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目標をどのレベルに置くのか?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2023年3月19日 9:59 AM
  • 未分類

昨日の記事が少し誤解を呼んでしまったようです。理科・社会の学習の話から入りましたが、事の本質は理科・社会に限ったことではありません。都立共通問題で言えば、英・数・国の3教科についても同じことが言えます。中学校の定期テストで点数を取ること、都立の共通問題で点数を取ることを最終ゴールとして勉強をしていると、子供たちは確実にスポイルされてしまいます。少なくとも、高校入学後や大学受験レベルの学習では、最初からついて行けない状態からのスタートになってしまうのです。

都立高校の共通問題のレベルは、普通の生徒が少し努力すれば80点~90点は取れる問題です。そんなに難しいレベルの学習は必要ありません。国語の作文、英語のリスニングや英作文、数学の作図や証明等、対策が必要な分野もありますが、中学校での学習をきちんとしていれば、そんなに時間をかけなくても対応できるようになります。国語や英語の長文の語彙力や質、数学の応用問題のレベル等もあまり高くないので、いくら過去問を解いても、思考力を養成するという段階には至りません。

こんなこと誰も言わないでしょうから私が書きますが、一般的な高校生の学力がとても低いのは、この共通問題レベルの学習や、定期テスト対策レベルの勉強を多くの中学生がしているからだと考えています。(少なくとも大きな要因の1つにはなっているでしょう) それ で、高校に入学したら急に内容が難しくなってレベルが上がり、消化不良のまま大学入試に突入してしまうことになるわけです。

今この時期、GSの新高1生たちは、「高校入学準備講座」で英語と数学の先取り学習をしています。数学で言うと、高1の最初の単元である式の展開や因数分解を学習していますが、GSの生徒たちにとっては今までやって来た高校入試の復習レベルなので、苦労している生徒はほとんどいません。もしここに、共通問題レベルの学習しかやって来なかった生徒が入ったとしたら、初めて学習する公式も多く、相当苦労しているはずです。逆に言えば、都立自校作成や私立難関校のレベルで点数を取るためには、高1レベルの学習を当たり前にこなしておかないと話にならないということでもあります。

GSの生徒たちは、中1の入学時にはほとんどの生徒が自校作成レベルを目指しています。最終的には、内申が足りなかったり、余裕を持った高校生活を送りたい等の理由で、学区2番手・3番手の都立高校を受験することになる生徒もいます。(今年も数名いました)  しかし、その生徒たちも、3年間自校作成レベル(難関私立レベル)の勉強をやり切った上で、共通問題の高校を受験しているのです。最初から共通問題レベルのみを目標としている生徒たちとは、こなして来た学習量・知識の蓄積・難しい問題への対処等の部分で、かなり差があります。高校入学後の学習で、(周りの生徒たちと較べて)そのことを実感することが多いようです。

勉強だけではなく、スポーツや芸術の世界でも同じだと思いますが、目標をどのレベルに置くのか、どういう集団に身を置くのか、日常的にどういうレベルの練習に取り組んで行くのかによって、子どもたちの成長曲線は変わって来ます。ここを間違えてしまうと、伸びるはずの能力を伸ばせないまま終わってしまうことにも繋がります。やみくもに難しいこと、レベルの高いことをさせればいいというわけではありません。その子の将来にとって、一番相応しいレベル・環境を用意してあげること。これが、親の一番重要な使命なのではないでしょうか。

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