- 2026年1月30日 10:53 PM
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先日の探偵ナイトスクープの問題に端を発して書いた「ヤングケアラー」問題に関して、保護者の方や私の知り合いから、多数のご意見・コメントをいただきました。受験や勉強法に関してこれだけ反響があることはないので、この問題に関する皆様の関心の高さが伺えます。全体としては、状況に理解を示していただいたり、激励していただく内容のものが多いのですが、中にはかなり厳しいご意見もありました。今の状況に甘えてはいけないということを、改めて認識する機会となりました。皆様ありがとうございました。
その中で、ご意見をいただいた方に連絡が取れて、ブログへの転載をご了承いただけたものについて、以下でご紹介します。
①ブログ拝見させて頂きました。時代が違うので単純な比較等は出来ませんが、私の両親の時代は兄弟姉妹の数が多く、長男長女と末っ子の年の差は20歳ぐらいあるのが当たり前の時代でした。私自身、叔父との年齢差がほとんど無かったので、結構意見なども合ってました。両親は、(祖父母から聞いた話だと思いますが)言ってました。最初に生まれた長男長女をしっかり育てる。そうすることによって、次は長男長女が弟や妹をしっかり見て育てる。その連鎖を上手く行なうのが、子育てのコツだったと。江戸時代の徳川家康等は極端としても、実際に明治時代の祖父母は大正時代から昭和初期に多くの子供たちを産み育ててました。時代が違うし、生活状況も違うので、直接的な参考にはならないと思いますが、そんな大変な時代を過ごしてきた祖父母時代や戦争前後に育った両親たちの様子を見るに、いろいろ参考になるなと思うようになりました。折しも私たちの時代は兄弟姉妹の数もだいぶ減ってきたので、子育ての時に看護師からひと言言われたことがあります。【子育ては大変だけど、今しか出来ないので、楽しんで下さい】とね。それを聞いて、その後も苦労が多い子育て時代を楽な気持ちで対応することが出来たので、今でもその看護師に感謝しています。
②今回の件、自分も気になっていました。番組は見れないので演出やネットに上がっている意見はフィルターがかかっている事は理解した上で自分なりの捉え方です。前提として、兄弟姉妹が手を繋いで歩いていたり、頑張って抱っこしていたり、お世話をしてあげたりと言う光景を目にしたり、動画などで見ると微笑ましく思っています。そこには自主性が見て取れるからだと思います。今回の件は表現の差はあれど、本人が他者に伝えたいほど大変だと感じている=必要にかられているのではないかと感じています。親がその状況を感じ取っていない、あるいはフォローしていないと見られる事が批判の対象だと考えています。一番気になった意見は親が帰ってきたシーンで幼い子供達が誰も駆け寄ったりしていなかったと言う書き込みです。それが何よりも正直な関係性をあらわにしてしまっているのでは無いかと思うからです。
③3人目が生まれたあたりで、後藤家の娘さんはヤングケアラー予備軍だなぁと思ってみてました。今は立派な子育て戦力としての一員ですよね?と言われたらどう思われますか?「確かに。」と思ったら今の価値観ではアウトだと思います。ただひとつ違うのは、TVは男の子だったのに対し、後藤家は娘さんなので、「偉い子だね。」と逆に賞賛されるかもしれません。実際に「これが女の子だったらこんなに叩かれなかっただろう。」というネットの意見も見ました。でも、これは女の子も男の子も関係ないと私は思います。自分のやりたいことを親の都合で極端に我慢しなくてはならない状況に置かれているのは違うと思います。「本当は今日もGSに勉強しに行きたかったんだけど、弟たちにご飯を食べさせなきゃいけないかもだから、家で勉強してた」が一番娘さんの気持ちを表していると思います。言わないだけで小さな我慢はたくさんしていると思いますよ。それが積もり積もった時がとても心配です。
④批判にはいくつかの要因があるかと思います。
1想像力の欠如
2SNS時代だからこそ
3時代の風潮
わたしは仕事柄日常的に子どもたちに接していますし、5歳児を筆頭に3人の孫たちと時間をともにしています。ですから「こども」という存在に対しての想像力が他の方に比べるとかなり働きます。たとえば、2歳児の孫はイヤイヤ期に入って、海苔に御飯がうまく巻けないからはじまって、絵本のページかめくれないなど、とにかくあらゆることでイヤイヤが発症します。その時期の子どもの特性を知っていれば笑って見守れますが、知らない方だと「どうしてほっとくんだろう。親として失格なんじゃないか」と思うかも知れません。子どもの数が圧倒的に減って、子どもいう生き物の特性を知らない、想像できない方々が増えていて、ましてや、たくさんの子育てをしている親の状況を想像できない方がたくさんいるのだと思います。と同時に、簡単に発信でき、強い言い方をすれはせするほど共感を得やすいSNSが身近になっていることもこうした批判が増える一因とも思えます。想像できない、でも、自分なりの意見は生じる、それをそのまま強い形でSNSで発信する。そんなことが普通になっているのではないでしょうか。もうひとつ。〇〇ファーストがうける時代の風潮もあるかと思います。人それぞれ、家族それぞれの形があっていいのに、なぜか〇〇でなければいけないといった風潮が強いです。後藤さんの家族のあり方は後藤さんにしかわからないですし、外からとやかく言う筋合いのものではないのに、いわくヤングケアラーだとか、子どもがかわいそうだとかいった自らの価値観を押し付けてくる。確かに発信しなければ良いのかも知れません。でも、それはそれで違うと考えます。後藤さんなりの考えがあり、家族のあり方があり、お子さんたちのいき方があるあるのですから、他者がどう批判しようとかまう必要はないのではないでしょうか。少なくともわたしは後藤さんの子育てをリスペクトしているひとりです。
⑤日々ブログを拝見しています。GS、後藤家を愛する保護者が思うことは同じなんだなっと感じております。子供の年齢が少し違ってもオープンに発信して頂くことで、参考になりますし、鉄人の先生も私達のように大変なんだなと思うところと、こんなにオープンにして大丈夫かなとハラハラしてしまう時もあります。SNSの世界は怖いので… いよいよ明日から入試ですね。娘さんが力を発揮出来るように祈ってます!
⑥僭越ながら、後藤先生一家の皆さんは超ナイスチームです。上のお姉ちゃんの振る舞いもナイスお姉ちゃんです。多分、家族ってそれぞれが初体験の連続でそれぞれが体験と共に成長していくものだと思うんです。これからも後藤ナイスチーム一家の様々なストーリーを見せてください。わたくしにとっても感動と勉強になりますので。
ちなみに、この問題・論争を客観的に眺めていた娘のコメントも載せておきます。
「みんなに知られて、ちょっと恥ずかしいね。私は別に嫌じゃないよ。そんなに大変じゃないし。これからも、できることはやるし、無理なことは無理って言うから…」
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