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なぜ頑張っても成績が上がらないのか
- 2012年7月28日 3:08 PM
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なせ゛、同じ時間勉強をしても、点数を取れるようになる生徒とそうでない生徒がいるのでしょうか? そんなの能力の違いだろ、と言わないでください。確かに能力の差は歴然とありますが、こと受験勉強においては、学習の「質」と「技術」で多少の能力の差を逆転できることもまた事実です。
まず1つは集中力の差です。同じ時間勉強しても、必死に集中して取り組んでいる生徒と、ダラダラとながら勉強をしていたり、他のことを考えながらやっていたり、10分ごとに休憩を取っていたり?する生徒とでは、成果に大きな差が出てくるのは当然と言えます。しかし、塾に来て勉強している限りにおいては、授業中はもちろん、自習タイムにおいても、そんなに差はついていません。むしろ、家に帰ってからの取り組みで差がつくはずです。そういう意味では、この夏はほとんどの生徒が7~8時間、長い生徒は10時間以上も校舎にいて勉強しているので、あまり心配はないですね。
2つ目は、「インプット」の勉強している時に、「アウトプット」することへの意識を持てているかどうかの差です。分かりやすく言うと、受験勉強で覚えるのは、テスト中にその知識を引き出して答えるためだということです。後で引き出せない知識をたくさん詰め込んでも意味がありません。
覚える時にも、それなりのコツがあるわけです。語呂合わせがその代表的な例です。鎌倉幕府が成立したのが1192年だというのは皆さん忘れないですよね。(ただし、最近これは間違えだったということになりました。今の学校の教科書にはどこにも1192年は出てきません。1185年という説が一番強いです)
暗記法では、自分が知っている知識と結びつけるという方法が主流です。例えば12支の動物を覚える時に、体の部分を12個事前に決めておいて、「頭にネズミが乗っている…」とやっていく方法です。これもなかなか有効だと思います。
漢字や単語は書いて覚える必要があります。手で覚えるという感覚は正しいのです。ベッドで寝ころびながら単語帳を眺めているという構図は、一般論としてはダメなのです。
ショートインターバルで、アウトプットができるかどうかを点検しながら進める必要もあります。そういう意味では、単元ごとに「確認テスト」を行うことはとても理にかなっているわけです。
算数・数学は、わかったところで勉強をやめてはいけません。自分で式を立てて、解いて(計算して)、吟味して答を書くという一連の作業まで、自分でてきるかどうかを確認する必要があります。復習ノート(GSでは合格ノートと呼んでいる)の意味はここにあるわけです。
私が最悪だと考えている勉強の形は、素人(経験のない大学生とか)が教える個別指導や家庭教師です。生徒と講師が1対1で勉強するので、自分のペースでできますし、分からないところはすぐその場で教えてもらえるので、とても効率が良いように思えるかもしれません。確かに学校の定期テスト等、短期間では多少成果が出る場合もあるでしょう。しかし、長期的な受験勉強のレベルでは、百害あって一利なしと言い切ってしまってもよいはずです。傍についていてすぐ教えてもらえる→分かったつもりになる→そのままノートを写す→自分で解かせるとできない→テストで点数を取れない、という悪循環にはまると、生徒本人や親は原因がなかなかつかめないため、「こんなに頑張っているのに、なんで成績が上がらないのだろう…」ということになってしまうのです。
皆さん、個別指導や家庭教師をつける場合は、そのあたりのことを知り尽くした「プロ教師」にお願いするようにしてください。決して、素人の大学生で安く済ませることのないように。後のことを考えると、却って高くつきます。ちなみに、GSでも個別指導のコースはあります。他に比べるとたいへん廉価です。(ブログで営業するなっちゅうの!)
まとめて言うと、受験生はインプットの際にアウトブットも意識して取り組まなくてはならないし、アウトプットの練習にもかなりの時間をかけなくてはならないということです。実際は、インプットばかりに時間をかけていて、アウトプットがうまくできない生徒がたくさんいますが、ここに気づいた生徒は、必ず成果が出るようになってきます。
本題からはずれるかもしれませんが、私自身のことを考えると、最近まったく逆のことを感じています。同じ仕事を25年も続けていると、アウトプットすることはいくらでもできるようになってきます。毎年同じことを繰り返しているので、マンネリ化もしてきます。インプットを意識していかないと、どんどん退化していってしまうような恐怖を覚えます。
そんな理由で、今までに較べると、この一年くらいはインプットすることにも意識して時間と費用をかけています。専門教科や受験の状況等、直接的な知識はもちろんですが、かなり幅広い分野の講演会・研修会・セミナーにも顔を出して、人脈も広がっています。いくつかの資格も取れそうです。(今になって何の意味があるの?と言われてしまいそうですが…) 振り返ってみると、会社勤めをしていた時はほとんどインプットができていませんでした。これも、外に出たからこそ気付いたことです。
点数が取れない3つ目の理由は、
(次回に続く…)
受験勉強で忘れがちなこと
- 2012年7月27日 3:32 PM
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もう1つの視点をまったく意識できていない生徒は、いくら長時間勉強してもうまくいきません。まあ、ほとんどのケースは、本人というより周りの大人(塾の教師の責任が一番重いのは自明)の責任なのですが…
それは、テストで点数を取れるようにしないと意味がないということです。何のために、これだけの時間を受験勉強に充てているのか? 当然、入試で合格するため、つまり入試本番のテストで合格点を取るためです。特に高校は義務教育ではないため、少なくともどこか1つは合格点を取って帰ってこないと、高校に進学することができません。この当たり前のことを忘れて、ただひたすら長い時間勉強することで満足してしまっているケースが少なくないのです。誤解を恐れずに言えば、私は同じ点数を取れるのであれば、極力勉強時間は短い方がいいと考えています。だからこそ、勉強の効率が重要になってくるし、時間対効果・費用対効果を意識した勉強が必要なのです。
では、同じ時間をかけても、なぜ点数を取れる生徒と取れない生徒がいるのでしょうか?
(次回に続く…)
すいません。夏期講習中のため、ブログを書く時間があまり取れません。決してもったいぶっているわけではありません。あっ、授業に行かなくては…
夏期講習会スタート!
- 2012年7月26日 4:18 PM
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本日より夏期講習会が始まりました。一番遅い学校が本日終業式だったため、通常よりやや遅いスタートとなりました。
小6・中3は午前中から授業が始まっていますが、やはり受験生は真剣そのものです。この夏が勝負だと分かっているので、緊張感も漂っています。小6のクラスで、緊張感をほぐそうとしてとっておきのネタを振ったら、引きつった笑いが帰ってきました… まだまだ修行が必要です。
とにかく、勉強の量を確保させることが第一です。1日の半分を受験勉強に費やせる期間は、一生のうちでそうはありません。もちろん宿題はありますが、それ以外の復習と練習にどれくらい時間をかけられるかで差がつきます。授業でやったことを、自分なりにもう1回確認して、分からないところを解消することが大切です。自分だけで解決できないところが出てきたら、(授業が毎日続くため)当日か翌日の授業前に教師を利用して解消して欲しいところです。国語の漢字、算数・数学の計算、英語の単語等も、毎日コツココツ取り組むと力がついてきます。授業の中での確認テストがペースメーカーとなると思いますが、とにかく「継続は力なり」で取り組ませていきます。ある程度のところまでは、勉強した量と成績は比例して出てきます。(比例定数・傾きは生徒によって違ってきますが…)
しかし、小6・中3生は、たくさん勉強すること以外にもう1つ別の視点が必要になってくるのです。
(次回に続く…)
「Good Smile」の効用2
- 2012年7月25日 12:20 PM
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笑顔の効用の2つ目を書きますので、次の2行を集中して読んでみてください。
「笑顔を作ることにより、今は自分にとって好きなこと・心地良いことをやっていると脳が勘違いして、通常より理解力・記憶力が高まる」
どうでしょうか? 言っていることが理解できたでしょうか? 私は、このことを聞いた時に、ちょっと大げさに言うと、戦慄を覚えました。もっと分かりやすく言うと、「生徒が授業を聞く時に、ぶすっとして聞くのと、笑顔で聞くのとでは、理解力・記憶力に差がつく」ということです。心理学的に言っても、人間は自分にとって嫌な記憶は早く忘れようとし、心地良い記憶は長く保存しようとする意識が(無意識に)働くため、このことは裏付けられるようです。
そういえば、以前脳科学者の茂木健一郎先生の講演を聞かせていただいた時に、脳が喜びを感じた時に出る「ドーパミン」という物質を出し続けることが学習を強化するポイントだ、とおっしゃっていたことを思い出しました。
ということであれば、授業中や家で勉強する時は、「笑顔」で勉強した方がいいに決まっています。人間誰しも気持ちが乗らない時はありますが、そん時ほど無理にでも「笑顔」を作って取り組んでいく必要があるのかもしれません。「苦しい時ほど、笑顔で明るく頑張る」 これこそ正に、GS進学教室の目指している理念・ポリシーに他なりません。
そのためには、まず職員が笑顔で生徒を迎えなくてはなりませんね。明日から夏期講習会が始まりますが、朝の職員MTでは、「笑顔チェック」から始めようと思います。
「Good Smile」の効用
- 2012年7月23日 1:14 PM
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昨日、あるセミナー・研修に参加してきました。全体としては、「講師力アップのために」という内容のセミナーでしたが、その中で「笑顔の重要性」についての講義がありました。Good Smileを標榜している「GS進学教室」としては、見過ごせないテーマなわけです。それこそ、自然な笑顔の作り方のレベルから話がありました。(「ラッキー♪」と言った時の口元が笑顔の基本だそうです。皆さん、やってみてください)
笑顔の効用についてはよく言われていますが、まず「好感度を上げる」という点があります。(特に初対面の時に)ぶすっとしているよりは、笑顔の方が相手に与える印象が良いのは間違いないし、学校生活や仕事・友人関係・恋愛等、あらゆる人間関係において、得をすることが多いはずてず。(私はどちらと言うと、損をしてきた方ですけど 笑) この、周りの人から見た時の笑顔の効用という視点は、皆さんも理解・実践されている方が多いと思います。
しかし、今日お伝えしたいのは、2つ目の視点についてなのです。笑顔のもう1つの効用は、自分のためにあるのです。この話は、GSとしては正に、我が意を得たりという感じでした。それは…
(次回に続く…)
夏の計画
- 2012年7月22日 11:14 AM
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のどかな日曜日です。気温が25度近くあっても、涼しく感じるから不思議です。しかし、数日の間で気温が15度以上違うと、体調管理が難しいですね。冬の布団や上着をしまったり出したり大変ですし… 体調を壊している生徒も目立ちます。おかげ様で、私は丈夫な体だけが取り柄のため、元気があり余っています。
今日あたりから夏期講習会が始まっている塾が多いようです。八王子地域は25日まで学校があるところも多いため、26日からの開講としています。24日までは通常の授業が行われます。
勝負の夏に向けて、「GSシート」を元に、生徒たちと相談しながら夏の計画を立てています。明確な目標(志望校・偏差値・内申等)を設定して、それを達成するための5W1Hを落とし込んでいるわけです。特に非受験学年の生徒たちは、これを作るのになかなか苦労しています。今の自分の置かれている状況が、あまりピンと来ていないためです。教師たちがそこをレクチャーしながら、何とか形になってきました。これが全部達成できたら、なかなかすごいことになるぞとワクワクしています。
あと4日で「夏」が始まります。何としても結果につなげられる夏にしてあげたいと強く思います。
都立中に合格させるには…2
- 2012年7月21日 7:26 PM
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都立中は、ほとんどの学校で女子の方が平均点・合格最低点が高いのです。(補欠繰り上げがほとんど女子であることがそれを証明している) 定員は男女同じなので、女子の方が入りにくいということです。
算数・理科系の問題は男子の方が得点力が高いので、いかに作文で女子の方が点数を取れているかがお分かりいただけると思います。一般的にこの年代は女子の方が精神年齢が高いということもありますが、それだけではない理由があるのです。
本番で点数をもらえている作文には、いくつかの共通項があります。まず1つは、字がきれいなこと。答案再現をした答案は、本番とは多少字が違うと思いますが、それでも結論は明らかです。字が汚い答案は、それだけで大きなハンディを背負うことになります。字の上手い・下手というよりは、読みやすいことが必要です。字の大きさや濃さも関係あるでしょう。私は、筆記具(シャーペンの芯の濃さ)を変えさせるところから始めることがあります。可能であるならば実験してみたいことがあります。それは、入試本番でまったく同じ内容の作文を、字の上手い(読みやすい)生徒と下手な(読みにくい)生徒が書いて提出することです。きっと点数が違って出てくることでしょう。残念ながら実験はできませんが…
2つ目は、都立中が要求している最低限の形式が整っていることです。表記についてはもちろんですが、内容についても都立中が要求している(点数を取りやすい)形式があるのです。「起承転結」とか、「序破急」とか、「い〇た〇ご」とか、そんなレベルの低い話ではありません。これ以上はここでは書けませんが、「体験」も含めての構成の問題だということはお伝えしておきます。
3つ目は、「論理性」です。まず文章全体に矛盾がないことが大前提。時々、冒頭に書いた結論と、最後のまとめで書いた結論が異なってしまっている答案があります…
4つ目は、「地雷」を踏まないこと。これも内容はここでは詳しく説明できません。
私は、5つ目が一番重要だと感じているのですが、それは「〇〇〇〇い作文」であることです。すいません。これも書けないですねm(__)m 今まで、90点以上がついた作文は、私が読んだ時に例外なくこう感じました。
あくまでも私の個人的な意見ですが、国語の大家と言われる講師は、都立中の作文の指導がうまくできない(点数を取らせられない)と思います。私立中受験の方で腕に覚えがある講師に限って、作文の模範解答を作らせると、とんでもないものを出してくるケースが多いです。難しい理屈ばかり捏ね回すんですね。都立中ではそんなこと求められていないのに… (私の周りにたまたまそういう講師が多かっただけかもしれませんが…)
わかりやすく言うと、「都立中の作文は国語とは別の独立した科目である」という認識が必要だということです。国語力とは別のところの記述・テクニックで、点数を取らせることが可能です。だからこそ、特定の塾が都立中の合格実績を独占することができるのです。
都立中に合格させるには…
- 2012年7月20日 11:19 AM
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ひと言で言うと、「対策が特殊なだけに、的確な対策をきちんとやっている生徒が圧倒的に強い」ということです。特に多摩地区では、まだ都立中入試の対策の歴史が浅くて(まだ4~5年)、ここ1~2年で多くの塾が参入してきましたが、的を射た対策を行っている塾は少ないのが現状です。私は今まで大変多くの都立中受験者と接してきて、他塾と掛け持ちだったり、他塾から転塾してきたりした生徒に教材やノートを見せてもらうケースも少なくありませんでしたが、(誤解を恐れずに言えば)まともな指導をしていた塾はほとんどありませんでした。特に大手で私立中指導の片手間でやっているところがひどいですね… 先生方が、「私立中とはまったく別物」だという切り替えができないのだと思います。
具体的なことを書いていきたいのですが、残念ながらここから先は企業秘密になってきます。続きを聞きたい方はぜひGS進学教室へ(笑)。
「ブログで営業するな、最低!」という声が飛んできそうなので、1点、作文について、触れられるところまで書きます。
当たり前のことなのに、多くの保護者の方・塾の教師たちが忘れていることがあります。それは、入試の本番で点数を取らなくてはならないということです。
今まで、入試本番が終わった後に、生徒に作文の再現を数多くさせてきました。都立中は情報開示制度があり、本番の点数を科目ごとに教えてもらえるので、その点数を生徒から回収して、再現した答案と見比べる作業を続けてきました。その結果、どんな作文が点数を取れて、どんな作文が点数にならないのかが、何となく見えてきたわけです。ある程度ですが、学校ごとに採点基準に違いがあることも分かってきました。
まず、都立中の作文はある程度型にはめないとダメだということてす。好き勝手に書いていたら、かなり作文の力がある生徒でも点数を取れません。ひとりよがりの文章もダメです。私立中受験の方で国語の成績がいいのに、都立中の作文になるとからっきし…という生徒がいますが、ここでやられているケースが多いと思います。分かりやすく言うと、生意気な文章なんですね。俺様の主張は正しいに決まってるだろ!みたいな(笑) 「鼻につく文章・作文は点数をもらえない」これを覚えておいていただくだけでも、かなり有利になるはずです。
一方、女の子に多いのですが、いわゆる国語力は大したことないのに、都立中の作文ではとても良い点数を取る子がいます。それこそ、本番で100点とか90点以上つくケースもざらです。適性検査(特に理系)ではそんなに差はつかないので、作文でこれだけぶっちぎれれば、大きいですよね。
そんな生徒たちの作文をじっくり読み直してみると、ある共通項があるのです。
(次回に続く…)
都立中入試の特徴
- 2012年7月19日 11:53 AM
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都立中は、学校教育法(施行規則)により、「学力試験」を実施してはならないことになっています。しかしそれは建前で、「適性検査」という明らかな学力試験を実施していることは、周知の通りです。
私立中との違いを都の狙いも含めてあえて挙げるとすれば、まず小学校の報告書(通信簿です)が本番の入試で点数化されること。中学校にもよりますが、およそ3割の比重を持っています。これは大きいですね。都立は、いわゆる「良い子」を欲しいわけです。勉強はできるけど、忘れ物が多い等のいい加減な生徒や、集団生活に適応できなかったり、発言が苦手で意欲が外に出せないような生徒は不利になります。学校でリーダー的な存在で、勉強もスポーツもできるという生徒が理想ですね。(そんな生徒は、そうは多くないでしょうが…)
2つ目は、適性検査の内容が暗記・詰め込みではほとんど対応できないこと。私立中の入試問題だって、付け焼刃の詰め込みではどうにもならないのですが、都立中はほとんどが記述問題で、600字程度の作文(実質小論文です)が必修のため、まず「書けない子」は受かりません。適性検査も、確かに1問ごとに問題・図・グラフ等をしっかり読み取って、じっくり考えた上で「自分の考え」を書くタイプの問題が多いため、暗記学習ではどうにもならないというのはその通りだと思います。都の本音として欲しい生徒は、ずばり「勉強していなくても、(適性検査で)点数を取れる生徒」です。低学年のうちから塾通いを続けていて、中学入学の段階で伸び切っているような生徒は、概ねその後伸びないケースが多いのです。大学入試で(都立から)難関国立大学を目指すような生徒としては、いわゆる「乾いたスポンジ」みたいな生徒がいいのは、とてもよく分かります。
しかし、都がその方向で考えれば考えるほど、思惑とは逆の結果が生まれてきているのです。都立中の現場の先生(校長先生や副校長先生のレベル)方は、そのことに薄々気付き始めているようです。
それは何かと言うと、今の入試制度・適性検査の内容だからこそ、「努力」で合格できる割合が高くなってきているということです。これを説明していくのはかなり骨が折れる作業なのですが、「結果」として、多摩地区ではある1つの塾が都立中の定員の実に40%以上(学校によっては半数以上!)の合格者を独占しているという事実だけを見ても、このことは裏付けられると思います。
(次回に続く…)
都立中の進学対策
- 2012年7月18日 1:01 PM
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特に多摩地区では、都立中の人気が相変わらずです。私立中の選択肢が少ないこと、以前から(都心部に比べると)都立高校の人気が高かったこと等、地域的な特性もありますが、やはり経済的な理由が大きいと思います。何しろ、6年間授業料は無料ですから、私立はよっぽど差別化をしないと苦しいでしょうね。
ここ数年、多摩地区の都立中は7倍~9倍程度の競争率となっていて、一時よりは落ち着いてきているものの、今後も人気は衰えないはずです。
その人気を支えるのが、学校の中での進学指導と(難関)大学への合格実績です。都の教委の都立中に対するスタンスが年々変化してしていることに気づきます。今年の報道発表資料を見ても、「都立中高一貫校は適性検査により入学者を決定しているため、多様な生徒が在籍しており、(中略)社会の様々な場面・分野でリーダーとなり得る人材を育成する」と目的を書いていて、このスタンスはこの7年間変えていません。ただし、最近はこの後にこう続くのです。「多様な生徒の中には、難関国立大学等に進学を希望する生徒が少なくなく、(中略)将来の目標実現に向けて(中略)難関国立大学等への進学希望に応える進学指導を行う必要がある」
いかがでしょうか? 「リーダーとなる人材の育成」という建前(?)は崩していませんが、結局難関国立大学に進学させなきゃダメでしょ、ということを都が認めてしまっているわけです。生徒・保護者の本音のニーズはそこにあるわけで、現実的に優秀な生徒を取りに行っている(もっと言えば私立から奪いに行っている)スタンスがありありです。
さらに都がすごいのは、この「難関国立大学」の定義を明確にしているところです。東大・一橋・東工大・京大と国立大医学部です。まるで、予備校のチラシの合格実績の括りみたいですね。
ちなみに、今春の現役での「難関国立大学」の合格実績は、白鴎8名、両国8名、小石川5名、桜修館11名です。分母が少ないことを考えれば(160名程度)、大健闘と言ってもよいでしょう。ただし、都立中からの大学入試はまだ始まったしばかり(2年目)です。多摩地区では2年後に武蔵・立川国際が、4年後に南多摩・三鷹等が受験生を送り出しますが、この頃になるとさらに難関国立大学等の受験地図は塗り替えられるはずです。
その背景もあるので、今後ますます厳しい闘いとなっていくと思われる都立中の入試ですが、まだ大きな誤解が世間にはあります。それは生徒や保護者の方の責任ではなく、どちらかと言うと我々の業界(塾・講師)に責任があるように思います。都立中の適性検査(作文を含む)は、私立中の入試とはまったく別物で、短期間での対策は無理だし、(倍率も高いので)合格・不合格は時の運だ、というような風潮がまだあるのです。事実はまったく異なります。
(次回に続く…)
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