- 2013年11月12日 12:01 PM
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学力に影響を与える生活習慣について、文科省としての正式な見解は12月頃に発表されるとのことですが、それに先立って各都道府県や様々な機関が分析を公表しています。
まず、一番成績と相関関係が強い項目は、復習の習慣や家庭学習の時間、塾に通っているかどうかという点であることは間違いないようです。勉強が好きかどうかという指標も挙げられていますが、これはちょっと怪しいと思っています。成績の良い生徒の方が勉強を好きと答えるでしょうから、原因と結果が逆になっているような気がします。
次に、これもほとんどの都道府県で挙げていることですが、早寝・早起きの習慣がついている生徒や、朝食を家できちんと食べてくる生徒の方が成績が良いのです。これは以前から言われていたことなので、認識している方も多いと思います。携帯電話やバソコン・ゲームなどに費やす時間が多いほど、成績が悪いことも指摘されています。これも納得できますね。
さて、ここから先が少しシビアな話になります。特に成績上位の生徒に多く当てはまる指標として、「親の大学進学率・学歴」や「経済的な豊かさ」が挙げられます。つまり、成績上位の生徒は、親が有名大学を出ていて、経済的にも恵まれている割合が高いということです。遺伝というよりは、家庭の環境が与える影響だと思います。小さい頃から本を読んだり勉強したりすることがあたりまえになっていたり、(経済的に余裕があると)塾に通うタイミングで遅れを取らずに済むというようなことです。
逆に成績下位の生徒に多く当てはまる指標として、「親の離婚率」 「親の失業率」 「共働きの割合」 「65歳以上の親族との同居」が挙げられています。これも何となく理解できる部分ではありますが、こういう形で明確に突きつけられると考えさせられてしまう部分ですね。お爺ちゃん・お婆ちゃんと同居している子供に成績下位の生徒が多いという指標はちょっと意外でした。しかし、冷静に考えてみると頷ける部分もあります。家で勉強に向かう時間が取りにくいことと、逆に甘やかせすぎてしまうことが原因になっているのではないかと想像します。
これらの指標の多くは、子供の責任というよりも親や家庭環境に起因する部分です。成績が悪いからと言って、子供だけの責任にはできないということを、大人は肝に銘じておくべきだということです。
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