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都立高校のスピーキングテスト対策

  • 投稿者: gs_staff
  • 2026年10月25日 12:22 AM
  • 未分類

都立高校のスピーキングテスト本番まで残り1か月となりました。都立高校入試ではスピーキングテストで20点配点があり、これが本番の点数に加算されます。6段階で評価されて、A→20点、B→16点、C→12点、D→8点、E→4点、F未受験→0点となります。特に難関校を受験する生徒たちは、ほとんどの生徒がA・Bを取って来るので、逆に言うとC・Dとかを取ってしまうと、周りの受験生とそこで差が付いた状態で入試に向かわなければいけなくなります。そんなに難しいテストではないので、きちんと対策を立てれば問題ありません。(例えば昨年のGSの中3生は、本番で1人だけBであとは全員Aでした) GSでは、 9月から本番の形式に合わせた対策テキスト(QRコード付き)で練習し、10月初旬と11月初旬に本番と同じ形式の模試を受検します。(バソコンに向かって個別にテストを受けます)その結果を踏まえて、足りないところを補った上で本番に向かいます。ただ、中学校や多くの塾ではそこまできちんと対策をやってくれないので、この時期になって不安になってしまっている受験生や保護者の方が多いようです。

「英語の筆記試験は勉強しているけれど、スピーキングの練習はほとんどしていない」
「英語を読むことはできても、自分で考えて英語を話すのは苦手」
「どのような対策をすれば、少しでも得点を伸ばせるのだろうか」

今までほとんど対策をして来ていない生徒が、本番の11月22日(日)までの期間に、どのような準備をするべきかをまとめてみます。

① まずは試験の形式を正確に知る

スピーキングテストの対策というと、いきなり英単語や表現をたくさん覚えようとする生徒がいます。もちろん、語彙や文法の知識は大切ですが、本番の試験でどのようなことを求められるのかが分からないまま練習していても、効果的な対策にはなりません。まず取り組んでほしいのは、実際の出題形式を確認することです。東京都教育委員会の公式ページには、今年度のサンプル問題や解答例、タブレット等の操作方法や受験時の注意を確認するための動画が掲載されています。こうした公式資料を活用して、試験でどのような課題が出されるのかを把握しておきましょう。

もちとんもうこの時期ですから、問題の内容を知るだけで終わらせてはいけません。回答する時間はどのくらいなのか。画面に表示された指示をどのように確認するのか。こうした点も含めて、実際の試験をイメージできるようにしておく必要があります。問題の形式が分かっていれば、練習するときにも、何を意識すればよいのかが明確になります。

② 英語は「頭の中で考える」だけでは話せるようにならない

これは、スピーキング対策で特に意識してほしいことです。普段の英語学習では、単語を覚えたり、文法問題を解いたり、長文を読んだりすることが中心になりがちです。もちろん、それらは英語力を身につけるために欠かせない勉強です。ただし、筆記試験の問題が解けることと、実際に英語を声に出して答えられることは同じではありません。

例えば、「週末には何をしますか」と英語で質問されたとしましょう。頭の中では「友達とサッカーをします」と考えられても、それをすぐに英語にして口から出すのは難しいかもしれません。だからこそ、スピーキング対策では、実際に声を出して練習することが重要です。最初から難しい英文を話そうとする必要はありません。例えば、

“I play soccer with my friends.”

これだけでも、自分の行動を英文で伝えることはできます。さらに余裕があれば、

“I usually play soccer with my friends on Sundays.”

というように、情報を付け加える練習をしてもよいでしょう。大切なのは、難しい単語や複雑な文法を使うことではありません。質問の内容を理解し、自分が伝えたいことを、できるだけ正確な英語で表現することです。頭の中で答えを考えるだけでなく、必ず声に出して練習してください。

③ 一度にすべてを直そうとしない

英語を声に出して練習すると、自分の苦手なところが見えてきます。発音に自信がない。文法が正しいかどうか気になる。途中で言葉に詰まってしまう。何を話せばよいのか分からなくなる。いろいろな課題が見つかると思います。しかし、一度にすべてを改善しようとすると、練習が進まなくなってしまうことがあります。そこで、まずは一つずつ課題を整理してみてください。
例えば、音読であれば、単語を一つずつ区切って読むのではなく、意味のまとまりを意識して読めているかを確認します。質問に答える練習であれば、質問に対して的外れなことを話していないか、必要な内容を英文で伝えられているかを確認します。自分の考えを述べる練習であれば、結論だけで終わらず、理由や具体例を付け加えられるかを意識します。こうした点を、一つずつ確認していくのです。スマホなどで自分の回答を録音できる場合には、録音を聞き直してみるのもよい方法です。自分では話せているつもりでも、聞き直してみると、声が小さかったり、途中で止まってしまったりしていることに気づく場合があります。だからと言って、細かな発音の間違いをすべて気にする必要はありません。まずは、何を伝えたいのかが分かる英語になっているか。質問に合った内容を答えられているか。そうした基本的な点から確認していきましょう。

④ 長い英文を暗記すればよいというわけではない

スピーキング対策で、模範解答や使えそうな英文を暗記しようとする生徒もいると思います。基本的な表現を覚えておくこと自体は悪いことではありません。自分の考えを伝えるための言い回しをいくつか身につけておけば、回答するときの助けになります。ただし、長い英文を丸暗記することだけに頼るのは危険です。本番で質問の内容が少し変わったり、覚えていた英文が思い出せなくなったりすると、対応できなくなってしまうからです。それよりも、短くてもよいので、自分で英文を組み立てられるように練習することをお勧めします。例えば、自分の意見を伝えるときには、

“I think … because …”

という形を使ってみる。自分の経験について話すときには、

“I … last Sunday.”

というように、過去の出来事を表す文を作ってみる。こうした基本的な表現を使いながら、自分の考えを英語にする練習を重ねていくのです。もちろん、実際の設問に適した表現を選ぶ必要があります。どんな質問にも同じ英文を当てはめればよいわけではありません。覚えた英文をそのまま話すことよりも、質問に合わせて英文を組み立てる力を身につけることが大切です。

⑤ 毎日少しずつ声に出す習慣をつける

本番までの期間が短くなってくると、焦って長時間の練習をしようとする人もいるかもしれません。しかし、スピーキングについては、まとめて長時間よりも、毎日少しずつ声を出して取り組むことが重要です。まず、公式のサンプル問題から一つ選び、実際の試験を意識して回答してみます。次に、自分の回答を振り返り、改善したい点を一つ決めます。そして、同じ問題にもう一度取り組みます。これを繰り返すことで、最初はうまく話せなかった問題でも、少しずつ落ち着いて答えられるようになるでしょう。毎回、完璧な回答を目指す必要はありません。昨日よりも少しスムーズに話せた。前回よりも質問の内容を正しく理解できた。以前は言えなかった英文が口から出てきた。こうした日々の小さな変化も大切にしてほしいと思います。

⑥ スピーキング対策だけに偏らないこと

スピーキングテストに向けた練習方法について説明してきましたが、この時期はスピーキングテストだけに時間をかけられる訳ではありません。英語の読む・書くの対策はもちろん、他の科目の勉強も必要です。志望校によっては、推薦入試に向けた準備なども考えなくてはなりません。そのため、スピーキング対策に時間をかけすぎて、他の科目の学習がおろそかになってしまうのは避けたいところです。大切なのは、受験全体を見渡しながら、今やるべきことに優先順位をつけることです。スピーキングが苦手だからといって、多くの時間をそこに費やす必要はありません。一方で、苦手意識があるからといって、対策を後回しにするのも得策ではありません。自分の課題を把握した上で、必要な練習を計画的に進めていきましょう。

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