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子供の学力と家庭環境<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月12日 6:00 PM
  • 未分類

今書いている記事のシリーズの内容はとても刺激的なようで、各方面からの反響が大きくなっています。「オールアバウト」(http://allabout.co.jp/newsdig/c/63493)等の外部サイトに取り上げられたり、都立高校の先生からコメントがついたり、保護者の方や同業者の方からご意見やご質問をいただいたり…という感じで、なかなか盛り上がっています。
ご意見やご質問は、だいたい以下の2点に集約されます。

1つ目は、「親ができていないことを子供に要求できない」というものです。例えば、「親の学歴が低いので、子供にいい大学に行けとは言えない」とか、「自分が中学生の時に勉強しなかったので、子供に勉強しろと言っても説得力がない」とか、ひどいご家庭になると「子供にお前が(受験勉強を)やってみろとすごまれた」とかいうケースがあります。
私はこういう相談については、「まったく意に介す必要がない」と答えています。「それはそれ、これはこれ」で割り切っていいのです。さすがに、親が読書や新聞を読む習慣がないのに、子供に「本や新聞を読め」というのはダメだと思います。それは子供に反撃されても仕方ないでしょう。親が本を好きで、子供が小さい時から一緒に本を読む習慣があれば、子供も間違いなく本好きになるはずです。読めと言われなくでも、自分から本を手に取るようになるでしょう。
しかし、それ以外の部分については、自分が学歴がなかろうと、昔はあまり勉強をしていなかろうと、今子供に対して勉強をきちんと取り組ませたり、生活習慣を改善させたりすることは、断固として行うべきなのです。昔とは時代が違います。大学の進学率や就職の状況、塾の通塾率やかけている費用も大きく異なります。そもそも親が子供の頃と同じ土俵で語ることが間違っています。その部分については、ある場面では反面教師的な話をしてもいいと思います。「自分は学歴がなくてとても苦労したから、お前は…」というようなケースです。
そんなことを言い出したら、進学塾の講師の大半はまともな仕事をできません。私の小6や中3の時を思い出すと、塾で預かっている生徒たちほどには勉強していませんでしたし(塾にも通わせてもらえなかった…)、業者テストや内申点でも「並」の成績でした。自分は学歴は「それなり」ですが、自分よりも明らかに優秀な子供たちの指導を偉そうに(?)しています。長年の経験により、その自信も持っています。「自分はそんなに勉強しなかったから、生徒たちには強く言えないんです」と言うような講師がいる塾には子供を預けませんよね? そういう意味では、塾のチラシで講師の学歴を高らかに宣伝している(「東大出身何名!」とか)のを見ると、私は大きな違和感を感じます。

ただし、親がそういう指導を子供にする時には、大事なポイントが1つあります。「そのこと(勉強をしっかりすること・いい高校や大学に入ること・生活習慣を確立すること等)が、絶対にお前のためになるのだ」ということを確信を持って伝えることです。もっと言えば、「将来少しでも幸せになるためだ」ということを伝えてもいいと思います。もちろん、勉強ができて学歴があれば将来必ず幸せになれるというわけではありません。しかし、将来の選択肢の幅や社会の中での扱いを考えた時に、子供の人生を大きく左右する1つの要素であることは間違いありません。そのことを、親が腰を引かずに子供に伝えるべきだと思うのです。
もし子供に、「何で今勉強しなきゃいけないの?」と聞かれたら、「将来幸せになれる確率を少しでも上げるためだよ」ということを胸を張って答えてくれる保護者の方が増えたら、塾の講師はとっても楽になるはずです。
(次回に続く…)

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