- 2022年11月17日 12:39 AM
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「自分の人生を子どもに投影すること」
昨日のテーマの続きになってしまいます。以前ある保護者の方に、「結局、子どもに自分の人生を投影して見てしまっているんです…」と言われたことがあります。「自分が叶えられなかった夢を、我が子に叶えてほしい」「自分が幸せになれなかったので、あの子には幸せになってほしい」というような思いで、子どもに接してしまっているということでした。
これも、気持ちとしてはよく分かります。お父さんに多いと思いますが、スポーツで自分が挫折したので、子どもに同じスポーツをやらせてリベンジしたいとか、勉強の方で言うと、親が落ちた大学に合格してほしいとか…
実は私も、我が子たちの誰かにはバレーボールをやってほしいと思っていました。自分があれだけやったのに、全国大会に(あと1点が取れず)出られなかったというトラウマを抱えているからです。バレーボールをやってくれれば、親子で共通の話題ができるからということもあります。家から徒歩2分のところに八王子実践があるのも、何かのご縁だと思ったり… (ちなみに、八王子実践中学校の熊田監督は、(大学は違うけど)私の同期で元全日本選手の熊田さんのご子息です)
「思っていました」と過去形になっているのは、今は諦めたからです。どういうわけか、我が子たち4人はみんな「チビ」で、全員小学校や幼稚園で、朝礼順前から2〜3番目なのです。妻の方も含めて家系的にみんなチビなので(なぜか私だけ突然変異。遺伝子検査でもそう分析されていました)、今後急に伸びるとも思えず… 今は(チビでもできる)リベロというポジションもありますが、クラスで一番小さい方だと、そもそもバレーボールをやろうとは思わないでしょう。私は小学生低学年の頃から学年では2〜3番目に大きく、中1の時には175cm近くありました。高校生で180cmくらいになりましたが、それでも本格的なバレーの世界では決して大きい方ではありませんでした。今はさらに伸びているので、私より大きい人にはあまり会ったことがありません。
今日もすっかり話が逸れているようです。
この部分で言うと、自営業や会社の経営者の方が一番大変な思いをされているはずです。開業医の方が、子どものうちの誰かを医者にして跡を継がせたいと考えるのは当然です。それ以外の職種でも、叶うことなら我が子に継がせたいと考えている経営者の方は多いでしょう。有名な会社で言うと、ジャパネットたかたのように、うまくバトンタッチした会社と、大塚家具のようにお家騒動でゴタゴタしてしまった会社両方がすぐに思い浮かびます。
これについては、子どもの側にも適性があり、本人が完全に納得しているのであれば、外野がとやかく言う筋合いのものではありません。しかし、本人の意に反して無理矢理跡を継がせようとしても、うまく行くわけがありません。
私も自営業者で会社の経営者ですが、この問題で悩むことはあまりありません。なぜか分かりますか? 私が70歳まで働いたとしても、その時長女ですらまだ大学生なので、直接代替わりすることはあり得ないからです。まあ私が元気なうちに、誰かが講師として働いてくれたらいいな、くらいのことは考えますが…
この記事の冒頭に出て来た保護者の方の発言で、「私が幸せになれなかったので、我が子には幸せになってほしい」というものがありましたが、私はこれについては結構突っ込んでしまいました。「なんでその歳で「幸せになれなかった」と過去形にするの?」「まだまだ人生これからじゃないですか?」 というようなことを伝えました。
「子どもの幸せのために、自分を犠牲にする」という考え方は、結果として子どもを幸せにしません。まずは、親自身が必要以上に我慢をせず、幸せになることに全力を注ぐべきです。その姿を見ていた子どもは、自分も幸せになって行こうとするはずです。
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