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就職戦線異状あり<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年5月4日 4:57 AM
  • 未分類

ひと言で言うと、本当に優秀な学生が、名前で企業を選ばなくなってきているということです。
先日、雑誌で読んだのは、朝日新聞社の最終選考に初めて東大生が1人も来なかったという記事でした。最初から1人も応募がなかったのか、早い段階でふるい落とされてしまったのかは分かりませんが、確かにこれはビッグニュースだと思います。朝日新聞社の幹部の方も、「ショックを受けている」というコメントを出されていました。新聞が斜陽産業だと捉えられている部分もあると思いますが、このことは今の時代の象徴のような気がします。
私は、大学のキャリアセンター(以前の就職課です)の職員の方や、大企業の人事の方と話をする機会が多いのですが、今年の傾向として、多くの方が似たようなことをおっしゃっています。「優秀な学生の志望動向に明らかに変化が見られる」と… 東大の内部の調査でも、そのような傾向が見て取れるデータがありましたが、特に難関国立大学にそういう傾向が強まっているようです。

大きく分けて、2つの流れがあります。1つは、民間に最初から背を向けているパターンです。医者を初めとして、資格を取って…というケースもそうですが、またここに来て公務員人気が復活してきているような気もします。国家一種から官庁へ…という流れよりは、地方の上級職が人気です。転勤もないですしね。私の教え子でも、結構優秀な学生が市役所に入るケースが増えています。

もう1つは、本当にここ2年くらいの流れなのですが、ITを中心にベンチャー企業に優秀な人材が流れています。今や、DeNAやグリー、サイバーエージェントなどは、東大生を初めとして優秀な学生の中でも人気企業となりました。失礼ながら、私が名前を聞いたことがないようなベンチャー企業が、実は東大生を含めて結構優秀な学生をたくさん採用しているという話をよく聞くようにもなりました。
これは就活塾で預かっていた学生ではないのですが、先日以前の教え子の保護者の方から久しぶりにお電話をいただき、就職が決まったというご報告をいただきました。この生徒は、筑駒→東大とかなり優秀な成績で進んで行ったのですが、やはり就職先はITコンサル系のベンチャーでした。私は名前くらいは聞いたことがあるというレベルで、詳細については知らない会社でした。おそらくこの学生は、いわゆる一般的な人気企業の就活を真剣にしていれば、いくらでも内定がもらえたのではないかと思います。しかし、本人が最初からそちらには見向きもせず、自分がやりたい仕事と将来のことをを真剣に考えた結果、そういう選択をしたということでした。保護者の方はやはり最初は抵抗があったようですが、本人がそこまで言うのなら…ということで、最終的には納得されていました。

こういう流れが起こってきている背景には、社会の大きな変化があります。
(次回に続く…)

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