- 2012年8月18日 11:28 AM
- 未分類
昭和41年(1966年)生まれの人がなぜ少ないのか? これはなかなかの難問です。結局、知っているかどうかで決まってしまうのですが…
これは干支の問題です。皆さん干支って何種類あるか知っていますか? 12種類? ブーです。正解は60種類なんですね。十干十二支と言って、普通取り上げられる「子丑寅…」の12種類の動物の前に、「甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)…」という十干がつくのです。10と12の最小公倍数が60なので、60年ごとに1回りすることになります。これを還暦と言い、60歳で暦が1回りしたことをお祝いするのです。
ちなみに、今年は「壬辰」年です。皆さん、自分が生まれた年の干支は知っていますか? 動物だけではなくて、十干もですよ。昔は、これを記念して建物や争いの名前につけたことが多かったのです。「甲子」園球場や、「戊辰」戦争、「壬申」の乱等、挙げればきりがありません。
さて、問題の昭和41年ですが、この干支で言うと「丙午(ひのえうま)」に当たります。丙も午も火性の干支であるところから、「特に女性の気性が激しく、夫を尻に敷き命を縮め(食い殺す)て、死後は妖怪になる」という迷信が江戸時代頃から信じられていました。明治39年の丙午の年にも出生数は極端に少なく、実際結婚が難しかったというような実例が多かったといいます。そんなこともあり、丙午に当たる昭和41年には子どもを生まないようにしようという雰囲気が地方・農村部を中心に高まり、政府も「迷信を信じないように」という広報活動をしまたが、その効果なく、生まれた子どもが極端に少なかったのです。その結果、高校受験や大学受験、公務員試験の競争率が例年よりかなり低くなったりという恩恵?もありました。
テストでは、丙午のことだけ書ければ〇がもらえると思います。今まで、生徒たちでこのことを書けたのは、例外なく親や親せきに「丙午」生まれの方がいた生徒でした。そういう意味では不公平な問題で、あまりいい問題とは言えないですね。
ただし、十干十二支に関する問題は、公立中高一貫校で毎年のように出題されています。2年前に武蔵中で出題されました。当然生徒たちは事前に対策をきちんとしていたので問題はなかったのですが、このこと(十干十二支)を知らない生徒たちには難しい問題なのです。都立中でも、いかに知識が重要かということがご理解いただけると思います。
- 新しい: いま子どもに何をさせるべきか<その1>
- 古い: 解答3
コメント:0
- panda 2012年8月18日
お盆休みはないのですか?お疲れ様です。
さて、私自身、丙午でそのことに全く違和感がなかったのですが、試験問題になるとは!
子供(受験生)が机に座って勉強するだけでは合格できない感じが伺えますが 実際、自分の子供がそんな学力と知識で受験を乗り超えられる予想が全くつきません。て、いうか10歳そこそこの子供がそんなことまでできるなんて!受験を甘くとらえてるといわれるとそれまでですが、恐ろしいです。自分の知らない子供が出来上がっていくのではないでしょうか?

