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今の子どもたちは…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年8月11日 11:47 AM
  • 未分類

最近の子どもたちは冷めているという論調を読むこともありますが、私はそうは思いません。25年塾の教師をやっていますが、日々の頑張り、受験に臨む時の思い等、昔と何ら変わりません。むしろ、周りの大人たちの対応が冷めてきていると感じます。保護者の方で、「そんなに無理させなくても…」とか、「これ以上頑張らせるのは可哀想だから…」とおっしゃる方の割合は間違いなく増えています。「そんなに上を目指させなくても、ほどとぼで…」とおっしゃる方も多いですね。本音ではないのかもしれませんが、子どもたちより前に、まず保護者の方とお話をしなくてはならないケースが増えているのは事実です。こちらとしては、まだまだ鍛えてあげれば伸びるのに…と感じる場面で、肩透かしを食らってしまうこともあります。
学校生活で特にそうだと思いますが、今の子どもたちは、昔に較べて競争する機会が減っているように思います。我々の頃は、中学校の中で業者テストが行われていましたし、内申も相対評価だったため、勉強でもクラスの中で明確なヒエラルキーが出来上がっていました。(私はその他大勢だったわけですが…) テストの度に、「誰が誰に勝った」みたいな話が、クラスの中で当たり前のように話されていました。スポーツや文化系でも、クラス内・クラス間の競争意識は結構強かった記憶があります。(だから私は、運動会と球技大会の時だけはヒーローになれたわけです)
実際に見聞きした話たけでも、最近の「競争をさせない」異常さは伝わってきます。運動会の徒競走で、手をつないでみんなで仲良くゴールしたり、合唱祭で順位はつけず、「○○賞」を全クラスに授与したり、通信簿でクラス全員に「よい」や「5」をつけたり… 
文科省の役人が、「教育現場で、子どもたちに優越感と劣等感を抱かせないような配慮が必要だ」と語っているのを聞いたことがありますが、その帰結が「競争をさせないこと」だというのです。何か違うぞと感じるのは、私だけではないはずです。
受験では、倍率が1倍を超えている以上、そこには厳然とした競争が存在します。入試本番では、合格者と不合格者に明確に分けられてしまいます。最近は就職の状況が大変厳しく、新卒で「それなりの」大学を出たからと言って、「それなりの」就職はまったく保証されません。エントリーシートのところから選別が始まり、ペーパーテスト、小論文、プレゼンテーション、グループワーク、面接と、厳しい選考(競争)が続いていきます。社会に出てからの競争は、さらに熾烈を極めます。
小さい頃から競争する機会を取り上げられている子供たちが、突然受験や就職、そして会社に入ってから競争させられるから(特に失敗した時は)、必要以上に落ち込んでしまったり、社会に適応できない若者が増えているのではないかと、私は仮説を立てています。最近、草食系と呼ばれる恋愛や結婚に興味を示さない若者たちが増えているのも、このことが遠因となっているのではないかとすら感じています。
私は、子どもの時から、もっともっと競争させる(練習をする)べきだと思います。ただし、結果がすべてではないこと、1度失敗しても次に頑張ればリベンジのチャンスがあること、失敗から様々なことを学んで強くなっていくことが重要であること等を、周りの大人(親と教師)がきちんと教えていく必要があります。お受験(小学校受験)によく見られる、「あなたが結果を出してくれないと、お母さんが恥ずかしいのよ」「落ちたら今まで頑張ってきたこと(お金)が全部無駄になるのよ」的な対応は、子どもに悪影響を与えてしまうことは間違いないでしょう。

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