- 2022年11月16日 9:41 AM
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「他責・他人事思考」
受験生を指導していて、我々が一番苦労するのは、あらゆることが「他責・他人事」になってしまっている生徒です。勉強に集中できなかったり、成績が悪かったりした時に、環境や他人のせいにするのです。受験を自分の事として捉えられず、あらゆる事が他人事になってしまっています。こうなってしまうと、受験勉強だけでなく、将来様々なことで困ることになります。(就活・婚活のところでそのことを強く感じます)
特にここ数年で、大人も含めてこの傾向が強くなっているように感じます。何かうまく行かないことが起こった時に、「コロナのせい」「社会のせい」「政治のせい」という思考になってしまう人が増えていると思います。確かに、コロナや大きな自然災害等は、自分の力ではどうやってもコントロールできないので、気持ちは理解できます。しかし、その状況下で最初から諦めてしまって、自分ができることに全力で取り組まないと、結局は自分に返って来てしまいますし、後悔することになると思います。
子どもへの接し方というテーマから逸れていると感じている方もいると思いますが、もう少し読んでください。
子どもが小さいうちは、他人事思考はほとんどありません。すべてが自分事です。我が家の子どもたちも4人とも、「自分が、自分がー!」が口癖でした。(今2歳児が正にその真っ只中です) それが大きくなるに連れて、次第に他責・他人事思考に染まって行ってしまいます。カウンセリング的見地から言うと、他責思考は「怒られないように、自分は悪くない」、他人事思考は「失敗した時のショックを和らげるためと、自分に自信がなくなった無力感」から来る防御反応だと言われています。これらの原因のほとんどは、親の接し方にあると考えています。(4歳から10歳くらいまでの間の接し方が大きいです。それを過ぎて中学生くらいになってしまうと、いくらアプローチしても染み付いたものを変えてあげるのが難しくなってしまいます)
子どものテストの成績が悪かった時、スポーツの試合やピアノの発表会等で負けてしまった時の声のかけ方、接し方がとても重要です。先生(塾)やコーチのせいにしたり、スケジュールや環境のせいにしたりしているご家庭は要注意です。子どもの中で、「自分のせいじゃない→誰かが何とかしてくれる」という考え方が醸成されて行ってしまいます。
もう1つ、親が自分自身の「他責・他人事」の発言・行動に注意することも重要だと思います。子どもは意外と親の様子をよく見ています。親の真似をすると言ってもよいくらいです(はい、思いっきり自戒です…)
子どもたちが、人生の様々な困難に対して、自分の力で立ち向かい乗り越えられるようにしてあげること。これが、親の非常に重要なミッションだと思います。
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