ホーム > 未分類 > 過去問の取り組み方<その3>

過去問の取り組み方<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年11月13日 1:05 PM
  • 未分類

過去問は解いた後の復習・解き直しが重要なのですが、そのやり方を間違えてしまうと成果につながりません。(やるだけマイナスになると言ってもいいかもしれません)

まずは、解き直す必要がない問題に時間をかけないということです。特に算数・数学に多いのですが、入試本場で(余裕で合格した生徒も含めて)ほとんど誰も解けないレベルの問題は結構あります。作問者の先生の力量(経験)不足か、単に見栄をはっているのかは分かりませんが、その学校の受験生のレベルからして「何だ、この問題…」というようなレベルの問題が何問かはあると考えていただいていいでしょう。難関校では、我々塾の講師(それなりに力がある者でも)が何名か集まって解いたら、全員答えが違ったなんてことはざらにあります。
何をお伝えしたいのかと言うと、そんな問題を受験生が入試本番の限られた時間の中で解けるはずがないということです。一番良いのは、見た瞬間に捨て問にすることです。少し考えて諦めたのであればまだマシなのですが、最悪なのは、かなり時間をかけてしまった上に、まったく点数にならないことです。入試本番での鉄則は、「(点数を)取れない問題に時間をかけない、時間をかけたら(点数を)取る」です。
そういうレベルの問題は、やり直し・復習の段階でも触ってはいけません。もしかしたら、(解説をしてもらった上で)何時間もかければ答えが出せるのかもしれませんが、そんなレベルの問題は絶対に本場のテスト中にで点数を取れませんし、復習の時間も無駄です。この時期の小6・中3生で、常に過去問の本やプリントを持って塾の職員室で質問をしようとしている生徒は、だいたい成果が出ていない生徒です。1問の説明・理解にかなり時間がかかっている時点で、負のスパイラルに入っていると言ってよいでしょう。もちろん、それは塾の講師の力量不足も意味しています。もっと早い段階で、「この問題はほっとけ」という指示をしなくてはならないのです。

もちろん、絶対に落としてはならない問題や、合否を分けるキーとなる問題については、徹底的に解き直し・復習をしなくてはなりません。こういうことを書くと、決まって「問題のレベルが分からないので、やり直しをするべき問題か捨てる問題かが分からない」という声が聞こえてきます。その話こそ、受験の本質なのです。そこが分からないから、過去問で点数を取れるようにならないのです。
この「問題を見る力」は、訓練で養うことができます。やはり、過去問をこなす量も大切です。1本・2本解いたくらいで、そんなことが分かるようになるわけがありません。慣れるまでは、過去問を解いた後に、問題に(小問ごとに)〇△✕をつけてみることをお勧めします。〇は絶対に点数を取らなくてはいけない(あるいは取れた)問題、✕は本番で捨ててもいい(あるいは自分には点数を取れない)問題、△が受験生の30~70%くらいが点数を取るいわゆる(差がつく)勝負問題という感じです。過去問を解き始めた頃は、生徒たちはこれがまったく当たりません。公式にはめて終わりの問題に✕をつけたり、明らかな捨て問に〇をつけたりします。しかしこの訓練を続けて行くうちに、入試直前期にはほとんどピタッとはまるようになってきます。こうなると、難関校の問題でもある程度点数を取れるようになってきますし、過去問の復習に無駄な時間をかけなくなってきます。
GSの昨年の中3生は、都立進学重点校を12名が受験して全員合格という快挙を成し遂げてくれましたが、今になって振り返ってみると、ここの見極め力がだいぶついていたように思います。例えば数学で言うと、入試本番の自校(グループ)作成校の問題で、普段の成績が今一だった何人かの生徒たちが、受験者の中でもトップレベルの点数を取ってきたのですが、正にこの部分の勝利だったように思います。自分が取れる問題をきっちり取りきって、ダメな問題は最初からほとんど手をつけなかったのです。
(次回に続く…)

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=4034
トラックバックの送信元リスト
過去問の取り組み方<その3> - GS進学教室 より

ホーム > 未分類 > 過去問の取り組み方<その3>

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る