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大学進学率<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年10月2日 10:41 AM
  • 未分類

現在の大学進学率はほぼ50%ですが、実はほとんどの方が知らないであろう事実があります。それは、男女や地域(都道府県)によって、進学率にかなり差があるということです。

皆さん、男子と女子の進学率は、それぞれどのくらいだと思いますか? 今春のデータだと、男子は54%、女子は46%と、8%ほど差があります。昔よりはだいぶ縮まってきていますが、まだこれだけ差があることに驚いた方もいるのではないでしょうか? 女子の方が、専門学校(特に医療・看護・介護系)への進学率が高いことも大きな理由です。
ちなみに、男女の進学率の差が一番大きいのは北海道、一番小さい(ほとんど変わらない)のは高知と徳島です。

おそらく、ほとんどの方が驚くであろう事実は、大学進学率の地域差がとても大きいということです。18歳(高3)の時に住んでいた場所を基にした、都道府県別の大学進学率をじっくり見てみましたが、私が予想していた以上の状況になっていました。
もちろん東京が一番高いのですが、進学率はどのくらいだと思いますか? 今春は71%です。次に、京都が62%で続きますが、60%以上はこの2つだけです。
一方、一番低いのは岩手県で、何と34%しかないのです。震災の影響が多少はあるのでしょうが、数年前に遡ってもそんなに変わっていません。他の30%台の都道府県を挙げると、北海道・青森・秋田・山形・福島・鳥取・島根・山口・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄と、東北地方・九州地方を中心に、何と全体の1/3以上もあるのです。
その地域に大学が少ないこと、都会の大学へも距離が離れているので行きにくいことが根底にはあるわけですが、特別な一部の者以外、最初から大学進学は考えていない(考えられない)という地域も、かなりあることがこれにより分かります。

東京に住んでいると、どうしても「大学に行くのが当たり前」という気がしてしまいますが、全国的に見るとそうでもないのです。
括ってしまえば全国平均50%ということになるわけですが、それは人口で全体の約1割を占める都民が大きく平均を引き上げているだけであることも改めて分かります。東京が全国的に見て、いかに特殊な地域かということも理解しておく必要があるでしょう。
ちょうど、中3の授業で今やっているのですが、いわゆる「重みつき平均」というやつです。本当は、この大学進学率の都道府県別データは、総和平均ではなく、モード(最頻値)やメジアン(中央値)で見ないと、実態を見誤ってしまうような気がします。

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