- 2013年11月15日 10:40 AM
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都立中や、都立高校も同様です。都立中の作文はここの部分のチェックのための機能を果たしているという話を聞いたことがあります。道徳心に問題がある生徒や、協調性がない生徒は、作文の中にそれが出てきてしまいます。(私は6年間都立中受検者の作文を数多く見てきましたが、これは一定事実です) そしてそういう作文には、当然良い点数はつきません。都立高校の推薦入試で、全校で「小論文」と「面接」「集団討論」を実施し、その配点の比重が高くなっているのも、生徒たちのその部分を見たいからに他なりません。
今後大学入試が変わっていくわけですが、達成度テスト(発展)は記述問題が中心になるようですし、2次試験では人物重視の選考になっていきます。就職の選考については今さら言うまでもないでしょう。何度も面接も繰り返す中で、「道徳的に」問題がある学生はふるい落とされていくのです。
何を言いたいのかと言うと、「道徳の評価」が文章によって通信簿・内申書等に明記されるということは、とんでもなく怖いことだということをお伝えしたいのです。内申書・報告書の内容は本人・保護者には非公開なのですが、手元にもらう通信簿と同じとは限りません。高校受験の際の内申点の点数だけは(高校に送られたものと同じものを)教えてもらえますが、特記事項・コメントについてはその限りではありません。過去に私が直接関わった生徒で、高校に送られた(非公開の)内申書に悪意に満ちたコメントを書かれたために、(点数は足りていたのに)不合格にされたという事例がありました。確かに本人の素行面で問題があったことは事実なのてすが…
もしかしたら文科省は、そこまで見越して道徳の正式教科化を進めているのではないかと勘繰ってしまいます。
いずれにしても、そういう形になるのであれば、塾としても生徒たちに指導が必要になってきます。学校で良い子・模範的な生徒で過ごさないと良い評価がもらえないのでしょうし、少なくとも道徳のコメントで悪いことは書かれないようにしなくてはなりません。そう考えると、今回の変更は子供たちにとって決して良いことではないと感じるのは私だけでしょうか? 少なくとも、文科省が言っている「いじめ撲滅のため」にはあまり効果があるとは思えません。
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