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大学入試改革最新情報<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年7月19日 1:35 PM
  • 未分類

では、将来、自己表現がきちんとできるようになり、他人と円滑なコミュニケーションを取れるようにしてあげるためには、子どものうちに何に注意して育てたらいいのでしょうか?
いわゆるペーパーテストの学力についても、ないよりはあった方がいいに決まっています。特に、語彙力が重要であることは間違いありません。小学校の高学年くらいになって、話したい気持ちはあっても、相手の言っている言葉の意味が理解できなかったり、言葉が見つからないために話ができないという生徒は結構います。だからと言って、読書をすればいいのかと言うと、それもまた違います。いわゆる本の虫みたいな生徒が、面接のような場面ではまったくしゃべれないというケースはよくあります。いや、多いといってもいいかもしれません。学校の昼休みなどに、友だちとコミュニケーションを取ることなく、教室で1人で本を読んでいるような生徒です。こういう生徒は、自ら他人との関わりを拒否している場合が多いようですが、気をつけないと、受信はできるのに発信ができなくなってしまいます。

私の中での結論は明確です。子どもの頃から、会話・言葉のキャッチボールをどれだけきちんとして来たかで決まると考えています。教育心理学の理論で言えば、3歳~6歳くらいまでが一番重要だと言われているので、家庭の役割が一番大きいことは言うまでもありません。小学校の先生に伺ったことがあるのですが、一年生に入学して来た時に、幼稚園から来た子と保育園から来た子では、明らかに会話の能力に差がある場合が多いそうです。(幼稚園から来た子の方がコミュニケーション能力に長けているということです) これは、園での指導の特性によるところもあると思いますが、保育園は共働きのご家庭が多いので、家庭での会話の量の差が影響していることがあるかもしれません。
小学校に入ってからでも遅くはなく、(親や先生等の)周りの大人が、子どもときちんと向き合って話をしているかどうがで差がついて行きます。子どもに、自分で考えて、自分の言葉で話す機会をどれだけ与えているかが重要です。小学校の高学年や中学生になって、ほとんど会話ができない子どもは少なくないのですが、保護者の方(ほとんどの場合はお母さん)とお会いすると、共通の特徴があります。お母さんが、まったく話をしない子どもと似たタイプか、逆に真逆でしゃべり過ぎるタイプです。三者面談をしていると顕著で、子どもに話を振っても、だいたいお母さんが話を引き取ってしゃべってしまいます。そういう場合は、「今、本人に聞いているんですけど…」と遮って、子どもに話をさせるようにしていますが、なるほど、これだと子どもが会話をできるようになるわけがないな…と感じることが多いです。
私は、親や教師が、察しが良過ぎるのは問題だと考えています。子どもが何か主張しようとしている時に、きちんと最後まで聞かずに、先回りしてやってあげるようなことをしていたら、自分では何もできない子どもになってしまいます。
塾でも、単語の羅列でしか話をできない生徒は結構います。我々の傍らにボーッと立っていて、「どうした?」と聞くと、「これ」とか言ってものを差し出すようなケースは日常的な光景です。そういう時は、わざと察しが悪いふりをして、いちいち言い直しをさせるのですが、中学生くらいになると、ここを改善させるのはなかなか大変です。
(次回に続く…)

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