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大学入試で評価すべき能力<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年7月9日 12:28 PM
  • 未分類

親の期待を一身に背負って、絶対に失敗できないという悲壮感を漂わせて入試や就活に向かう子供たち… 塾から受ける有形・無形のプレッシャーを感じながら受験勉強に励む子どたち… これらに共通するのは、ごく一部の例外を除いて、大人たちにはまったく悪気がないということです。
ほとんどの親は、100%「子供の将来ため」だと考えています。ことある度に、「あなたのため」というキラーフレーズが子供に投げかけられます。「合格実績を売り物にしている進学塾」の講師たちも、決して数字だけを追いかけているのではなく、目の前の子供たち1人ひとりを何とかして合格させてあげたいという思いで受験生と接しています。しかし、結果としてそれが子供たちの肩に重くのしかかってしまう場合が多いのです。
「入試で落ちたら親に何て言われるか」をまず心配する子供たちは少なくありません。「苦労して塾に通わせてくれたのに、落ちたら親に申し訳ない」という感情を抱いてしまう子供たちもいます。それ以前に、押し付けられた勉強、無理させられた入試によって、勉強がすっかり嫌になってしまって早期にドロップアウトしてしまう子供たちも一定の割合で存在いるはずです。塾の講師に対しても、「落ちたら先生たちに申し訳ない」というような気持ちを抱えて入試に行く子供たちもいます。同調圧力ではないですが、「クラスのみんなで合格しよう!」という盛り上がりが、「私だけ落ちたらどうしよう…」というプレッシャーになってしまう場合もあります。(もちろん、これらの塾の与える影響については、自戒も込めて書いています…)

最近、児童虐待が増えているというニュースを聞いたことがある方は多いと思います。全国の児童相談所が公表しているデータでは、実際に相談件数・認知件数はかなり増えてきています。子供への虐待と言うと、しつけという名を借りた体罰・暴力をイメージされる方が多いと思いますが、最近は「過度な勉強の押しつけ」によるものが増えているのだそうです。「親が子供に勉強させて何が悪い!?」という議論が出てきそうですが、「子供の能力を越えて、子供が嫌がっているのに過度な勉強を強要する」ことは、(体罰や脅しがなかったとしても)児童虐待として類型化される場合があるということです。主にお受験(幼稚園や小学校受験)のところで問題になるケースが多いようですが、中学受験や高校受験のところでも、過去に問題となったケースはあります。それこそ、(本人の意志に反して)食事も取らせなかったり、睡眠時間を大幅に削ったりして、強制的に勉強させているようなケースです。もちろん、子供ができないとひっぱたいて…などという事例は論外です。
(次回に続く…)

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