- 2014年6月25日 1:32 PM
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<秘密その8>「クラスがチームとして機能した」
受験はあくまでも個人戦ですので、団体スポーツのようなチームワークが勝敗を左右することはあまりありません。しかし、昨年の中3生たちの様子をこうして振り返っていると、やはり集団としての強さが個々の生徒にとってもプラスになったことに改めて気付きます。
まず、クラスの全員が都立は進学重点校の合格を目指すということが当たり前になっていたことです。前述した通り、中2の頃は日野台や町田という「2番手校」の名前を挙げていた生徒もいましたが、中3受験生として本格的な勉強をスタートする前には、全員がその覚悟を固めていました。1年間通して、確固たるクラス共通の目標が持てていたことは大きかったと思います。結果として、私立の第一志望校に合格してそちらに進学した生徒も何名かいましたが、その生徒たちも最後まで(合格した後も!)都立高校に向けた理科・社会の勉強を最後までやり切りました。周りの都立受験者たちを応援する雰囲気もあったと思います。
そういうレベルの戦いをしていくわけですから、当然クラスの中の雰囲気はシビアになってきますし、やるべきことや結果に対しての「基準」が高くなります。授業中の集中力、宿題や課題への取り組みにおいては、気を抜いたり、手を抜いたりすることが許されない感じになりますし、「他の子たちがこんなにやってるんだから自分も…」という形で引っ張られた生徒も多かったと思います。例えば、理科・社会の過去問については、夏の終わりには80点、12月以降は90点を取って当たり前…という雰囲気がクラスの中にすっかり出来上がっていました。(もちろん、我々がその雰囲気を助長したことは言うまでもありません) 冬期講習会の過去問バトルで、理科や社会で88点とか取っていた生徒が落ち込んでいた様子を思い出します。入試まであと2ヵ月近くあることを考えれば、88点という点数は決して悪くないのですが、周りで90点以上の生徒が多いため、「自分はまだまだだ…」と考えてくれるわけです。
進学重点校の過去問バトルでは、クラスの半分~2/3くらいの生徒が合格というケースが多かったため、不合格の生徒たちが、合格した生徒たちに引っ張られた感じがあります。合格点を取った生徒が、不合格だった生徒を励まし、慰めている場面も何度か見かけました。それが、傷の舐め合いのような嫌な感じではなく、「一緒に合格しよう!」という前向きの感じなのです。正に「戦友」ですね。1度、夜私が帰宅の途中に、道端で落ち込んでいた友達を抱き締めて励ましている生徒を見かけました。(女子同士です。念のため…)その場では「何してんねん(なぜかこういう時は大阪弁になる)、早く帰れ~!」と蹴散らしましたが、寒い夜に何か温かい気持ちになったことを思い出します。
「みんなで合格しよう!」という強い思いが、クラスの、そして個々の生徒の原動力になっていたことは間違いないでしょう。やはりこれは、「チームとしての勝利」ということになるのだと思います。
今はやりの「個別指導塾」では、こういう雰囲気は絶対に作れません。集団塾・大手塾でも、この部分が逆に作用してしまっている塾が少なくないようです。校舎やクラスの「基準」が低いために、生徒たちが「これでいいんだ」と思ってしまって、成長を阻害されてしまっているのです。子供たちがこの部分に自分で気付くことはまずありません。保護者の皆様が見極めてあげないといけない部分なのです。
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