- 2012年10月19日 10:44 AM
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保護者の方からご連絡をいただきました。「早く復習ノートについての続きを書いてくれ」、「明日の更新を楽しみにしている」という内容でした。毎日読んでいただいて、ありがとうございます。
毎年生徒たちの様子を見ていて感じるのは、復習ノートの質が良くなってくると成績が上がってくるケースが多いことです。これは私だけではなく、周りの教師たちが口々に言っていますので、おそらく真実だと思います。良い復習ノートを説明する前に、悪い復習ノートはどういうものかと言うと、授業ノートの丸写し(これでは2冊作る意味がない…)や、テストの直しについて解説の丸写しをしているノートです。こういうケースは、まず間違いなく授業内容のポイントを聞いても答えられませんし、同じような問題をやらせてもまた点数を取れません。最大のポイントは、「次に同じような問題が出てきた時に、理解が完全にできているか、点数を取れるか」という視点があるかどうかです。
授業のまとめであれば、自分の言葉に置き換えてまとめているかどうかが大きいです。自分なりに箇条書きでポイントをまとめ直したり、自分で考えたことをつけ加えてあったり、質問や疑問を教師あてに投げかけてあったりすると、「おっ、いいぞ!」とか思ったりします。
テストの直しであれば、間違えた問題を解き直すことが絶対に必要ですが、それだけでは全然ダメなのです。間違えた問題については、分かっていなかったことがあるはずなので、何が分かっていなかったのかまとめたり(算数・数学で言うと定理・公式をきちんとまとめ直すことが必要です)、ケアレスミスをしたのであれば、どこでどんなミスをしたのかをきちんと分析しておく必要があります。ところが、「この問題はつまらないミスだから」と放置してしまう生徒が何と多いことか… 実はそこが点数を取れない最大の問題点だということに気づいていない場合は、何度も同じミスを繰り返すことになります。
さらに言えば、テスト全体を通しての反省・分析が大変重要です。今回のテストでの収穫は何なのか、失敗した点・反省点は何なのか、次のテストに向けて何をどうするのかということを自分の言葉でまとめられるようになれば、必ず次につながっていくでしょう。日々の成果はもちろんですが、特に入試直前期に、今まで作ってきた復習ノートの威力が発揮されます。今までに取り組んだ学習・間違えた問題が全部詰まっているのです。入試直前期に復習するのに、こんなにいい参考書は他にありません。だから、復習ノートはさぼってはいけないんですね。
しかし、実際はかなり復習ノートの作り方を説明しても、最初はなかなか難しいです。最初からうまく作れる生徒はほとんどいません。中学受験生の場合は小5から、高校受験生の場合は中2からはしっかり作らせたいと考えています。小6・中3生は日々のルーチンとして絶対に必要なものです。日々のやり取りの中で、きちんとした復習ノートを作れるように指導していきたいと思います。
ちなみに、私は復習ノートを「ミラクルノート」と勝手に読んでいます。奇跡を起こすためのノートです。今までに、復習ノートにより偏差値を10以上あげた生徒をたくさん知っています。ある先生は、復習ノートを「リベンジノート」と呼んで(呼ばせて)います。なぜだか分かりますか?「復習」と「復讐」をかけているんですね。最初は「ださっ」と思いましたが、よくよく考えてみるとこれも奥が深いですね。点数を取れなかった時に、「くそっ、次こそは!」とメラメラ燃えるような思いを持てない生徒は、大きく成績を上げることはできません。
「復習ノートの質を高めること」、これが成績アップへの第一歩なのです。
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