- 2016年12月4日 9:35 AM
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もう15年くらい前の話になりますが、都教委(教育庁)の幹部の方々とお話をさせていただく機会が何度かありました。塾にわざわざ足を運んでいただいたこともありますし、一介の塾講師でしかない我々の話に真剣に耳を傾けていただき、都立高校の改革に少しでも役立てようという姿勢を感じました。それまでは何度交渉しても叶わなかったのですが、都立中高の校長先生が塾主催の学校説明会や講演会に登壇していただけるようになったのはその直後のことです。
当時よく話を伺ったのは、教育政策、特に高校入試の改革については、石原都知事のトップダウンが強く働いているということでした。現場レベルの会議にも顔を出されて、具体的に指示を出されたり、「そんなのんびりやっていないで、すぐやれ!」と幹部たちが一喝されたという話も聞いたことがあります。進学指導重点校をはじめとする都立高校の改革は、石原さんが直接陣頭指揮を取って進められていることが、我々にもリアルに伝わって来ていました。塾とも共存共栄で行けという話をされていたようで、我々としてもとても仕事がやりやすかった時代でした。
ここ数年都立高校の改革がおかしな方向に向かっているのは、やはり都知事の交代の影響があると私は考えています。猪瀬さん・舛添さんは、教育についてはあまり興味がなかったようで、現場レベルにはあまり口を出さなかったようです。
そういう意味では、小池都知事の行動力には期待しています。このブログでも何度か登場した例の「おときた都議会議員」もブレーンとしてついています。(最近は毎日のようにテレビに引っ張りだこですね) 今は、オリンピックの会場や、豊洲移転、既得権益等のブラックボックスの解明で大変な状況のようですし、まずは福祉や待機児童解消等の子育て支援について切り込んで行くとおっしゃっているようですが、教育改革・入試改革についても手を入れる必要があると考えられているようなので、今後の動きを注視しようと思います。
誰が見てもおかしな制度は、きちんと検証をした上で変えるべきです。そのためには、やはりトップの決断が必要なのです。
(次回に続く…)
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