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都立高校入試問題の自校作成復活!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年8月4日 10:48 AM
  • 未分類

それでもやはり、毎年毎年自分の学校で入試問題を作成するのはなかなか負担が大きいと思います。もちろん、入試問題の作成に専念することはできないので、授業・生徒指導・部活指導等通常の業務をこなしながらの仕事になるわけです。(まともな)作問ができる教員は限られているので、どうしても数少ない優秀な教員たちに毎年負担がかかることになります。最近私がお話をさせていただいた何人かの先生のように、入試問題を作成することに喜び・誇りを感じているのであればあまり問題ないのですが、義務感で嫌々の仕事になっているとしたら、みんな(作る方も、それを解く受験生も、指導する塾講師も)が不幸です。

そこで私の提案は、都立高校も入試問題の作成を外部委託できるようにすればいいということです。
皆さんあまりご存知ないかもしれませんが、多くの私立大学や、一部の私立高校は、入試問題の作成を予備校や塾、テスト業者等に委託しています。実は、私も過去には私立高校の入試問題を作成したことがあります。(やはり模試の作成と較べると、緊張感が格段に違いますね…)
また、国立大学は、過去問の焼き直し出題OKということを公式に認めています。実際に、数年前の問題とほぼ同じ問題がそのまま出題されたというケースが散見します。高校入試でも、私立高校で何年か前の問題と同じパターンの出題がされることは決して珍しくありません。私立高校の場合は、先生の異動がないため、昔作った問題を利用しやすいという側面もあると思います。

私が入試問題の作成について常々感じているのは、作問をしている先生方の専門分野と、生徒たちの学習状況にミスマッチが生じていることが大きいのだろうということです。具体的に言うと、高校の先生方は、普段高校生を相手に指導をしていて、当然教科についても高校範囲が専門なわけです。教員免許は中学・高校一緒になっていたりするのですが、やはり普段中学生の指導に関わっていないと、中学生の学習状況や、入試での出題のポイントがリアルに掴み切れないのだと思います。
高校入試の作問については、その道のプロに任せてしまうのが、様々な面で効率的だと考えているということです。もちろん、出題方針・意図をきちんと伝えれば、それに従って作成してくれますし、1度提示された問題の修正もできるので、限りなく要望に近い問題が迅速に作成できると思います。もちろん、経費はかかりますが、それによって先生方の負担が軽減されるのであれば、安いものでしょう。その分、先生方は、生徒指導等、本来の仕事に邁進できるわけです。

それでも、進学指導重点校の先生方は、自校のアドミッションポリシーに則って、頑張って作っているなぁと感じることが多いので、やはり優秀な先生方が多いのだと思います。
ここ数年、共通問題の理科の作問の質がひどいことは、このブログで何度も取り上げている通りです。結局、今年の出題ミスの件はうやむやにされてしまいました。あの時にだいぶ頑張っていただいた都議会議員の先生方が、小池新都知事の支援をしていて、(現時点では数少ない)「知事派」に属しているので、その線から何か新たな動きを取れることを期待しています。

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