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GS進学教室

コインランドリーで人生を考える<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月20日 6:20 PM
  • 未分類

私くらいの年齢になったら、ましてや会社を経営する立場なわけですから、定期的に将来のことや、物事を思索する時間を取らなくてはならないことは肝に銘じているつもりです。しかし、実際には日常の忙しさにかまけて、(生徒指導・保護者対応をはじめとする)目の前の仕事に没頭してしまうことが多く、なかなかそういう時間を取ることができていません。なので、意識して捻出する必要があるわけですが、今の私の場合は、週に何回かのマッサージ機タイムをその時間に充てているということです。人によっては、入浴タイムや、夜ベッド(布団)に入ってからが、ものを考えるのにベストの時間だという場合もあるでしょう。私の場合は、それはまったくできません。お風呂は烏の行水のごとく数分で出てしまいますし(夏はシャワーだけで済ませてしまうことも…)、夜はぎりぎりまで仕事をしたり本を読んだりしていることが多いのですが、布団に入ったら数秒で眠りについてしまいます。余程のことがなければ、朝まで目を覚ますことはありません。これは旅行に行ったりして環境や枕が変わっても同じなのですが、よく他人に羨ましがられます。夜なかなか眠れなくて困っている方の辛さは、私には自分の体験としてはイメージすることができません。

で、この数週間、無重力マッサージ機の上で様々なことを考えたわけですが、改めて気付くのは、自分にとってもやはりコロナの影響はとても大きいということです。半年前とは、考えていること、大袈裟に言うと「仕事や人生の価値観」がまったく変わってしまいました。もう「コロナ前」には戻れないでしょう。半年前には、こんな状況になるとは想像もしていませんでした。
仕事の行く末について考えたことは、ここではあまり具体的に書くことができないことも多いのですが、書ける範囲でいくつか挙げておきます。

◯在宅ワーク・オンライン授業が日常的で当たり前のことになる
→これについては、改めて書くまでもないでしょう。コロナが落ち着いても、当たり前のように継続して行くことになります。一般の企業の事務職や、IT系の企業等はすでにそちらに大きく舵を切り始めていますが、学習塾についてもこの波は広がって行くはずです。この3ヵ月で、十分やって行けるということが分かってしまったからです。GSで言えば、オンライン授業になっても、テストの成績(模試や中学校の定期テスト)にマイナスの影響はほとんど出ていません。小6・中3の受験生については、夏期講習会も含めたここからの本格的な入試対策のところでは、やはり生徒たちを目の前に置いて指導したいと考えています。過去問を解く際は、やはり家だとなかなか気合いが入らないようです。1つ例を挙げれば、今後は台風や大雪で授業を休校とすることはなくなります。生徒も講師も自宅にいながら授業ができるからです。停電やネットの接続がダメになったら難しくなりますが…
私がこの間考えていたことは、オンライン授業であれば、それこそ全国から生徒を集められるのではないか?ということです。入試問題の対策のことを考えたら、現実的には東京都内のみということになるのかもしれませんが、校舎への通塾を前提としない形の生徒募集は検討しようと考えています。毎年、ちょっと通塾するには時間がかかり過ぎて難しい地域にお住まいの方からの問い合わせを結構いただきます。ニーズはあると思います。

〇「拡大路線」を進めることにあまり興味がなくなった
→8年前にGSを開校した時は、やはり行く行くは「株式上場」をイメージしていました。その過程として、校舎数を増やし、売上・利益を増やして行くことが規定路線となっていました。生徒数がかなり増えて、今の校舎が手狭になったこともあり、ずっと、「2号館」「2校舎目」を具体的に検討していました。実は、3度「契約一歩手前」まで行ったのです。3度とも直前で「突発的な事変」が生じ、契約に至りませんでした。(3回目は今春の高校部専門校舎です。物件は2つまでに絞り込んでいました。コロナがなければ、確実に契約して立ち上げていました)
今現在は、「株式公開・上場」については、まったく興味がなくなりました。一昔前は、それが起業人のステイタスであり、やはりそこを一旦のゴールと考えることが当然だったのかもしれませんが、今はもう時代が違うでしょう。私は最近はメリットよりもデメリットの方が大きいと考えるようになりました。今1つの校舎のみですが、お陰様で常に満席近い運営を継続することができるようになり、社員講師を6名抱えながら何とか利益を出すことができています。正直、「現状維持で何がいけないのだろうか…」と考えることもあります。しかし、GSで学びたいという生徒がまだまだたくさんいるわけですし(現在ウェイティングリストの名前が結構増えて来てしまいました)、「将来はGSで働きたい」と言ってくれる講師も少なくないので、(八王子の2号館も含めて)校舎を増やして行くことは考えなくてはいけないだろうと思っています。現状でも社員講師の待遇は(私が知っている範囲の)大手塾と較べても見劣りしないはずですが、もっともっと改善して行きたいとは常に考えています。その1点において、売上増・利益増にはこだわって進めて行くつもりです。株式を無理に公開しなくても、それはできるということです。

〇成績アップ・第一志望校合格には引き続きこだわって行きますが…
進学塾として運営している以上、社会の状況がどんなに変化したとしても、この一線は譲ることができません。最終的には、「入試において第一志望校に合格させる」ということがすべてに優先します。開校以来で言うと、年によって多少の幅はありますが、私立中・私立高・都立進学指導重点校の第一志望校合格率はだいたい75%前後、都立中の合格率はだいたい40%前後で推移しています。入塾当初の成績からすると、(第一志望校は)かなりチャレンジさせている生徒が多いので、その中での合格率ということで言えば、かなり高いはずだと自負しています。「早いカリキュラムと過去問レベルのしかけ」「絶対的な勉強量確保」「確認テストや復習ノートでの追い込み」「どこよりも早い(裏情報も含めた)正確な入試情報の提供」が、生徒たちの合格を支えていると分析していますが、突き詰めて言えば講師の経験値・力量に行き着く部分だと考えています。(それ故に、近隣の大手塾と較べると、講師の平均年齢がかなり高いのですが…)
ただし、今回のコロナの影響を様々考えた時に、進学塾としても、それ(成績アップと合格)だけては絶対にダメだと強く考えるようになりました。
(次回に続く…)

コインランドリーで人生を考える<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月18日 1:21 PM
  • 未分類

最近、朝一でコインランドリーに行くのが日課になっています。今週は1日置きに3日出かけました。毎日降り続く雨により、洗濯物がまったく乾かなくて困っているからです。世の主婦の皆様は、かなりストレスが溜まっているのではないかと想像しています。近所にコインランドリーは結構あるのですが、車を止められるところがほとんどなく、私はスーパーに併設されている大型コインランドリーまで遠征しています。今朝は、9時くらいにすでにたくさんの人が来ていました。幸い、1つだけ空いているボックスがあり、待たずに済みました。
基本的に、家で洗濯機にかけてから乾燥機だけを使いに行く感じなので、30分程度で終了するのですが、まだスーパーも開いていない時間なので、待っている時間は写真の無重力マッサージ機に身を委ねています。17分間で300円です。これがなかなか気持ちいいのです。体がほぐれて血行が結構良くなり、気持ちがリフレッシュできたような感じがします。マッサージが終わって、フカフカで温かいバスタオルを取り出すと、とても幸せな気分になります。雨が続いて鬱陶しい中で、プチ幸せを感じたい方にはお勧めです。

で、お伝えしたいのはここから先です。
マッサージ機に身を委ねている時間、様々なことを考えます。17分間という短い時間ですが、結構長く感じます。当日の仕事の段取りや、授業・面談の予習をしていることが多いのですが、今日は長い目で将来のことを考えていました。会社の行く末についてはもちろんですが、(おそらく半分以上は過ぎてしまっている)自分の人生についても少し考えました。普段そういうレベルでいかにものを考えていないかということに改めて気付きました。今後も、定期的にこういう時間を意識して確保する必要があると思います。
(次回に続く…)

塾もサバイバル…<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月16日 10:37 PM
  • 未分類

新型コロナウィルスの感染状況はそう簡単には収束しないだろうということに、みんなが気付き始めています。特に東京では第2波が押し寄せて来たと言ってもいい状況にになってしまっています。「重症者が少ないからそんなに心配する必要はない」というような論調もありますが、例え数%でもリスクがある以上、自衛を徹底して行くしかありません。もうこれ以上経済を止めるわけには行かないというのもその通りですが、だからと言って密な状態を解禁したり、感染防止対策を疎かにしていいということにはなりません。
専門家の意見を総合すると、今のような状況が、あと1年くらいは続く可能性が高いようです。そうなれば、東京オリンピックは来年も開催することはできないでしょうし、(密が前提となる)大小様々なイベントも自粛を継続せざるを得なくなります。

教育について言えば、そこの動きが一番早いのが大学です。もうすでに、9月以降も授業を完全にオンラインのみで行うことを公表している大学が結構あるのです。GSの卒業生でも、(4月以降)まだ1度も大学に行ったことがないという者が何名かいます。せっかく(勉強も含めた)キャンパスライフを楽しもうと思っていたのに、下手をしたら今年は1度も大学行かずに終わってしまうのかもしれません。
私立中高は、来春の入試を例年通りに実施できない可能性も視野に入れて動き出しているところが多いです。この状況の中では、電車に乗ってまで学校に通おうとする生徒は大幅に減ってしまうのではないか(生徒が集まらなくなってしまうのではないか)という危機感を持っている先生方も多いです。(その部分でも都立中高は危機感がないように感じます) ここ1ヵ月くらいで、家庭の経済状況が想像以上に悪化しているというデータを目にする機会が多くなりました。特に中堅以下の私立中学(特に男子校・女子校)は大きな影響を受けることになるでしょう。塾がこれだけつぶれているのですから、学校だってうかうかしていらいれないということです。

塾については、今までだいぶ書いて来ましたが、生き残れる塾とそうでない塾で完全に2極化することになるはずです。大手塾の中てもそうなるでしょうし(私は最終的には3つぐらいのグループに再編されると予想しています。メガバンクのように…)、個人塾や地域密着の小規模塾は、生き残るためのハードルが今まで以上に高くなります。5年後、いや3年後に生き残っている塾は、何らか武器(強い特長)を持っている塾です。中途半端な塾は、その頃まで体力(資金力)が持ちません。
最後に、<「こんな塾が生き残る!」10の特徴> というリストを載せようと思い、一旦書いて下書き保存したのですが、こういう場で公開するメリットはほとんどないということに気付いたのでやめることにしました。(顧問先の塾にはすでに伝えてあります) 1つだけ書いておくと、昨年までとはリストの内容が大幅に変わっているということです。①は「当日でもオンライン授業に切り替えることができる」という項目ですから… (あっ、1項目公開してしまった…) ちなみに、コロナ以前の「塾生き残り10項目リスト」は、数年前に「週刊ダイヤモンド」で特集が組まれた時に寄稿して大々的に掲載されたので、今でも検索でヒットすると思います。興味がある方は、そちらをご覧ください。

塾もサバイバル…<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月15日 1:14 PM
  • 未分類

コロナの状況が落ち着いたとしても、様々なことがコロナ前に戻ることはありません。人々の生活様式や働き方、企業の舵取りや全体の経済状況については、様々な場面で語られているので、何となくイメージできている方が多いと思いますが、受験の意味合いや塾に期待されること等も大きく変わって来ると思っています。正にパラダイムシフトです。

まず、全員が一堂に会して何かを行うという機会が、大きく減ることになるはずです。非日常のイベントはもちろんですが、日常的な仕事や学校・塾もその方向で進んで行くでしょう。
特に事務系やIT系の会社は、在宅ワークでもまったく問題ないということに、みんなが気付いてしまいました。いや、問題がないどころか、通勤時間や形式的な会議・MT等、いかに非効率な時間が多かったかを認識することができたのです。経営者は、オフィスのスペースがこんなにいらないということに気付きました。数ヵ月間、半分くらいのスペースでも問題なく仕事を回すことができたからです。実際、特に都心部では、大幅なダウンサイジングが進んでいるようです。今後もこの傾向には拍車がかかるでしょう。

学校や塾では、オンライン授業が必須となりました。コロナの問題がなくても、取り入れて行かなければいけないタイミングに来ていたのですが、遅々として進みませんでした。それがわずか2ヵ月で一気に浸透しました。今は高校生以上や塾に通っている中学生で、zoomを使えない生徒はほとんどいない状況です。特に塾では、生徒や保護者の方と、システムやラインでつながったりして、距離感が一気に縮まったところが多いようです。GSでは、動画システムでは100%、ラインでは95%以上のご家庭とつながっています。これにより、休校中でも生徒や保護者の方と、それなりにコミュニケーションを取ることができました。
私が一番感じているのは、授業だけやって終わりというような、生徒・保護者の方と距離感が遠い塾は、もう生き残って行くことができないだろうということです。
(次回に続く…)

塾もサバイバル…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月13日 6:33 PM
  • 未分類

ここに来て、新規入塾の問い合わせが急に増えて来ました。今年はコロナの影響で、3ヵ月間新規募集をストップしていたのですが、6月中旬から募集を再開した途端に問い合わせ・入塾手続きが相次いでいます。一番多いのは小学生の低学年と高校生ですが、この1週間は中学生の問い合わせが増えて来ました。大変残念なのは、中1・中2はすでに満席で募集停止となっていることです。ウェイティングリストの人数も少しずつ増えているのですが、いつ空きが出るかは何とも言えません。中3はあと1席のみですが、先週末に体験授業の申し込みが入りました。この生徒が入塾基準をクリアして手続きになれば、中3も募集停止となります。高1もすでに満席となっています。高2・高3はオンラインコースのみなので、まだ大丈夫です。

特にこの1ヵ月で新たにお問い合わせをいただいたのは、ほとんどが他塾に通っていた生徒なのですが、「通っていた塾がつぶれてしまった」というケースが多いことに驚いています。大手塾で校舎閉鎖となったところもありますし、長年運営して来た個人塾で急きょ閉じることになったところもあります。(他の地域ですが)私の知り合いの塾でもつぶれてしまったところがあります。塾長は、「1学期は何とか凌いで夏期講習で挽回しようと思っていたけど、学校の夏休みが2週間に短縮されてしまって詰んだ…」と言っていました。塾にもよると思いますが、平常月は赤字か収支トントンくらいで、夏期講習の分で年間の利益を稼ぐというような構造になっている塾は少なくありません。日曜特訓や合宿等のオプション授業で「稼ぐ」ことが、経営基盤の前提になっている塾もあります。今年は合宿はもちろん、1教室に大人数を詰め込んでの授業もできないので、大手塾も含めて今後苦しくなって来る塾はさらに増えて来ると思います。

GSはおかげ様で、その部分ではまったく心配のない状況です。今年度の授業がスタートした時点で、生徒数は開校以来最多となっていたことが大きいです。新規入塾の生徒を3ヵ月ストップしましたが、もともと満席となっていた学年が多かったので、あまり影響はありませんでした。授業が急に休校となったので、授業料の減額は行いましたが、その分は東京都の「休業協力金」で賄うことができました。(ありがとうございます!) 夏期講習会の期間が短くなってしまったことは、(売上的にも)痛いのですが、まぁ想定内で、経営的に大きな影響が出るレベルではありません。動画システムやzoomでのオンライン授業の導入、(換気や密を避けるための)教室の改装費用もかなりかかっていますが、こちらも助成金でだいぶ賄えることになりそうです。(現在申請中のものが多いので、これから結果が出て来ます)
もちろん、社員の給料はきちんと支払うことができています。昨年度の決算状況が良かったので、(私も含めて)全員昨年よりは多少なりとも手取り額は増えています。今年のこの状況の中で、会社を存続し、生徒たちの学習の場と社員の雇用を守ることが、経営者としての最大の使命だと考えています。今後もまだまだ予断を許さない状況が続くと思いますが、褌を締め直してしっかり取り組んでまいります。
(次回に続く…)

e-ポートフォリオ廃止決定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月11日 1:18 PM
  • 未分類

大学入学共通テストの記述問題や、英語の民間試験活用が中止になってしまったことも含めて、これだけ大きな混乱を招いた文科省の罪がとても大きいことは間違いありません。世間では萩生田さんが叩かれていますが、私はちょっと違う見方をしています。(地元贔屓ということではありません。たぶん…) この間、萩生田さんが入試制度変更等の会見をすまなそうに行っていることが多いので、バッシングされてしまうことになるわけですが、よくよく経緯を考えてみると、前任者・前々任者(いやもう1人前かな?)の文科大臣たちが作り上げた負の遺産を、ここ2年くらいで一気に解消(改善)しているのが萩生田さんであるということです。
今になって振り返ってみると、e-ポートフォリオもそうですが、記述問題も、英語の民間試験も、どう考えても無理がある制度だったので、あのまま大学入試に導入されていたら…と考えると、ちょっと背筋が寒くなります。確かに今の高3生は様々振り回されてしまい実質被害が大きく、とても可哀想な思いをして来てしまっているわけですが、文科省しては、ぎりぎりのところで自浄能力を発揮して踏み止まったという言い方もできるわけです。その辛い仕事を一手に引き受けて、手を汚してあえて悪者になっているのが萩生田さんなのです。真偽のほどは分かりませんが、ご本人が「俺は前任者たちのケツを拭いてやっているんだ」と(プライベートの場で)発言したという話も漏れ伝わって来ています。安倍総理の強力な後ろ盾があるからこそできたことだと思いますが、ある意味日本の教育(大学受験の制度)を救った救世主だという見方もできるのではないでしょうか。(ちょっと持ち上げ過ぎかな…)

ただし、今回のe-ポートフォリオの廃止についても、受験生や高校の先生方への丁寧な説明は必要ですし、来春の入試がどういう形で実施されるのかの詳細をきちんと提示することも急務です。特にAO入試については、「e-ポートフォリオの内容に基づいて選考を行う」ということをすでに公表している大学も結構あるのです。早く修正しないと、受験生たちはどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。ここは、萩生田さんの責任で進めてもらうしかありません。

冷静に考えてみると、大学入試においてこの5年間はいったい何だったんだろう…と改めて思います。正に「失われた5年間」になってしまいました。改革すると言っていた柱がほぼすべてポシャッてしまったのです。今になってみたら、「センター試験の継続でよかったじゃん…」という話です。特に今の高3生は、この5年間ずっと翻弄され続けて来ました。最後に来てコロナの大きな影響も受けてしまいました。同情してもし足りない状況ですが、来春の入試は待ってくれません。今できることを粛々と頑張って行きましょう。GSの高3生・浪人生たちは、すでにそのあたりを割り切って、前向きに取り組んでいます。

都立高校のスピーキングテストについては、まだ白紙撤回の公表がありません。1日でも早くした方がいいてすよ。今回の大学入試の制度変更で学習したように、引っ張れば引っ張るほど被害が大きくなります。まさか、民間企業に丸投げのテストを、そのまま継続することはないと思いますが…

e-ポートフォリオ廃止決定!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月10日 12:20 PM
  • 未分類

大学入試について、またまたどんでもないニュースが飛び込んで来ました。「e-ポートフォリオ」の廃止が決まったのです。来春の大学入試では、利用しないということです。
ご存知ない方に簡単に説明すると、e-ポートフォリオというのは、大学入試で利用する予定だった高校生のデジタル調査書です。高校生がシステム上にそれぞれ自分のページを持っていて、学習に関する自発的な取り組みや、部活・委員会・ボランティア等、課外活動についての実績を自分で入力して行く形式です。最終的には高校の先生が確認した上で大学に送られ、AO入試や推薦入試、一般入試の2次試験で人物重視の選考をする際の資料とすることになっていました。
正式には来春の入試から活用されることになっていましたが、昨年の入試でもAO入試等では提出を求められたケースもありましたし、今年も大学から提出するよう言われていたので、高1の分から真面目に作り込んでいた生徒もかなりいたはずです。それが、この時期になって急に廃止になるとは… 全国で20万人近くが登録しているそうなので、影響はかなり大きいと思います。GSの生徒でも、「ふさけんなよ!」と怒っていた生徒もいました。当然だと思います。ただでさえ、今年の高3生は様々振り回されて来たので…

萩生田さん(文科大臣)は、「入試てe-ポートフォリオを選考に使う大学がとても少なくなり、採算が合わなくなったため」と理由を言っていましたが、本当の理由は別にあるようです。このシステムは例によってベネッセが一括して請け負っていたのですが、IDを発行する際に個人情報を入力させられて、それをベネッセが営業に利用していたのではないかという疑惑が少し前に取り沙汰されていました。真偽は分かりませんが、いずれにしても大学入試に活用しようとしていた資料のシステムを、1民間企業が請け負っていたことに対する批判が大きくなっていたことが、こんな時期(入試の半年前)になって廃止に追い込まれてしまった大きな要因になっているようです。今年度に入ってから、コロナの影響で部活の大会等課外活動が中止になってしまったために、受験生たちがe-ポートフォリオに書き込むことができなくなっていました。そんな状況で実質機能しなくなっていたことも、廃止を後押しする形になってしまったのかもしれません。
(次回に続く…)

期末テストが始まります!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月7日 12:35 PM
  • 未分類

中学校の期末テストが今週から始まります。コロナの影響で、中間テストが予定されていた中学校もすべて中止、期末テストも予定より数週間遅れての実施となりました。今週後半から来週がピークで、遅い中学校は7月末までずれ込んでいます。生徒たちは、塾のカリキュラムをこなしながら、期末テストの範囲の勉強にも余念がありません。普段だと、平日も夕方以降テスト勉強をする生徒たちで教室がいっぱいになるのですが、今回は密を避けるためにそれができないのが辛いところです。質問や勉強の進捗チェックも、ライン・メール等での遠隔操作が中心になっています。授業の前後の短い時間が、唯一のコミュニケーションタイムなので、そこで質問や相談が集中します。

小6・中3の受験学年は、今週GSテスト(全国模試)も予定されています。1学期の総決算の意味で、こちらもとても重要なテストです。
保護者面談も今週・来週がピークです。授業直前まで面談が続く日が多いので、この期間は講師たちもなかなか忙しくなっています。(と、ブログの更新が止まる言い訳を先にしておく癖がついてしまいました…)

受験生への影響<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月6日 8:46 AM
  • 未分類

子どもたちは様々苦しんでいるわけですが、この間子どもたちの様子をつぶさに見ていて痛感していことは、この状況を救えるかどうかは「家庭」にかかっているということです。
もちろん、塾でも子どもたちのためにできることには最大限取り組みます。そのあたりが気になる生徒とは、(休校期間中も含めて)日々ライン等でやり取りをしています。先週の面談でも、急きょ三者面談に切り替えて、保護者の方と協力して「子どもの気持ちの立て直し」に全力であたったケースもありました。しかし、保護者の方のご理解・ご協力がなければ、根本的な解決に至ることはありません。

コロナの影響で、家族のパワーバランスが大きく変わってしまったご家庭が多いのです。お父さんやお母さんが在宅ワークでずっと家にいるようになったり、ボーナスカットが決まって家計が苦しくなるので(今まで家にいた)お母さんが急きょパートの仕事に出るようになったり、両親不在が多くなるためにおじいちゃん・おばあちゃんの家に預けられることが多くなったり、数ヵ月前とは生活基盤が大きく変わってしまったご家庭が多いのです。特にお父さんが家にいる時間が長くなったことによって、良い意味でも悪い意味でも子どもたちは影響を受けています。残念ながら、勉強や生活面の細かいところにお父様が口を挟むようになって、子どもたちのストレスにつながってしまっているケースの方か多いようです。中には、これを機会に子どもと一緒に受験勉強に取り組もうと覚悟を決めて、ある部分子どもに教わりながら問題と格闘しているようなお父様もいます。これは理想的な関係だと思います。お父さんが仕事(zoom会議とか)をしている様子を初めて身近で見て、「かっこいいと思った」と言っていた生徒もいました。普段は疲れて家でゴロゴロしている姿しか見たことがなかったのだそうです。
「最近、お父さんとお母さんが喧嘩ばかりしている」と言っていた生徒もいました。子どもに小言を言う回数が増えているお父さん・お母さんも増えていると感じます。そんな状況だと、子どもに良い影響が出るわけがありません。

コロナの影響で、大人も様々ストレスを抱えているのは事実です。勤めている会社の経営状態が一気に悪化して、給与・ボーナスカットという現実に直面している方も増えて来ています。(特に自営業の方の心痛は大きいと思います) 依然として、コロナ感染の不安も少なくありません。まずは、保護者の方の心のケアが必要だと感じる場面も増えて来ました。
しかし、子どもたちも悩み、苦しんでいるのです。日々様々なことで葛藤しているのです。その心の叫びに耳を傾けて、本当の意味で寄り添ってあげられるのは、保護者の方を置いて他にありません。こんな苦しい時だからこそ、家族の絆を強くするチャンスだと思います。特に週末は、大人も子どもも比較的時間があると思うので、「家族の時間」を作ることは難しくないはずです。この週末、土曜日も日曜日も、出かけた先でGSの生徒が家族全員で連れ立っている場面に出会いました。両家族とも、お父様とは初対面だったのでご挨拶をさせていただきましたが、家族の仲の良い雰囲気が伝わって来て、とてもいいなぁと感じました。ぜひ、家族でのこういう時間を増やしてほしいと思います。そして、子どもたちの心の叫びにぜひ耳を傾けてほしいのです。

受験生への影響<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月4日 10:37 AM
  • 未分類

受験勉強に関しては、(例年と較べると)学校での授業時間数はもちろん、塾の授業時間数や自習室に行ける時間も限られてしまっているので、自宅学習できちんと取り組めるかどうかで差がついてしまう状況であることは否めません。GSでは、すべてのご家庭とシステムやラインでつながって様々なやり取りをしていますし、校舎で授業ができなくてもすぐにzoomでのオンライン授業に切り替えられるので、比較的影響は少ない方だと思いますが、全国的に受験生たち(とその保護者の皆様)は不安な毎日を過ごしていると思います。

いつになったら通常に戻れるのか、いやもう戻れないのか、そのあたりがはっきり見えないことが不安の大きな要因の1つになっています。このままコロナが収束しなければ、来年の1月・2月に例年通り入試が行えるのか、4月から新しい年度に切り替えられるのか、ということすら心配になって来ます。特に私立中高の先生方が危機感を持っていて、入試を書類選考のみで行うとか、オンラインでの口頭試問で行うとか、そのレベルの検討に入っている学校もあります。
学校でも塾でも、(多少コロナが収束したとしても)今後もオンライン授業を併用して進めて行くということを決めたところも増えて来ています。一般の企業でも、在宅ワークを平準化することにより、オフイスの縮小を検討しているところが少なくありません。教育や働き方という根本的なところも含めて、世の中の仕組みが大きく転換することになるのは間違いありません。それに伴い、今までとは様々な価値観も変わって行く(変えて行かねばならない)ことになります。

このあたりのことが、子どもたちの心理にも影響を与え始めています。受験や就職という将来についての不安が大きくなっていることもありますが、これだけ社会の状況が大きく変化すると、いつまで今の状況で(やりたいこともできずに)我慢すればいいのか、これから何を目標に頑張って行けばいいのか、という根源的な部分で悩んでいる子どもたちが増えて来ているのです。テレビの報道番組で観たのですが、「頑張ることのむなしさ」を訴えていた高校生の様子がとても印象的でした。
部活や習い事等好きなことも思うようにできず、友だちと自由に会うことも許されず、どこかに遊びに行くと言ってもまだ制限があり、ストレスが溜まって来ていることもあります。結果、(寂しさを紛らすために)自宅でゲームやスマホ・ユーチューブ・マンガ等にどっぷり浸かってしまって、身を崩しかけている子どもたちも少なくないばずです。
(次回に続く…)

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