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楽天優勝に思うこと<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年11月8日 12:49 AM
  • 未分類

③前述した2つの点に加えて、多くの人が感動した理由がもう1つあると思います。私は、この部分の要素がとても大きかったのではないかと分析しています。
人(特に日本人)は、誰かが自分のためでなく、他人のために頑張っている姿に感動する特性があるのだと思います。今回楽天の選手たちは、このオーラを隠そうとしていませんでした。

1つは昨日書いた被災地の復興の視点です。東北の被災者を少しでも元気づけたいという思いを全員が背負って戦っていました。震災以降、選手たちが避難所を訪問したり、募金活動をしていたことを多くの人が知っていました。少し大袈裟に言うと、日本全体が「東北のため、被災地のため」という共通項で1つになったのだと思います。

2つ目は、田中投手の連投と、それら関連する様々なチーム内の思いです。もし田中投手が自分のことだけを考えていたら、第6線で最後まで投げなかったでしょうし、第7線はベンチには入らなかったでしょう。それが許されるほど、1年間十分に働いてきました。来年から大リーグに行くことになるのかどうか分かりませんが(ちょっと暗雲のようです…)、もしかしたら自分の選手生命を縮めてしまうかもしれない無茶な登板なのです。しかし、彼はその選択をしませんでした。中継ぎ投手を休ませるために最後まで投げ切りましたし、最後の最後もチームのため、被災地のために自ら志願してマウンドに上りました。
逆に言えば、田中投手が投げたいと言った時に、監督・コーチが全面的に了承することや、周りの選手たちが快く送り出してあげる土壌ができていたということも言えます。普通に考えれば、他の投手たちは面白くない思いを持っても仕方ないように見えます。一番美味しいところはすべて田中投手が持って行ってしまうのですから… しかし、誰もがそんなことを思いもしない雰囲気がありました。(少なくとも私にはそう見えました) 今年ここまで来られたのは、田中投手の超人的な頑張りがあってのことだということを、みんなが理解していたのだと思います。正に、one for all,all for one の精神です。
最後、田中投手が疲れた体を引きずってマウンドに向かう姿にみんなが感動したのは、そういう思いが伝播したからではないでしょうか?

それ以外にも、怪我をして交代した選手がベンチで悔し涙にくれているのを見て他の選手たちが発奮したり、勝利した後も他の選手への気遣いの言葉が真っ先に出てきたり、苦しい場面で外国人選手たちが真っ先に励ましに行ったり、様々な場面に楽天の選手たちの「他人のため」という思いが溢れていました。我が道を行くという感じで、個人の成績に走る選手たちが増えている中で、まるで高校野球のような泥臭さを感じたのは私だけではないはずです。
(次回に続く…)

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