- 2020年12月23日 11:07 PM
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なぜ今の子どもや若者が、あのCMを観てもピンと来ないのか? それは、携帯やインターネットがない時代の人間関係が前提となっているからです。
昭和の時代はもちろん、平成になってからもしばらく携帯はありませんでした。私の記憶によれば、携帯が出回り始めたのは平成6年くらいからです。私が最初に買った携帯は、トランシーバーみたいなやつで、とても胸ポケットに入るような代物ではありませんでした。もちろんインターネットにはつながりません。平成8年くらいからパソコンが普及し始め(デスクトップの大きいやつです)、ダイヤル回線でインターネットにつながるようになりました。平成11年にドコモのiモードがリリースされて、世界が大きく変わりました。しかし、スマホ(iPhone)の登場は平成20年まで待たないといけません。スマホが世の中に出回ってからは、まだ10年ちょっとなのですね…
で、あのCMです。(保護者の皆様は)携帯・スマホのない時代を思い出してください。遠距離恋愛の概念が今とはまったく異なるわけです。GSの結婚相談所の会員にも、遠距離恋愛真っ最中のカップルがいますが、毎日のようにメッセージでのやり取りはもちろん、zoomやラインのテレビ電話等で「対面」で話をしているので、距離感がとても近いのです。30年前は、固定電話しかなかった時代です。自宅で親と同居している彼女に連絡を取るハードルがどれだけ高かったことか…
そんな状況の中で、数ヵ月に1回くらい会えた場面が、あのCMに描かれているのです。牧瀬里穂が名古屋駅で必死に走っているのは、彼氏が改札を出て来るタイミングを逃してしまったら、連絡を取り合えないので、クリスマスイブの夜に会えなくなってしまうかもしれないという恐怖があるからです。(当時は駅のチョークの伝言板をよく使いました…)
この感覚は、特に今の子どもたちには理解できないでしょう。事前にラインで連絡しておけば、まったく問題ないわけですから…
(次回に続く…)
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