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大学の推薦入試で学力試験が必修に…<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月17日 1:01 PM
  • 未分類

昨日ブログで書いたことが早くも覆ることになりました。昨日文科省から新たに公表された情報で、「高校基礎学力テスト」の導入が廃止されることが判明しました。問題の素案まで公表されていて、2年後の導入に向けて具体的に進捗していたと思っていたので、ちょっと驚きました。
その代替として、「高校生のための学びの基礎診断」と名前を変えて、民間業者のテストや検定を導入することも併せて公表されました。希望する民間業者に対しての説明会を早速5月中に実施するという、すばらしくスピード感溢れる仕事ぶりです(笑)。誰の目にも明らかですが、国が「高校基礎学力テスト」の作成・運用をして行くことが物理的に無理だという結論に至ったので、民間に丸投げしてしまおうということです。これはある意味正しい判断だったと思います。
「大学入学希望者学力評価テスト」の方も、当初の計画がだいぶ崩れて、すっかり腰砕け状態になって来ています。英語はやはり民間のテストに丸投げ、国語と数学も数十字程度の記述を何問か出題するという程度の変更になりそうです。理科と社会に至っては、今までとほとんど変わらないのではないかと言われています。これらについても、作問・採点・運用を考えた時に、物理的に無理があるということがすべての根底にあります。今までのセンター試験は、マークシート→機械採点だったので、あんな(正に超人的な)スケジュールで入試を実施することができていたのです。
この変更に伴い、推薦入試・AO入試に義務付ける学力試験としては、使用ができないことになりそうです。(であれば、何のためにこの民間テストを導入するのかが、まったく意味不明となりますが…)

今回文科省が推薦入試・AO入試について公表した方針を再度まとめてみます。

〇今まで、推薦入試・AO入試では学力試験を免除していて、高校の成績等で基礎学力を把握するよう求めて来た。
〇2020年の大学入試改革に合わせて、推薦入試・AO入試においても、学力試験を義務付けることとする。
〇AO入試という名称を廃止し、「総合型選抜」などと改める。
〇実施するテストは、「大学入学希望者学力評価テスト」か「大学で独自に作成する学力テスト」のどちらかとする。
(当然、「大学入学希望者学力評価テスト」の結果を使用する場合は、1月まで合格が確定できないことになるので、少しでも早く入学者を確保したい各大学は、独自の学力テストを作成することになると思います)

ある意味、文科省の考えていることは明確です。「大学に入学する以上、(ペーパーテストでの)一定の学力を身につけてくださいよ」ということです。さて、ここで非常に気になることがありますよね? (この2日間のブログの内容を踏まえて、この部分についての問い合わせも2件ありました)「 指定校推薦や付属高校からの推薦入学者に対しても、学力試験が義務付けられるようになるのか…?」ということです。
(次回に続く…)

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