- 2014年4月11日 4:08 AM
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難しいことではありません。親は、子供に指示・命令をしてもいいのです。日々の生活習慣の部分はもちろん、勉強への取り組みについてもそれは言えます。特に中学生くらいになると、日々子供にあまり干渉してもいいことはありません。ガミガミ言えば言うほど、逆効果になるケースが多いことも重々承知しています。しかし、子供の状況が思わしくなくなってきた時に、ここぞという場面で親がきちんと主導権を握って、子供を導くことができなくてどうするのでしょうか?
例を挙げると、受験を前にして子供の成績が思わしくなく、どう考えても全然勉強ができていないような状況の時に、保護者の方が、「ゲームばっかりやっていて、全然勉強しないんです…」とか、「部活三昧で、家に帰って来るとバタンキューなんです…」とか言うようなケースがこれにあたります。最近は、「先生の方で何とかしてください」とか、「本人に言い聞かせてもらえないでしょうか」とか言われるケースがとても増えているので、そのこと自体は驚かなくなりましたし、当面目の前の入試で結果を出さなくではならないため、塾の方で引き受けて何とかしてしまったりすることもあります。ゲームを取り上げて預かったこともありますし、家での勉強の様子をチェックするために頻繁に電話を入れたり、メールで毎日報告させたりというようなことをする場合もあります。しかし冷静に考えると、これは大変おかしなことだと思っています。なぜ、親がゲームを取り上げないのでしょうか? 誰がそのゲームを買い与えたのでしょうか? 一緒に住んでいる親が勉強の習慣を確立できないのに、なぜ第三者である塾の教師にそのことを頼むのでしょうか?
だいたいそういう保護者の方に限って、「親が言うと、怒ったりふてくされてしまって、かえって勉強しなくなってしまうんです…」とか、「親の言うことは聞かなので、先生だけが頼りです…」とかおっしゃるのです。子供との関係で腰が引けてしまっているわけです。子供の方が一枚上手で、最終的には親が腰を引いてしまうことを見抜いています。我々は生徒とそういう場面で接する時には、「絶対に許さない」というトーンで接するので、子供たちもだいたいすぐに観念します(笑)。
以前、やはり親の言うことをまったく聞かない生徒がいたのですが、こういう話を保護者の方に差し上げて具体的なアドバイスをしたところ、2~3日で劇的に関係が改善したそうです。お父さんが、「言うことを聞かない奴には飯を食わさない、家も出て行け!」と宣言したのです。1日~2日は子供も抵抗していましたが、その後すぐに改心したそうです。(笑)
受験期の一番大事な時に、きちんと取り組まないと後で困るのは当の子供自身です。そんなことは子供たちは百も承知です。ただ、子供ゆえどうしても楽な方に流れてしまうわけです。そういう時は、周りの大人が本気で、妥協をしないで向き合ってあげる必要があります。その役目は、第一義的には親がするべきでしょう。その方が、子供の将来のことを考えた時に、きっと幸せなはずです。
(次回に続く…)
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