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「子ども」と「子供」<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月18日 12:27 AM
  • 未分類

例えば、「ご父母」や「父母会」という言葉。塾でも何気なく使ってしまっているところもありますが、これは「保護者」「保護者会」が正しい。なぜかと言うと、世の中には父親・母親のどちらかがいない子供(早くも表記を変更しました)も多数いますし、中には両親ともいない子供もいるからです。私の26年間の塾講師生活の中でも、今までに3人そういう生徒を預りました。1人はおばあちゃん、1人は親戚のおばさんが育てられていました。もう1人は孤児施設から通って来ていました。ご父母という表現が不適切であることはご理解いただけると思います。
塾でもひどい講師だと、平気で「ご父兄」という表現を使っていたりします。これはさすがに論外ですね。昔の家父長制の名残りなのですが、現代ではほとんど差別用語の扱いです。

あと、自分のところの生徒のことを指す時に、「生徒さん」と表現してしまう講師も少なくありません。これも間違いなのです。若手の講師に多いのですが、中にはこの道何十年というベテランが使ったりしていて、オイオイと思う時もあります。保護者に対して使う時は、「お子様」で問題ないですね。第三者の方が塾の講師に向かって、「そちらの塾の生徒さんは~」これも問題ありません。常に、その所属する集団の目上の方に対して敬意を表して、「〇〇さん」「〇〇様」となるわけです。自分のところの生徒に向かって、「生徒さん」はおかしいのがご理解いただけるでしょうか? 保護者の方に向けて使う場合も、保護者とって子供は生徒ではないので、「生徒さん」にはならないわけです。

これは教師の世界に限ったことではありませんが、学校や社内の人間を外部の方に紹介する時は、原則呼び捨てにするのがルールです。例えば、社長を平社員が紹介する場合であっても、「社長の〇〇です」と名前の下には敬称をつけずに呼び捨てにしなくてはなりません。会社や組織の中に所属している方にとっては、当然のルールだと思います。しかし、これがどういうわけか、学校現場では(時には塾でも)そうなっていない場合が多いのです。校長等の役職者は当然として、一般の教師たちも当たり前のように「〇〇先生」と紹介されたりしています。生徒たちの前ではまだ理解できるのですが、保護者会等の場ではやはり違和感を感じずにはいられません。
まあ、お互いを「〇〇先生」と呼び合う持ち悪い職場は、学校・塾くらいのものでしょうから、そんな常識を今さら持ち出しても仕方ないのかもしれませんが…

下村大臣の指示は意味が分かりませんでしたが、それに関連して、教師が使ってよい言葉、いけない言葉の再確認をできたので、そういう意味では意味があったのかもしれません。

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