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大学入試で評価すべき能力<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年7月4日 12:40 PM
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もちろん文科省は、PISA型の学力を身につけることが子供たちの将来にとって有益であるということも折に触れて発信しています。グローバル社会で世界と伍して行くために…という枕詞がつく場合もありますが…

では、PISA型学力というのはどんな力なのでしょうか?
大きく分けて3つのカテゴリーがあります。「読解リテラシー」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」です。リテラシーという言葉は聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「読み書きの能力」です。それぞれの科目において、与えられた条件をしっかり読み取り、自分で考えた上で、設問にしたがって答えるという形の問題です。試験は筆記ですが、選択式の問題と自由記述式の問題が混在しています。グラフの読み取り問題や、案内文、実験の手順等の出題も多く、やはり見れば見るほど公立中高一貫校の問題と似ている部分が多いのです。
このテストの特徴としては、知識を知っているだけで答えられる問題はほとんどないということです。自分で考えて、特に記述問題は自分の言葉で書けないとほとんど点数になりません。出題内容についての、「解釈」「評価」「意見」を問われるのです。中には、道徳的な内容を問われる問題もあります。その人の行動は許されるのか許されないのかというような情緒的な部分に踏み込んでくるのです。(私は、思想チェックテストも兼ねているのではないかと勘繰ったくらいです…) ただし、採点基準はその結論にあるわけではなく、自分の意見の「根拠」「論理性」を問われています。

PISAの調査責任者が次のようにコメントしています。「PISAが測ろうとしているのは、情報にアクセスし、情報を適切に処理し、他の情報と結びつけたり、情報を評価したり、情報に基づいて熟考する能力であり、これらの能力を身につけておくことは実社会・実生活において、持っている知識を総合的に活用して問題解決にあたる際に必要となる」と。文科省が意図していることも、正にこの部分にあります。
(次回に続く…)

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