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大学入試改革最新情報<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年7月13日 11:14 AM
  • 未分類

私は、50万人以上の規模の全国統一のテストを一斉に実施するということに意味がなくなって来ていると感じています。共通一次・センター試験を導入したことには一定の意味があったと思います。大学に進学する上での最低限の学力の担保という視点で言うと、マークシート式のあの形で問題がなかった(というか処理の手間を考えてもその方がよかった)わけです。あの頃とは時代と状況がまったく異なります。大学に進学する生徒が、数十年前の2倍ほどになりました。大学の進学率も50%を越えて来ました。少子化が進んでいるのに大学の定員は増えているので、贅沢を言わなければ誰でも大学生になれてしまう時代です。この状況下で、全国一律のテストで最低ラインの学力をチェックするという機能に意味があるとは思えません。
文科省が言っているように、思考力・記述力を重視すべしとか、英語も聞けて話せないと意味がないという考え方は間違っていないと思います。私も全面的に賛成です。であるならば、大学ごとの2次試験でそれを必ず課すとか、大学入学後のカリキュラムでそれを徹底する方向で進めればよかったのです。センター試験の代わりとして、受験生全員の最低ラインの学力を測るテストで、この方向性を進めてしまったからおかしなことになってしまったのです。

「じゃあどうすればいいんだよ?」 という声が聞こえてきそうですが、もし私だったら(意味がない仮定ですが)、「センター試験はすべて廃止。以上」とするでしょう。つまり、大学の選抜は、最初から最後までそれぞれの大学にすべて丸投げしてしまうということです。形式等で一定の制約をつける必要があると思いますが、各大学の裁量を大幅に増やすのが今の時代にマッチしていると思います。そうすれば、各大学も「アドミッションポリシー」についてもっと真剣に考えるようになるでしょう。「うちの大学はこういう学生に来て欲しい」ということを、入試制度の組み立てや入試問題の内容で表現することができます。受験生側も、今以上に「偏差値だけでなく自分に合った大学」を選んで受験するようになるはずです。
どうしても全国統一の基準で管理したいのであれば、大検のように、資格審査試験にすればいいでしょう。「大学に進学したい生徒は、この基準を必ずクリアしてくださいね。無理だったら専門学校や就職を検討した方がいいですよ」ということです。その方が、子どもたちも企業も、社会全体がハッピーになれると確信しています。
(次回に続く…)

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