み重ねて行く予定です。授業の中で、実際の入試問題(過去問)を解いてもらう機会も多くなります。1点にこだわらせて取り組ませることと、復習の質を高めさせることが、我々の一番重要な仕事だと思います。
ちなみに、GSの日曜特訓は、基本的に「授業料無料」で実施しています。(1回数百円の教材費のみ頂戴しています) 平常時の授業料も含めて、年間の費用は他の進学塾と較べるとかなり安いはずです。難関校の合格率を勘案していただければ、コストパフォーマンスはかなり良い方だと自負しています。「GSは(生徒には厳しいけど?)家計には優しい塾」なのです。

幼児教育無償化の手続きをお忘れなく!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月14日 1:55 PM
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今回の幼児無償化について、私は市の担当者とかなり早い段階から詳細のやり取りをしていました。正確な情報を保護者に提供したいということもありましたが(GSには現在幼児の生徒が結構通っているのです)、実はGSが無償化の対象施設となる可能性があったからです。1年半くらい前に無償化の話が決まった時から、この10月のタイミングで幼児に無料で通ってもらえるようにしたいとずっと考えていました。ガウディアやステップワールドを開設して、幼児がたくさん通ってくれるようになり、ますますその思いが強くなりました。幼児の保育所・学童的な場を併設したいという構想もありました。午前中から夕方までは、教室が空いていてもったいないと考えていたことも前提にあります。
結論としては、「幼児預り事業」については、(資格を取って児童福祉法に基づく届出が完了すれば)GSも無償化の対象となることが分かりました。認可外施設としての指導監督基準は満たしていないのですが、しばらくの間(最大5年間)は特例として無償化の対象となるそうです。3歳から5歳までで、ご家庭が「保育が必要なことの認定」を受けていることが要件です。年収等の要件はありません。ガウディアやステップワールドの授業を受けている時間も含めてもOKとのことです。
ただし、残念ながら10月からスタートできる状況にはなっていません。まず、資格のところですが、当初は私が「保育士」の資格を取る予定で考えていました。通信教育と何回かのスクーリングを受けて、試験で合格すれば1年くらいで取れるという計画でした。今は保育士が不足しているため、国家試験も年に2回実施となりましたし、真面目に取り組みさえすれば、大丈夫だと思っていました。しかし…、大きな壁が立ちはだかりました。実技試験の存在です。保育士の試験では、読み聞かせ・オルガン・絵画のうち2科目合格する必要があるのですが、動画でレベルを確認した限り、読み聞かせはともかく(これは得意です!)、オルガンと絵画は、私が1年取り組んだくらいでは合格ラインに達するのは難しいという結論に至りました。「そんなことないよ、頑張れば大丈夫だよ!」という励ましもいただきましたが、中学生の頃から通信簿の評価で音楽と美術は3しか取ったことがない身としては、チャレンジする勇気が湧きませんでした。(名誉のために言っておきますが、体育はほとんど5でした!笑)
それで、急きょ「ベビーシッター」の資格取得に切り替えました。その頃には、ベビーシッターも無償化の対象となることが公表されていたからです。こちらは、通信教育で勉強した上で(スクーリングの代わりに動画視聴でOKでした)、民間の試験に合格して、4ヵ月くらいで資格を取ることができました。これで、個人で乳児・幼児を預ることができるようになったわけです。
しかし、そこからまた壁にぶつかります。今回の無償化の対象となるためには、新設されたベビーシッターの指導監督基準を満たすために、(保育士・看護師の資格を持っていない者は)一定の研修を受けないと届出が受理されないというのです。その研修の詳細が最近まで公表されていなかったため、身動きが取れなかったのですが、ようやく判明したのは、20時間程度の講義と1日以上の実施演習ということでした。自治体主催の研修のスケジュールを確認しているところですが、「果たしてそこまでしか無償化の対象施設を勝ち取る必要があるのか…?」という素朴な疑問が出て来てしまっている段階です。また、ベビーシッターの場合は、「原則として」同じ時間帯には1人の子どもしか無償化の対象とならないという点も引っかかっています。

正直に言えば、今回の幼児無償化に便乗して、一気に業績を伸ばすチャンスを伺っていたということです(+_+)。ただし、(3歳から5歳の)幼児や小学生の低学年の生徒が多く通ってくれるようになってからは、それらの子どもたちが常に居場所を探しているということが分かったので、何とか力になりたい、地域の役に立ちたいという思いも強くなっていました。小学生の高学年の生徒や中学生は、塾に通った上で自習室でいくらでも勉強していればいいわけです。しかし、塾で幼児の預り事業を行い、国語や算数の指導まで受けられてしまうというケースはほとんどないでしょう。しかも、うまく行けばそれが無料で提供できるかもしれないのです。(保護者の方にとっても)こんなに良い話はないと思うのですが…
いずれにしても、GSが無償化の対象施設としてスタートするためには、もうしばらく時間が必要です。

幼児教育無償化の手続きをお忘れなく!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月13日 1:30 PM
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昨日のブログの内容について、かなり反響をいただきました。「無償化の制度がよく分からなかったので、とても助かった」という声がほとんどでしたが、やはり、幼稚園の預り保育(時間延長)について無償化となる(事前に申請が必要となる)ことを初めて知って、今朝慌てて幼稚園に書類を持って行って、事なきを得たという方もいらっしゃいました。そもそも、つい最近まで無償化となることを知らずに、私のブログでそのことを知って、狂喜乱舞(?)されていた方もいたくらいです。中には、対象となる子どもが3人いて、今まで(市の補助金分を除いても)月10万円くらい実費で払っていたものが、ほとんど0になるとおっしゃっていた方もいました。そういう意味では、今回の無償化は、子育て世帯にとってなかなかすごい改革なのです。GSの保護者の方ではない方からも何名かお問い合わせをいただいたので、ご質問についてお答えした後に、「ガウディア」と「ステップワールド」の営業をさせていただいたことは言うまでもありません。うち1人の方は入塾に前向きでした…

この時期になって、こんな私のブログが役に立ってしまうのですから、子育て世代の方に対していかに情報が行き渡っていないかが分かります。私は、大きな問題点が2つあると感じています。1つは、縦割り行政の弊害です。国の新制度について、内閣府が気合いを入れたサイトを立ち上げて、「ここを見てくれればすべてが分かります!」というような宣伝をしています。私もかなりじっくり見てみましたが、はっきり言ってこれだけではよく分かりません。特に、(当然と言えば当然ですが)都道府県や市町村の制度については一切触れられていません。それ故に、0歳から2歳で保育園に通っているご家庭は、ここだけ見て(無償化とならないと)諦めてしまうケースが出てしまっています。
一方、実際に保護者の方の窓口となるのは市の子ども窓口なわけですが、ここの担当者が国や都の制度をすべて理解できているわけではありません。私も一度窓口で直接話をしましたが、「市としてはこういう対応になります」ということは書類を基に説明してくれるのですが、幼稚園の都の上乗せ支援の話は把握していませんでしたし、国の制度と合わせて、「結局全部でいくら無料になって、保護者は(手続き等)どうすればいいの?」という質問には答えられませんでした。奥の偉い人に確認していましたが、それでも分からず、調べて後日連絡すると言われましたが、丁重に辞退しました。市民と実際に対峙するのは、市役所の窓口担当なのですから、ここでこういう対応をされると、どうにもならないということを感じました。職員の方個人を責めているのではなく、制度・組織の問題です。
もう1つは、実際に保護者と日常的に接している、幼稚園・保育園の先生方(少なくとも園長)に対して、行政が具体的な説明をほとんどしていないことです。「幼稚園や保育園の先生は新しい制度を分かっているのかな?」と思って、何人かの知り合いの先生に聞いてみましたが、実は先生方が一番困っているということが分かって、同情しました。「まだ市からきちんとした連絡がないんです…」とおっしゃる場合がほとんどでした。少なくとも、園として説明会を開いたり、積極的に保護者に説明や書類の催促はしていない園がほとんどのようです。「保護者から提出された分を、取りまとめて市に提出するだけ」というスタンスの園も少なくありません。不思議なのは、保護者からの質問もほとんどないのだそうです。今の時点ではあまり混乱している様子はないようですが、これから申請期限が過ぎた後に、「聞いてないよー、どうしてくれるの!?」というクレームが入って来るのではないかということを心配している先生もいました。
ベビーホテルやベビーシッター等の認可外施設の場合は、保護者の方がすべて能動的に動かないと、1円も支給されることはありません。情報の有無が非常に重要な時代になっているということを、改めて痛感しています。
(次回に続く…)

幼児教育無償化の手続きをお忘れなく!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月12日 2:03 PM
  • 未分類

10月から、「子ども・子育て支援法」の改正に伴い、幼稚園・保育園の無償化がスタートします。こちらについても、事前の申請・手続きが必要なケースがほとんどで、その手続きを忘れてしまうと無償化とならない場合もありますので、注意してください。ちなみに、10月分から適用を受けたい場合、各園から市への申請期限が明日13日になっているところが多いようです。GSの保護者の方でもおっしゃっていた方が多いのですが、これについて、提出の催促や、詳細の説明がない園が多く(というか園の先生方もよく分かっていないのでは?)、対象となる方は、自分で調べて能動的に手続きをしないといけない状況になっています。対象となるのにまだ書類を提出していない方は、本日中にでも通われている園に確認してください。
以下に、今回の無償化の概要をまとめます。

〇3歳から5歳については、認可施設である幼稚園・保育園・認定こども園はもちろん、認可外施設や一時預かり保育、ファミリーサポート、ベビーシッター等についても、保育料はすべて無料となります。年収制限はありません。(しばらくの間は、施設の設置基準に該当していなくても、かなり幅広く認められます) ただし、給食費や送迎バス代・教材費等は実費負担となる場合が多いです。

〇上記について、申請が必要ないのは、新制度幼稚園・認定こども園に通っていて1号認定を受けていて、預かり保育を利用しない家庭のみです。それ以外の方は何らかの申請が必要です。特に、保育園や預り保育・ベビーシッター等は、「保育が必要なことの認定」を受けていることが条件となります。

〇幼稚園については、今回の国の制度では上限が月25,700円となっていますが、都(県)や市の上乗せ支援によって、実質全額無料となります。

〇幼稚園の預り保育(時間延長)についても、今回の無償化の対象となります。上限は、1人あたり1日450円、1ヵ月11,300円です。ただし、こちらを受ける場合は、(幼稚園であっても)「保育が必要なことの認定」を新規に受ける必要があります。この書類の提出を忘れているご家庭が多いのではないかと思っています。後になって、手続きをしておけば(時間延長分も)無料だったのに…というもったいない話になってしまうので注意してください。

〇「保育が必要なことの認定」について、就労の場合は両親とも実働月48時間以上という規定がありますが、就学中や求職中であったり、出産・病気・障害・介護・被災等、保育園入園の際に較べるとかなり緩い基準で認定が出る場合が多いようので、すぐに諦めないで、市の幼稚園・保育園課に確認してみてください。

〇0歳から2歳については、住民税非課税世帯で保育が必要なことの認定を受けている場合のみ、今回の国の無償化の対象となります。こちらについても、認可外施設やベビーホテル・ベビーシッター等、かなり幅広く認められます。

〇上記について、(0歳~2歳の)住民税課税世帯は国の今回の制度の対象外ですが、都(県)や市の制度で補完される場合が多いです。八王子市の場合で言えば、第一子でも月40,000円、第二子だと月54,000円、第三子だと月67,000円が支給されます。この制度により、実質無償化となる場合がほとんどでしょう。しかも、こちらについては、(市の方針で)給食費まで含めて無料となったとおっしゃっていた保護者の方もいました。国の制度改革のところばかり確認していると、都(県)や市の制度を見逃して諦めてしまうケースが出てしまうかもしれません。こちらも事前に園への申請が必要なので、注意してください。
(次回に続く…)

災害時の対応で分かること

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月11日 12:07 AM
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先週末に勢力の強い台風が関東地方を直撃しました。日曜日の朝の時点では、八王子あたりを通過するとの予報だったので、我が家でもかなり厳重な警戒・準備をしましたが、上陸直前にやや東に進路を変えたこともあり、家の周囲に大きな被害はありませんでした。一本表に出た道路で、木が倒れて道路を塞いでいたのはありましたが… 台風のピークが深夜~未明とみんなが寝静まった頃で、塾・会社が稼働している時間帯でなかったのが、不幸中の幸いでした。私の知り合いの住んでいる地域で言えば、横浜や千葉で停電や倒壊等、大きな被害が出ているようです。千葉の知り合いの塾長の家・校舎は、ほぼ2日間電気が止まってしまい(当然授業などできない)、暑さのために死にそうになったとのことでした。

東京で言えば、台風が過ぎ去った月曜日の午前中から昼頃にかけて、結構大変なことになっていました。8時~9時頃から電車が動き出したものの本数が少なく、遅れて通勤・通学をしようした人が各駅に殺到し、電車に乗るまでに数時間待ちだったり、来た電車が満員で乗れなかったり、電車の中や駅で体調不良者が出たりと、場所によっては「地獄絵図」だったという話も聞きました。
私は、こういう時の対応で、学校や企業の本質的な力が分かると思っています。正に危機管理なわけですが、こういうところの対応をまともにできない学校や企業は、普段からまともな教育やまともな経営ができているわけがないと確信しています。

学校で言うと、遠くから電車で生徒が通って来る私立学校の対応が特に重要になります。とにかく、最大級規模の台風が直撃し、電車も朝8時くらいまでは運休だということが前日の夕方の段階から発表されていたのです。電車が動き出しても、しばらくは大変な状況になることは、過去の経験から分かっていたはずです。(実際は、線路上の障害物を取り除いていたりして、予定の時間に動かなかった路線も結構ありました) こんな状況なのですから、 事前に休校の判断をして、生徒・保護者に連絡を徹底しておくべきだったと思います。一番多かったのは、1時間目・2時間目くらいまでが休講だったり、朝の様子によって8時までに再度連絡が入ることになっていたりというような学校でした。私が把握する限り、そのほとんどの学校が3時間目なり午後から授業を行うので登校せよと指示で、結果生徒は家を出たものの、上記の混乱で時間通りに学校に辿り着けず、結局時間に集まった生徒がクラスで数人だったというような学校もありました。私が卒業生や保護者の方から直接聞いた中で一番酷かったのは、休校の場合は8時までにメールで連絡→連絡がなかったので生徒が学校に向かう→その後遅れて休校連絡が家庭に入る→その学校は携帯持参禁止だったので生徒本人に連絡取れず→普段の2倍くらいの時間をかけて学校に着いて休校を知った、という事例です。
地域の公立の小中学校は、10時登校とかになっていたところが多かったようです。ただし、生徒から聞いたところによると、電車が止まっていて10時に先生が来られなかったので、最初のコマは自習だったという話もありました。これについても、学校が判断を間違っているわけです。生徒たちは徒歩通学なので、ほぼ安全が確認できて大丈夫という決断をしたのでしょうが、教師・職員が時間通りに出勤できないことくらい想定の範囲内のはずです。
学校内部での連絡体制の質も、今回の件で取り沙汰されています。信じられない話ですが、当日の朝に、電話での連絡網で休校や遅らせての登校を連絡していた学校もあるのです。昭和の時代じゃないんですから… 一斉メールやネットでの情報管理システムで連絡していた学校も多かったのですが、システムエラー等で届かなかったケースがあったということも聞きました。ちなみに、GSでは緊急時はホームページ(このブログ)で授業の有無や時間を連絡することになっています。必ずそこを見て確認してから登塾するルールになっています。(私はこの形が一番齟齬がなく確実だと考えています)

企業の対応を見ていても、いかに前近代的な対応をしているところがが多いかがよく分かりました。8時から電車が動き出すという情報によって、10時出社や可能な限り早く出社という指示が出ていた会社が多かったようです。その結果、各地の駅や電車がどれだけ大変な状況になったかは皆さんもご存知の通りです。結果として、普段数十分で着く会社に3時間とかかかって、着いた頃には疲れきっていて、出社できていない者も多くて仕事にならず、すぐ(まだダイヤが混乱している中を)帰るという羽目になったという状況も少なくなかったようです。そんな状況なのでタクシーも捕まらず、病院に行きたいお年寄り等がとても困ったという話も聞きました。

私が感じているのは、学校の場合は校長、企業の場合は社長なり幹部が、(登校や出社について)早めに適切な判断をして、事前の連絡を徹底すべきなのに、その責務を(全うしていない)放棄しているために、大きな混乱が生じてしまっているということです。中には、「出社については各自の判断に任せる」というような、曖昧で無責任な対応をしていた会社もありました。そういう意味で、月曜日の昼の混乱については、私はある意味人災であったとすら思っています。
某私立学校の先生が嘆いていたのが印象的でした。校長がワンマンなので、下々の者では休校というような決定はできない。ところが、日曜日から校長が(電話でも)捕まらず、対応に困ったまま月曜日の朝を迎えてしまった。その結果、生徒たちに多大な迷惑をかけてしまった…と。こんな学校に生徒を通わせたいとは、とても思えません。危機管理がまったくできていないわけですから…
学校選びをする際に、今回の月曜日の朝の対応を確認してみるといいかもしれません。その学校の本質が見えて来ると思います。

高校2年生の皆さん、大学入試の手続きがスタートします!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月10日 10:21 AM
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ある高校2年生の保護者の方から、「ブログは読みましたけど、うちは英語の民間試験を利用しない大学のみに的を絞って受験しようと考えているので、共通IDや英検の申し込みをするつもりはありません」というお話を伺いました。高校での内申点も良いので、指定校も含めた推薦入試で決めたいという思いも強いようです。私は、そういう判断も全然ありだと考えています。ただし、情報をしっかり把握して、(もし推薦入試でダメだった場合に)一般入試で受験できる大学の選択肢が狭まってしまうというようなリスクを認識しておく必要はあります。その保護者の方は、そういうところまでしっかり認識・納得した上で、本人とも相談して決めたそうです。「こんなに混乱している中で、民間試験を利用すると言っている大学で、しっかりとした教育が受けられるとは思えない。(すでに英検準2級を持っているのに)改めて民間試験の対策の労力や費用をかけることにも納得がいかない」というようなことまでおっしゃっていました。はい、お気持ちはとてもよく分かります。

共通テストの方では、記述問題の採点をベネッセが全部請け負うということが正式に公表されました。(早い時期から、そのことはみんながうすうす感じてはいましたが…) ベネッセに勤めている友人に聞いたら、「社員の一部に加えて、いわゆる赤ペン先生たちが専門の研修を受けた上で採点に当たることになると思うけど、とても人数が足りないので、学校の先生や塾・予備校の講師、そしてやはりはり大学生や大学院生を短期のアルバイトとして採用することになるだろう」と言っていました。時給も高いようなので、もし募集がかかったら、私も含めたGSの講師たちも(副業として)応募しようかと一瞬考えましたが、その時期は入試直前期でとてもそんなことをしている場合ではないということに気付いてしまいました。無理ですね… 実際の採点のスケジュールや公平性はもちろん、受験生たちの自己採点のブレをどうするのか等、様々な問題がまだ解決されていません。

そんな状況ですから、依然として共通テストや民間試験についての反対運動は続いています。(香港ほどの規模ではありませんが)高校の先生方や生徒たちが参加してデモや抗議集会が開かれたというニュースや、SNSへの投稿を多く目にするようになりました。それに対する文科大臣の発言が火に油を注いでいます。(明日の内閣改造で、おそらく文科大臣は交代となるでしょうが、後任の方はこの問題だけでも結構負担が大きくなるはずです。受ける人がいるのでしょうか? 私は下村さんが再度登板するくらいして責任を取るべきだと思っています)
しかしそうは言っても、あと1年余りで新しい制度での大学入試が始まってしまうことは避けられない状況です。現実がそこにある以上、我々としては対応して行かざるを得ません。改革反対の世論がもう少し高まって行かないと、国が舵を切り直すことはないでしょう。文科大臣が、「サイレントマジョリティは改革に賛成している」という発言をしているくらいですから…

というブログを書いている最中に、新しいニュースが飛び込んで来ました。全国高校校長協会が、英語民間試験の中止・延期を求める要望書を、本日文科省に提出するということです。これで少し流れが変わり始めるかもしれません…

南多摩中高の文化祭にて…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月9日 1:42 PM
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昨日は、南多摩中高の文化祭に足を運びました。何だかんだ言って、毎年GSからの受検者・進学者が一番多い学校なので、学校の雰囲気や生徒たちの様子を定期的に定点観測しているということもあるのですが、今回は6年生(高校3年生)の卒業生に、「最後の文化祭で演劇をやるのでどうしても観に来てくれ」と頼まれたこともあります。(優勝したかったので、投票要員として呼ばれたのかもしれませんが…) 朝一の開門前から並んで(すでに結構列ができていて、予定より早く開門しました)、会場の最前列でその生徒が出演する劇(ミュージカル)を観ました。とても素晴らしかったです。
それ以外の出し物も含めて、一通りすべての会場を回って来ました。昼頃にはなかなかすごい人出となっていました。当然、卒業生や受検生(GSの在校生)にもたくさん会いました。

文化祭の様子を通して、私が感じたことが2点ありました。1つは、中学生と高校生が一緒に活動しているメリットがとても大きいということです。出し物はクラス別だったので、直接何かのイベントを一緒に運営しているという場面はありませんでしたが、事務的な運営に中高生が協力して関わっている様子はありましたし、演劇への取り組み等、中学生たちが3年後なり5年後のロールモデルを身近で見られることは大きいと思います。公立中学校や普通の都立高校は、年齢が近い3学年しかいないので、それと較べると一番多感な時期に、少し年が離れた生徒たちと縦のつながりができることが大きいと思うのてす。この部分が中高一貫校のメリット・魅力の1つなのだということを、改めて感じました。
もう1つは、南多摩はやはり女子が強い学校だということです。数年前に立川国際に行った時ほどではありませんでしたが、やはりそのことを強く感じました。私が見学した範囲では、演劇もその他の出し物も、ほとんどのクラスで女子が仕切っていた印象でした。劇の主役は女子生徒がほとんどだったこともあると思います。男子も頑張って関わっていましたが、特に中学生は、女子に指示(命令)されて動いている様子がありありでした。イベントの最中にちょっとしたトラブルが起こった際に、男子がオロオロしていると後ろから女子のリーダーが出て来て、テキパキと指示しているような場面もありました。受検生や保護者等の来場者と積極的に話をしていたのも女子生徒でした。保護者の側もそのあたりのことをよく分かっていて、学校のことを質問したい時は女子生徒を掴まえるようにしていたように感じました。
文化祭の運営の中でそのことを強く感じたのですから、おそらく普段の学校生活の中でもそういう場面が多いのだと思います。少なくとも、中学校に入学する段階では、全体的に女子の方が成績が良いことは以前から知られていることです。(繰り上げ合格は女子ばかりであることからも、そのことは裏打ちされています) しかし、要因はそれだけではないように思います。入学後に、女子が活き活きと活躍できる雰囲気があるのでしょう。逆に言えば、クラス運営やイベント等の場面では、男子が後ろに隠れやすい雰囲気もあるのだと思います。私は、「男子たち、頑張れ!」というエールを心の中で送っていました。

高校2年生の皆さん、大学入試の手続きがスタートします!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月8日 6:35 PM
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まず注意していただきたいのは、今すでに持っている英検の資格はリセットされてしまう(大学入試には使えない)ということです。GSの中学生は英検準2級に合格する生徒が少なくないのですが、「これで大学入試の要件はクリアですよね」とか言っている生徒がいたので、慌てて否定したら悲しそうな顔をしていました。来年の4月以降に実施される「新型英検」のみが対象です。新型英検の見分けのポイントは、「スピーキングテスト」も含めて1日で実施していることです。今の英検は、別日の2次試験で面接を行っているので、対象とはなりません。英検協会も、なかなかうまく考えたものです。今英検の資格を持っている生徒にも、再度受けさせて売上を上げられるのですから…

そうなると、当然受検者の数が相当多くなるわけです。高校3年生だけで数十万人の受検が見込まれるのです。英検協会が言うには、受検会場の確保が相当大変だと。(それはそうだと思います) で、その会場や人員の確保のためには早めに準備が必要だということで、この9月18日から事前予約申し込みがスタートします。英検協会が「ここで申し込みをしておかないと、来年度受検できなくなる可能性がある」と言っている以上、受験生としては予約申し込みをしておかざるを得ないでしょう。ベネッセのテストでほぼ決めているという生徒も、 英検は押さえておいた方がいいと思います。期限は10月上旬までとなっていますが、何か不備等があった時のことを考えて、9月18日以降早めに申し込みをしておいた方がいいでしょう。英検は高校を通さず、個人で申し込みをすればいいようてす。
最大の問題点は、この予約申し込みの時点で3,000円の費用が発生することです。もちろん、実際に受検することになればそちらの受検料に充当されることになるわけですが、万一受検をしなくなっても、この費用は返金されないことが明記されています。ここまで来ると、「英検協会、いい加減にしろよ!」という話なわけですが、受験生としてはある意味人質に取られているようなものなので、どうしようもないのだと思います。

高校2年生の皆さんにとっては、来年のことはまだピンと来ていないと思いますが、このタイミングで手続きをはずすと、来年戦いに参加することすらできなくなってしまう可能性があるので、抜かりなく準備を進めてください。
(次回に続く…)

高校2年生の皆さん、大学入試の手続きがスタートします!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月7日 12:17 PM
  • 未分類

タイトルは打ち間違いではありません。高校「2年生」の皆さんです。
英語民間試験の「共通ID」取得の申込関連の書類が、高校2年生に対して配付され始めたのです。この共通IDというのは、来年度からスタートする新しい大学入試における、「英語民間試験」の成績を管理・集約・大学への提供を行うための個人番号です。このIDを持っていないと、そもそも(英語民間試験の成績が必要な大学の)入試は受験すらできなくなるので、とても重要な手続きです。最終的な申し込み期限は11月となっていますが、高校で取りまとめて申し込みをすることになるので、その高校への提出期限が9月末頃になっているところが多いようです。もうあまり時間がありません。くれぐれも忘れることのないように注意してください。(私は、高校の先生が預かったまま忘れるケースが出るのではないかということを危惧しています。実際、毎年のようにセンター試験ではそういうケースが出てしまいます。その場合、救済措置はありません。受験をできなくなるということです)
申し込みの説明書を私も目を通しましたが、はっきり言って分量が多すぎて(数十ページもあります!)、何が何だかよく分からない感じです。2点ほど、私が重要だと感じた項目がありました。1つは、「当日、番号を書き間違えたら、その試験の成績は使えない」ということ。もう1つは、このIDを利用しての受験は、(4月から12月のうちに)最大2回までしかできないということです。今までの私の認識では、いくつか民間試験を受けて、その中で成績の良い2回分を選べるものだと思っていました。ところが、実際はそうではなくて、受験自体を2回までしかできないということが明記されています。(当日欠席の場合は、この2回分にはカウントされないということも明記されています)
ということであれば、との試験をいつ受験するかがとても重要になって来ます。(まだ力がついていないうちに)あまり早い時期に受け過ぎるのも良くないのかもしれませんし、点数を取り易い試験をチョイスして受けることも必要になるのかもしれません。
私が気になった2つの点を合わせて考えれば、英語民間試験のテスト中にあまりできなくて、「これはダメだ…」と思ったら、共通IDの番号を書かずに提出して来ればいいのではないか?と考えたりしています。(そういう裏技の話が出て来る時点で、制度としては不備があるということです)

現時点で、高校の先生方やGSの卒業生たちの話を総合すると、90%以上の生徒が「ベネッセ」か「英検」(あるいは両方)での受検を考えているようです。特に私立高校の先生方は、ベネッセ推しの方が多いように感じます。営業(接待?)の成果が如実に表れていますね(笑)。
で、その英検についても、9月18日から申し込みがスタートします。再度確認します。現在の高校2年生が受検する、来年の英検の申し込みがスタートするのです。
(次回に続く…)

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