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2016年8月のアーカイブ
夏期講習会も後半戦に…<その1>
- 2016年8月11日 3:05 PM
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結局、昨日も朝一から「竜泉寺」に籠っていました。朝9時前に入場すると、朝風呂割引料金で入れるのです。外は暑かったですが、露店風呂は最高でした。長居し過ぎて、すっかりふやけてしまいました… そして、またカレーうどんを食してしまいました…
早いもので、夏期講習会も後半戦に突入しています。
やはり、夏の前に較べると、得点力の状況が見違えて来た生徒がたくさんいます。夏の前は、確認テストで合格点を取るのにアップアップしていた(ほとんど取れなかった)ような生徒が、「確認テストは満点を取るのが当たり前」という感じになって来たりしています。自分の中での基準が変更になるのが受験生としてとても大きく、1度その状況になると、合格点を取れたとしても、満点を取れなかったことで悔しがっていたりします。何度も言いますが、夏の前はまともに確認テストで点数を取れなかったような生徒たちがです。
ただし、この自分の中での基準は、自分だけで上げることはなかなか難しいのです。最初は、クラスの周りの生徒たちに引っ張られて次第に上がって行くケースが多いです。
例えば、私が担当している中3のクラスでは、今はもう確認テストをやると、クラスで半分以上の生徒が満点を取ります。それ以外の生徒もほとんどが1~2問ミスです。このクラスも、夏に入った頃は決してそんな感じではなかったのですが、夏に入ってから日に日に変わって来ました。みんなが頑張っているので、クラス全体が上に引っ張られている状況です。苦しい状況の生徒たちも、「みんなに乗り遅れないようについて行かなきゃ!」という気持ちによって、何とか踏ん張れているような気がします。まず、クラスとしての「基準」が変わって、それに引っ張られて個人の「基準」が変わって来ているのです。
そういう意味では、受験勉強においては、「学習環境」や「集団の質」がとても大きいということを改めて実感します。
(次回に続く…)
束の間の休息
- 2016年8月9日 8:09 PM
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夏期講習会中は、生徒たち(特に小6・中3の受験生)はもちろんですが、塾講師たちもなかなかハードな毎日を送っています。
GSでは、ほとんどの生徒たちが10時間以上校舎にいるのですが、ということは我々もそれ以上校舎に籠っているわけです。
小6の授業で、労働三法のところで労働基準法の学習をした時に、生徒たちから「夏期講習中、塾の先生たちは法律違反?」という声が出ました。なかなか目のつけどころがすばらしいですが、違います! 年間を通した変形労働時間制を取っていて(もちろん労基署に書類を提出しています)、他の期間の勤務時間が一般の皆さんより少なくなっているため、労基法の基準に合致しています。適法です!
疲れが溜まった時のリフレッシュ法は様々あると思います。私は、最近とてもいい場所を見つけました。地元に昨年末に新しくできたスパリゾート(スーパー銭湯)です。八王子駅から車で10分かからない場所なのですが、温泉地に来たような気分が味わえます。
750円で様々な種類の温泉を満喫でき、畳の休憩スペースでゴロゴロするもよし、岩盤浴やマッサージに身を委ねるのもよし…
写真は、ここの食堂の名物、カレーうどんです。量も味も評判通りでした。
リフレッシュしたい時には、お勧めの場所です。皆さん、そのうち「竜泉寺」でお会いしましょう!
http://ryusenjinoyu.com/hachioji/concept/
私立高校入試日程変更の影響<その3>
- 2016年8月7日 1:55 PM
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何しろ、偏差値ランキングで言うと、上から3つの高校のうち2つがなくなってしまうのですから、他の(その次のレベルに位置する)高校に影響がないわけがありません。
一番厳しくなるのは、明大明治です。ただでさえ(MARCH付属としては)難しくなり過ぎた感じがしているのですが、来春の入試ではさらに難化することは間違いないと思います。特に男子です。GSの生徒たちも含めてということになりますが、早慶高や日比谷・西・国立あたりを目指している生徒(最優秀層ということです)たちの受験者が増えることになります。女子も、今まで青山と優秀な受験生を分け合っていたのですが、青山がなくなったことにより、ほぼ一本かぶりになります。
その次のレベルである、明中(男子)、久我山あたりにも多少影響が及ぶかもしれません。GSの生徒で言うと、早実or慶応→早高院とチャレンジして、12日に(明大明治が難しくなりすぎるので)このあたりの学校を抑えにしようという動きも出て来ています。
いずれにしても、今年までとは入試の難易度がかなり変わる高校が出てくるので、その点には十分な注意が必要です。
私立高校入試日程変更の影響<その2>
- 2016年8月6日 9:28 AM
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過去の例を見ても、こういう人気校が日程を変えて来た時は、当該の学校はもちろんその周りの学校も、志願者数やレベルで大きな影響を受けることが多いのです。
まず慶応義塾と早実は、両校とも例年よりは倍率・合格ラインが下がることは間違いないでしょう。これだけ都立進学指導重点校が復権して来た今でも、どうしても早慶付属高に入りたいと考えている男子生徒は一定数います。早稲田・慶応のどちらかのファンで一方しか受けないという生徒もいますが、両方受ける(数をたくさん受ける)生徒も少なくありません。GSでも、早実→早高院→義塾という黄金パターンで受験に行く生徒は毎年何人かいます。そういうレベルの生徒であれば、3校受ければ少なくとも1つは合格を勝ち取って来る場合がほとんどです。
そのうちの2校の日程が重なってしまうわけですから、受験者が分散し、倍率・難度が下がることは間違いないでしょう。ただし、それでもかなり難しい学校であることは間違いないので、「あわよくば…」という志望校変更はお勧めしません。
2月10日のそれ以外の高校でも影響を受けるところが出てくるかもしれません。開成・桐朋あたりが受験生を奪われることも考えられます。私個人的には、桐朋が一番打撃を受けるのではないかという気がしています。
場合によっては、中附や中杉あたりにも影響が及ぶかもしれません。GSの生徒でもいるのですが、中大あたりで止めて(滑り止めにして)、早高院・慶応で勝負!と考えていた層が、受験校の組み直しにより中大あたりをはずして来る可能性もあるからです。
青山も含めて、2月11日の高校にはそんなに大きな影響はないと思います。影響を受けるとしたら、早高院よりは、明八・日二・帝大というレベルの高校です。青山に受験生の一部が流れる可能性があるからです。
それよりも何よりも影響が大きいのは、2月12日に残った上位の高校です。
(次回に続く…)
私立高校入試日程変更の影響<その1>
- 2016年8月5日 9:38 AM
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来春の私立高校入試は、難関校の入試日程変更により大きな影響がありそうです。
まず何と言ってもインパクトが大きいのは、慶応義塾高校(通称日吉)が、入試日程を2月10日に変更したことです。都内の難関校にぶつけて来た形ですが、特に早実とのバッティングが影響大です。GSで、早実と慶応のダブル受験を予定していた生徒が何人かいたので、ちょっと動揺が走っています。中附・中杉や桐朋との併願を考えていた生徒もいましたが、すべて組み直しとなりました。
こういう形になると、都内の生徒は慶應は受けにくくなります。慶応は2次試験(面接)があるのですが、日程は2月13日です。こちらは、筑駒・筑付・学芸といった国立付属高校とバッティングしています。
慶応がどんなことを考えてこんなに影響が大きい変更を決断したのか真意は分かりませんが、入試日程が遅いことの不利に気付いたことと、第一志望の生徒の割合を増やしたいということを考えた可能性はあると思います。
早実とあえてバッティングさせたのは、早稲田つぶしの意図もあるかもしれません。系列の慶応志木は、1次試験は2月7日ですが、2次試験を2月11日に入れて、早稲田高等学院とぶつけています。これで、早慶高を目指している男子生徒は、早実→早高院という早稲田シフトか、志木→義塾という慶応シフトのどちらかを組むことが多くなると思います。
もう1つは、青山学院の2月12日→11日への変更です。12月が日曜日のためです。いわゆるサンデーショックです。
12日から難関付属高校が2校撤退したことにより、周りの高校も含めて、大きな影響が出ることになるはずです。
(次回に続く…)
都立高校入試問題の自校作成復活!<その4>
- 2016年8月4日 10:48 AM
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それでもやはり、毎年毎年自分の学校で入試問題を作成するのはなかなか負担が大きいと思います。もちろん、入試問題の作成に専念することはできないので、授業・生徒指導・部活指導等通常の業務をこなしながらの仕事になるわけです。(まともな)作問ができる教員は限られているので、どうしても数少ない優秀な教員たちに毎年負担がかかることになります。最近私がお話をさせていただいた何人かの先生のように、入試問題を作成することに喜び・誇りを感じているのであればあまり問題ないのですが、義務感で嫌々の仕事になっているとしたら、みんな(作る方も、それを解く受験生も、指導する塾講師も)が不幸です。
そこで私の提案は、都立高校も入試問題の作成を外部委託できるようにすればいいということです。
皆さんあまりご存知ないかもしれませんが、多くの私立大学や、一部の私立高校は、入試問題の作成を予備校や塾、テスト業者等に委託しています。実は、私も過去には私立高校の入試問題を作成したことがあります。(やはり模試の作成と較べると、緊張感が格段に違いますね…)
また、国立大学は、過去問の焼き直し出題OKということを公式に認めています。実際に、数年前の問題とほぼ同じ問題がそのまま出題されたというケースが散見します。高校入試でも、私立高校で何年か前の問題と同じパターンの出題がされることは決して珍しくありません。私立高校の場合は、先生の異動がないため、昔作った問題を利用しやすいという側面もあると思います。
私が入試問題の作成について常々感じているのは、作問をしている先生方の専門分野と、生徒たちの学習状況にミスマッチが生じていることが大きいのだろうということです。具体的に言うと、高校の先生方は、普段高校生を相手に指導をしていて、当然教科についても高校範囲が専門なわけです。教員免許は中学・高校一緒になっていたりするのですが、やはり普段中学生の指導に関わっていないと、中学生の学習状況や、入試での出題のポイントがリアルに掴み切れないのだと思います。
高校入試の作問については、その道のプロに任せてしまうのが、様々な面で効率的だと考えているということです。もちろん、出題方針・意図をきちんと伝えれば、それに従って作成してくれますし、1度提示された問題の修正もできるので、限りなく要望に近い問題が迅速に作成できると思います。もちろん、経費はかかりますが、それによって先生方の負担が軽減されるのであれば、安いものでしょう。その分、先生方は、生徒指導等、本来の仕事に邁進できるわけです。
それでも、進学指導重点校の先生方は、自校のアドミッションポリシーに則って、頑張って作っているなぁと感じることが多いので、やはり優秀な先生方が多いのだと思います。
ここ数年、共通問題の理科の作問の質がひどいことは、このブログで何度も取り上げている通りです。結局、今年の出題ミスの件はうやむやにされてしまいました。あの時にだいぶ頑張っていただいた都議会議員の先生方が、小池新都知事の支援をしていて、(現時点では数少ない)「知事派」に属しているので、その線から何か新たな動きを取れることを期待しています。
都立高校入試問題の自校作成復活!<その3>
- 2016年8月3日 9:23 AM
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3つ目が一番問題だと思うのですが、「教員の作問能力の向上」という視点です。そもそもグループ作成にすることによってなぜ作問能力が磨かれるのかが理解できません。都教委は、各校の代表者が集まって切磋琢磨することにより、ノウハウ等を共有できると考えていたようですが、違う高校の教員が一堂に会する機会がそうそう持てるわけでもなく、結局各自が作成して持ち寄るというような形になっていたようです。
そもそも、生徒の人生がかかっている入試本番の問題作成において、教員の研修・質の向上という視点を掲げていることがまったく理解できません。暗黙の了解としてそういう要素があるにしても、ただでさえ入試問題の質が低下していることが指摘されている中で、公表されている報告書にそのことを明記したり、現場のアンケートの声を載せる必要はないでしょう。都教委のデリカシーのなさがこのあたりにも見え隠れします。
特に、進学指導重点校の先生方は、自校作成の復活に概ね歓迎モードです。特に、〇〇の科目担当の先生方でその声が多いようです。特に今年のグループ作成問題の質がひどく、「あの問題では優秀な生徒を選抜できない…」という声がかなり上がっていました。「自分たちでいい問題を作るから、余計なことをするな!」ということをおっしゃっていた先生方もいました。頼もしい限りです。
中には、理科・社会の問題も自校作成が可能なようにして、自分たちに作らせろと言っている先生もいます。英・数・国の3教科に較べて問題が易しく、バランスが悪いと考えているためです。
いずれにしても、きちんと勉強をしている生徒たちにとっては、グループ作成が自校作成に戻ることによる影響はほとんどありません。
(次回に続く…)
都立高校入試問題の自校作成復活!<その2>
- 2016年8月1日 10:00 AM
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今年の入試が終了した後、(特に進学指導重点校の)グループ作成問題の評判が悪く、各校の先生方からも何らか見直しがなされると思うという話を伺っていたので、今回の改革はある意味想定内でした。一部には「全校共通問題復活論」もあったため、私はそのことを恐れていました。実際に神奈川県立高校では、数年前に自校作成が廃止されて全校共通問題が復活しています。当然そうなると、難関校の生徒の学力は低下することが予測されます。せっかくここまで都立高校(の一部)が(大学受験において)復活して来たのですから、そのちゃぶ台をひっくり返すことは止めて欲しいと考えていました。そういう意味ではホッとしています。
今回都教委が、グループ作成を廃止するにあたって、様々検討したことと、変更の理由を報告書でかなりじっくりと読みました。やはり、感覚が受験生の実態とかなりズレているということを感じずにはいられません。
入試問題のグループ作成は、大きく3つのことを趣旨としています。
1つは、「現場の教員の負担の軽減」です。これについては、一定成果があったことは間違いありません。すべての高校で入試問題を作成するというのは、なかなか大変なことなのです。実際、今後も中高一貫校はグループ作成を継続します。中学校の適性検査の作成もあるため、特に負担が大きいということと、はっきり言ってしまえば受験生が各校数十名ずつしかいないので、各校ごとに作るのは時間と費用の無駄だという側面があります。
2つ目は、「グループ内で志望校の変更をしやすくするため」ということです。これがまったく理解できません。確かに、GSの生徒でも、西や国立を目指していて、最後の最後で内申や成績が足りないからという理由で、立川や八王子東に志望校を変更する生徒は毎年何名かいます。その時に、入試問題の傾向が多少異なるからという理由で躊躇することはあり得ません。ぎりぎりの段階での差し替えになると、自己PRカードの書き変えが面倒くさいという問題が生じるくらいです。都立と私立くらい問題の傾向が違えば別ですが、都立の進学指導重点校同士の受験校変更で、問題になることはあり得ません。逆に言えば、そんな軟な勉強をしている生徒は、高校に入ってからの学習について行けなくなるはずです。
(次回に続く…)
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