- 2020年7月11日 1:18 PM
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大学入学共通テストの記述問題や、英語の民間試験活用が中止になってしまったことも含めて、これだけ大きな混乱を招いた文科省の罪がとても大きいことは間違いありません。世間では萩生田さんが叩かれていますが、私はちょっと違う見方をしています。(地元贔屓ということではありません。たぶん…) この間、萩生田さんが入試制度変更等の会見をすまなそうに行っていることが多いので、バッシングされてしまうことになるわけですが、よくよく経緯を考えてみると、前任者・前々任者(いやもう1人前かな?)の文科大臣たちが作り上げた負の遺産を、ここ2年くらいで一気に解消(改善)しているのが萩生田さんであるということです。
今になって振り返ってみると、e-ポートフォリオもそうですが、記述問題も、英語の民間試験も、どう考えても無理がある制度だったので、あのまま大学入試に導入されていたら…と考えると、ちょっと背筋が寒くなります。確かに今の高3生は様々振り回されてしまい実質被害が大きく、とても可哀想な思いをして来てしまっているわけですが、文科省しては、ぎりぎりのところで自浄能力を発揮して踏み止まったという言い方もできるわけです。その辛い仕事を一手に引き受けて、手を汚してあえて悪者になっているのが萩生田さんなのです。真偽のほどは分かりませんが、ご本人が「俺は前任者たちのケツを拭いてやっているんだ」と(プライベートの場で)発言したという話も漏れ伝わって来ています。安倍総理の強力な後ろ盾があるからこそできたことだと思いますが、ある意味日本の教育(大学受験の制度)を救った救世主だという見方もできるのではないでしょうか。(ちょっと持ち上げ過ぎかな…)
ただし、今回のe-ポートフォリオの廃止についても、受験生や高校の先生方への丁寧な説明は必要ですし、来春の入試がどういう形で実施されるのかの詳細をきちんと提示することも急務です。特にAO入試については、「e-ポートフォリオの内容に基づいて選考を行う」ということをすでに公表している大学も結構あるのです。早く修正しないと、受験生たちはどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。ここは、萩生田さんの責任で進めてもらうしかありません。
冷静に考えてみると、大学入試においてこの5年間はいったい何だったんだろう…と改めて思います。正に「失われた5年間」になってしまいました。改革すると言っていた柱がほぼすべてポシャッてしまったのです。今になってみたら、「センター試験の継続でよかったじゃん…」という話です。特に今の高3生は、この5年間ずっと翻弄され続けて来ました。最後に来てコロナの大きな影響も受けてしまいました。同情してもし足りない状況ですが、来春の入試は待ってくれません。今できることを粛々と頑張って行きましょう。GSの高3生・浪人生たちは、すでにそのあたりを割り切って、前向きに取り組んでいます。
都立高校のスピーキングテストについては、まだ白紙撤回の公表がありません。1日でも早くした方がいいてすよ。今回の大学入試の制度変更で学習したように、引っ張れば引っ張るほど被害が大きくなります。まさか、民間企業に丸投げのテストを、そのまま継続することはないと思いますが…
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