- 2012年10月20日 11:37 AM
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就職の採用について、新しい情報が飛び込んできました。来年(平成14年卒)の採用試験から、SPI2が改良されてSPI3として新たに生まれ変わることになったのです。SPIというのは、リクルートが提供している就職の採用試験で、今年度は全国で約9000社が使用し、130万人以上の学生が受験した、最も普及している適性検査テストです。試験実施後の処理がとても楽な上に信憑性があるということで、特に大手企業(応募者が多い企業)のほとんどがこの試験を採用しています。
試験の内容は大きく2つに分かれています。学力検査と性格検査です。学力検査の方は、数的推理・判断推理を中心とした公務員試験型の試験で、国家Ⅰ種や地方上級の試験に較べるとかなり易しいので、高校まできちんと勉強をしてきた学生は、問題集等である程度慣れておけばあまり問題ありません。問題となるのは、実は性格検査の方なのです。各企業は、建前としては、採用後の配属等で利用すると言っていますが、これに騙されてはダメなのです。性格検査の結果を、採用の合否決定の際に重視している企業が増えてきています。性格検査は、行動と意欲・情緒・性格の特徴・適応性・態度等の項目に分かれているのですが、特に普通の質問の中に何問か混在している「ライ・スケール」に引っかからないようにする必要があります。実際の問題を載せますので、皆さん解いてみてください。
①今までに嘘をついたことは一度もない。 (はい・いいえ)
②世の中に嫌いな人は1人もいない。 (はい・いいえ)
③今までに約束を破ったことは一度もない。(はい・いいえ)
④感情的になったことは一度もない。 (はい・いいえ)
⑤今までに風邪を引いたことは一度もない。(はい・いいえ)
いかがでしょうか? もうお分かりだと思いますが、これらの設問に「はい」と答えてしまうと、マイナス点がつきます。企業によっては、これに1つでも引っかかった学生は不合格にすると言っているところもあるくらいです。「そんなわけねぇだろ、嘘つくな!」というわけですが、多くの質問の中に紛れ込ませてあるので、自分のことを良く見せたいと考えている学生は簡単に引っかかってしまう場合があります。私が学生に指導してする時は、運転免許の学科試験と同じで、「一度も~ない」とか、「絶対に~しなければいけない」という表現が出てきたら、☓の可能性が高いので、感覚で答えず立ち止まれという指導をしています。
来年度から使用するSPI3には様々な変更点があるのですが、一番大きい変更点は性格検査だそうです。簡単に言うと、入社後の「早期退職」や「新型うつ病に代表されるメンタル不全」等、いわゆる会社不適応・社会不適応になってしまう可能性が高い学生を見つける(はっきり言ってしまえば排除する)ことを目的に開発したのだそうです。以前にも書きましたが、各企業がここの問題で大変苦労しているのは間違いありません。そういうニーズに応えるために(はっきり言えば採用数をさらに増やすために)、研究・開発を進めたのでしょう。
具体的にどういう検査をすれば、性格的に問題があったり、精神的に極端に弱い、いわゆるる不適応学生が見つけられるのか、今の段階ではよく分かりませんが、「困難な場面」を想定した質問や、「学生にとってマイナスとなる状況設定」をすることにより、入社後の仕事で苦しい場面に遭遇した時の適性を把握するというようなことが公表されています。
企業が採用試験の内容において、こういう方針を明確にしてくるのであれば、当然それに見合った対策を立てていかなくてはなりません。SPI3だけでなく、面接や小論文においても、ここを意識して取り組んでいく必要があるでしょう。GSの「就職支援セミナー(就勝つコース)」では、どこよりも早く対応していきたいと考えています。
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