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道徳が正式教科に格上げ?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年11月13日 12:05 PM
  • 未分類

2015年度(2年後)から、小中学校で「道徳」が正式教科となることがほぼ決定しました。私が一番驚いたのは、文科省の提言の中で、あたりまえのように「格上げ」という言葉が使用されていることです。今までも正式教科ではないものの、道徳教育にはかなり時間をかけて取り組んでいたはずです。今までの道徳教育は、正式教科に較べて格下(おまけ)だったと文科省自らが認めてしまっているのです。
文科省の狙いの1つに、今までバラバラだった教材を検定教科書に一本化するということがあるようです。2年後に教科書検定が間に合わない場合は、現在配付を進めている「心のノート」を使用するということまで決めています。
以前にも一度書きましたが、「道徳の正式教科化」には、課題や大変危険な側面を含んでいることを知っておく必要があります。

まず1つは、教員免許の問題です。特に中学校では、正式教科はその科目の免許を持つ教員しか担当できない決まりとなっています。現在道徳の教員免許は存在しないので、ここをどう解決するのかを現在検討しているようです。道徳の教員免許新設は現実的でないので、担任が指導するのか、専従の教員が複数クラスを担当するのか、外部指導員や講師に任せることになるのか、このあたりがまだ見えてきません。そもそも、「道徳」をきちんと教えられる先生がどのくらいいるのか…  

2つ目は、学習内容の問題です。検定教科書を利用することは決まっているようですが、以前に見本として見た道徳の教科書の印象があまりよくありませんでした。感動させる話があまりにも作りものっぽかったり、「日の丸万歳!」など極端に右寄りだったり、議論が必要な点を一方的に決めつけていたりと、非常に恣意的な感じがしました。これらの教材を使用することによって、偏向教育を強化するのが目的なのではないかと勘繰ってしまいます。まあ、それもこれも現場で担当する先生の意識と力量で決まってしまうのでしょうが…
(次回に続く…)

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