- 2016年6月1日 12:58 PM
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「もっと勉強するようにやる気を出させないといけない」という考え方を持っているのであれば、「どうしてもやる気が出ない日は勉強しなくても仕方がない」ということも認めなくてはなりません。しかし、ほとんどの保護者の方はそうではないのです。毎日コンスタントに受験勉強に取り組んで欲しいと考えています。人間はどうしてもやる気の波が生じてしまうのですから、ここには明らかな矛盾があります。
「やる気があろうがなかろうが、とにかくやるべきことは毎日やる」という考え方が正しいのです。まだピンと来ない方がいるかもしれません。例えば、「今日はやる気がないからご飯を食べない」という子どもがいますか? 「やる気にならないので寝るのを止めよう」とは絶対に言わないですよね? そのことが当たり前のことで、半ば習慣となってしまえば、無理してやろうとしなくても取り組めるようになります。
そういう意味では、感情を殺して、淡々と機械的に取り組むくらいでもいいかもしれません。それくらいストイックに取り組めるようになれば、放っておいても成績は上がって来るでしょう。
私が資格試験を勉強をしている時は、このことを強く意識しています。仕事がハードで、朝9時頃から夜10時頃まで食事も取れずに突っ走るような日もありますが、そんな日は帰宅しても疲れ切っていて、このまま寝てしまおうと考える時もあります。しかし、毎日2時間は取り組むと決めたら、とにかくテキストや問題集を開いて勉強を始めるようにしています。「やる気」や「疲れ」の有無はあまり関係ないように、仕組みを作ってしまっているわけです。不思議とそれを続けていると、やる気がどうしても出ない時でも、あまり苦にならずに勉強をできるようになります。
もちろん、やる気の波が仕事に影響を及ぼすこともありません。どんな状態の時でも、授業・生徒指導・面談等はフルパワーでこなしています。様々なことがあってモヤモヤしている時や、何かやる気が出ないような時でも、校舎に一歩入ると(特に生徒や保護者の方の顔を見ると)スイッチが入るようになっています。30年間ずっとそうして来たので、それが染み付いているのだと思います。
子どもたちがこの域に達するのは、なかなか難しいことだと感じるかもしれません。しかし、これができるかどうかは特殊な能力を必要とするわけではありません。
私の経験から言っても、本当に内発的なやる気を持って受験勉強に取り組んでいる生徒はそう多くありません。やる気があるように見えても、実は淡々とこなしているだけで、「やる気があるとかないとか」あまり余計なことを考えていない生徒がほとんどです。
(次回に続く…)
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