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いじめに関する考察その5

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月18日 12:53 PM
  • 未分類

爽やかで気持ちのいい日曜日の朝です。中学生の期末テストが最終段階を迎えています。既に終了した生徒が1/3。残りの生徒も、今週木曜日までで終了です。今日も日曜特訓は予定をはずしているので、期末対策に専念です。特に中3生は、この結果で内申点が決まってしまいます。頑張らせなくては…

いじめをなくすために、何をしていったらいいのかということについて、考えてみたいと思います。まず最初に、とてもパラドックス的な言い方になりますが、いじめはなくなりません。もちろん、我々大人、特に教育に関わっている者たちが、「いじめをなくす」というスローガンのもとに、思いを込めて取り組んでいくことは大変重要です。しかし、現実的にはいじめは0にはならないのです。こういう言い方をすると、「そんなことでいいのか?」という声が上がってくるのですが、何らかの集団が存在して、いろいろな人間が所属している以上、必ずいじめは起こります。社会の中でいくら犯罪行為撲滅を謳ってもなくなることはありません。ましてや、子どもたちの世界です。善悪の判断がつかない者もいます。頭では分かっていても、つい行動を起こしてしまう者もいます。いくら言葉を尽くしても伝わらない者もいます。
お伝えしたいことは、我々大人が、「いじめは必ず起こっている」という前提のもとに対策を立てて、少しでも発生件数を減らすこと、悪質ないじめをなくすこと、万一いじめられてしまった子どもが出てしまった時に、全力で支援する体制を整えること。これらのことがとても重要だということです。そういう意味で、学校で「いじめ0の目標を掲げること」や、「いじめの件数による管理職の評価」がなくなる方向に向かっていることは、とても理にかなっていると思います。
次に、「良いことは良い、悪いことは悪い」ということをしっかりと伝えていくことです。社会で許されないことは、学校の中でも許されないのだということを子どもたちに分からせることが必要です。今まで学校の中は、いわば治外法権・隔離社会でした。大人の社会では許されないことでも、子どもだから…とか、学校で起こったことは学校の中で処理するべきという思想のもとに、うやむやにされてきた歴史があります。万引きしたことを手柄のように吹聴したり、学校の備品を壊しても弁償すらさせられなかったり…ということが当たり前に通っていたわけです。そういう意味で、最近の文科省・教委の方針(犯罪行為は警察に引き渡す等)には、私は賛同します。最近、生徒が学校の中で暴れて教師の車をボコボコにしたという事件で、すぐに学校が警察に被害届を出して、保護者に弁償を求めたというニュースがありました。教委も適切な対応だったという声明を出しています。今までだったら、車を壊された教師は泣き寝入りしていたのだと思います。(学校や市が修理費を払ったということは聞いたことがありませんし…)
少年法が少しずつ改正されています。私は、この動きにも賛成です。未成年者の殺人事件に対して死刑判決が出るようになってきましたし、社会の風潮も変わってきました。小学生はどんな悪質な事件を起こしても、裁きを受けないというのは今の時代にそぐわないでしょう。今までは、中2の生徒が集団で犯罪を犯しても、この生徒は14歳だから少年院送致、この生徒は13歳だからセーフなどということがあったわけです。
最近は、体罰に関しての議論も大きく舵がきられているように感じます。数年前までは、学校で体罰なんてとんでもないという主張が圧倒的でしたが、最近のアンケート等を見ると、そうでもないのです。おそらくいじめの凶悪化が報道されるようになったことが大きな要因でしょうが、粗暴な生徒を教師が力で抑え込むことができないことへの限界を、保護者も肌で感じ取っているのだと思います。大阪の橋下市長は、体罰OKのガイドラインを作ろうとしています。「教師が生徒のもみあげをつまんで引き上げる」くらいはOKという例を挙げています。これはなかなか難しい問題だと思います。体罰を容認してしまうと、教師の感情がエスカレートした時に逆の問題が出てくることは明らかですし、普通の生徒が学校で委縮してしまうことも出てくるかもしれません。
いずれにしても、警察の介入も含めて一定の強制力が働かないといじめを撲滅できないということは、とても悲しい状況です。しかし、今の学校現場では、もう限界を超えてしまっていると思います。これ以上悲惨な事件を起こさないためにも、止むを得ない対応なのだということを理解する必要があります。そのことにより、子どもたちに「絶対にいじめは許さない」というメッセージが届くことの方が優先されるべきだと私は思います。
3つ目、私はこれが一番重要なことだと考えているのですが…
(次回に続く…)

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