- 2013年11月3日 10:38 AM
- 未分類
大学入試をWeb上で行うということについて、経費や処理の労力削減という視点では、確かに画期的な改革だと思います。しかし、当然懸念材料も多々あります。
現在、就職の試験・選考においては、ほとんどの企業が「SPI 」等を利用して、Web上で学力試験を実施しています。特に大企業と言われるところは、100%の導入率です。採用する企業の側からすると、大幅に手間を減らすことができるわけです。
学生が会社やテストセンター等に集められて受験するケースは割合的に少なく、自宅のパソコンを利用して受験する場合が大半です。当然、替え玉受験や、友人が何人も集まって相談しながら解いたり、一度別のアカウントで偽名で解いて練習した後に実名で再度受験したりと、不正行為が後を絶たない状況になっています。
しかし、企業もそんなことは100もお見通しです。ある人事担当は、「そんなもん(Web上の学力テスト)エントリーの必要条件(踏み絵)としているだけで、点数は選考に関係ないよ」とはっきり言っていました。それは極端な例だとしても、ほとんどの企業ではWebテストの結果をあまり重視していないことは間違いありません。学力は、学歴(大学・学部)である程度担保しているという考え方です。(そういう意味では、大学入試の時に一般なのか推薦なのかAOなのかを気にする企業が多いことは特筆しておきます) 筆記であれば小論文の方を重視しますし、選考に際しては、面接や集団討論の比重が大きいのです。
このことから考えると、大学入試においても、筆記試験・学力試験の比重がますます下がってくる可能性があるわけです。少なくとも文科省(政府)は、Webに切り替える段階で、それでもいいと考えているような気がします。そうでなければ、2次試験をああいう形(人物重視)に変更しようとはしないでしょうから…
そうであるならば、いっそのこと、大学入試における学力試験の位置づけを、今の就職試験と同じ程度のものにすると明言してしまった方が、よっぽと子供たちのためだと思います。
(次回に続く…)
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=2159
- トラックバックの送信元リスト
- 達成度テストはパソコンで受験!?<その2> - GS進学教室 より

