- 2015年1月13日 11:21 AM
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世の中の大人たちが、成人年齢を引き下げることをあまり快く思っていないのです。世論調査の結果をいくつか見ましたが、(私が目にした範囲では)成人を18歳に引き下げるべきという意見が過半を占めていたものはありませんでした。現状(20歳)のままでよいという意見が最も多く、22歳に引き上げるべきという意見もあり、中には30歳にしろという過激な意見もありました。
大学進学率が50%を超えている現在、大学を卒業するまでは親のすねをかじっている者が多いことが、このことの背景にあると思います。(昨日もそうですが)毎年、各地の成人式での若者の愚行が報道されます。ああいう若者は割合としては少なくて、ほとんどの新成人が真面目に式に臨んでいるのですが、報道で目にしてしまう印象も、大人の感情に影響を与えているような気がします。
成人になったからと言って、若者たちの意識が大きく変わるということはないのかもしれません。選挙権が手に入ることと、お酒・煙草が(大手を振って)解禁になることぐらいでしょうか。犯罪を犯した時に、実名が報道されるということもありますが、普通に生活している分には関係ないですね…
30年程前(私が成人を迎えた時)のことを思い出すと、自分の中ではまったく何も変化がなかったと思います。そもそも私は成人式にも参列していません。自分で大学の学費を払っているような苦学生だった私は、その日もひたすらバイトに明け暮れていた記憶があります。
私は、塾の講師としてはあるまじき存在かもしれませんが、大学生の数を減らすべきだと考えています。高校を卒業したら、一足早く社会に出るか、専門学校で手に職をつけるかをした方が、大学で無為な4年間を過ごすよりは幸せになれる者が多いはずだと感じているからです。本気で勉強したい者や、資格や就職のためにどうしても通わなくてはならない者だけが大学に進学すればいいのではないでしょうか。
その考え方の延長で言うと、私は「18歳成人」に賛成です。当然、選挙権も18歳にすべきです。酒・煙草も18歳から(高校を卒業した4月1日から)でいいでしょう。大学のコンパ等で、お酒を飲んでいい者といけない者が混在しているのはやはり不自然です。その代わり、酒・煙草については、高校生に対してその害も含めてもっときちんとした教育をする必要があると思います。
高校を卒業したら、名実共に「大人」として扱い、稼ぐことも含めて、自己責任の度合いを今まで以上に増やすべきだと思います。そのためには、まず親が変わらないといけないのかもしれません。早い時期に子離れするということです。今の日本の教育の課題の1つは、親がいつまでも子どもを子ども扱いしているために、自立できない若者が増えているということです。これは、私が現場で30年近く子どもたちや保護者の方と接してきての実感です。
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