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内申点のつけ方の基準が変わる!?<その14>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年8月18日 9:58 AM
  • 未分類

私はこの間ずっと、「入試における内申点の制度は廃止するべきである」という立場を貫いています。これだけ不公平で不明瞭な基準によって、高校入試(中高一貫校も)の合否に大きな影響があるのはおかしなことだと考えているからです。高校入試は、一部の私立高校のように、まったくの一発勝負で行うのが一番公平です。すべての高校がそういう形の入試制度となったら、今の中学生の学校生活はだいぶ変わったものとなるでしょう。

でも、どうやったって中学校から内申点の制度がなくなることはありません。なぜかと言うと、中学校では子供たちを内申点で縛りつけておかないと、とんでもないことになってしまうからです。今以上に授業が成立しなくなり、子供たちは教師の言うことを聞かなくなり…という状態になることが想像に難くありません。最初から内申点や高校入試がまったく眼中にない一部のアウトロー生徒を除けば、子供たちは内申点の足枷によってある程度自制を利かせているのは事実です。今でも、「そんなことをしてると内申に響くぞ!」ということを直接的・間接的に伝えてくる教師が一部にいます。前術したように、生徒会の役員等を務めるご褒美として内申点をちらつかせる教師もいます。
このことの証左が、今回の実技科目2倍が決定された経緯に表れています。あまり知られていないことですが、都内の中学校の校長会等で、「(入試科目にない)実技科目を軽視している生徒が増えて、授業が成り立たなくなっていて困る」という声が大きかったために、内申点の比重を2倍にして縛りつけようということになった経緯があります。正に本末転倒とはこのことを言うのではないでしょうか? 現場の校長たちが実技科目の教師たちに突き上げられているという側面があるのかもしれませんが、この一連の改革により、都教委自らが内申点は「生徒たちを管理する道具」であると認めてしまったことになります。

結局中学校の先生は、(それを望む望まないに関わらず)生徒を採点・序列化する立場にいるわけです。生徒たちもそのことはよく認識しています。授業以外で先生と交流していても、そのことをどこか頭の隅に置いて話をしている(ヘマをして悪印象を与えないようにとか…)と言っていた生徒がいました。
いずれにしても、生徒を管理するのに、内申点はとても効果的な武器であることは間違いありません。内申点の制度がなくなってしまうと、一番困るのは中学校の先生方なのです。
(次回に続く…)

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