- 2013年6月20日 10:47 AM
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その他、私が気になった項目は、若者のライフコースについての意識調査です。
将来結婚したいと考えている者の割合は、ここ数年あまり変化がなく、18歳~29歳では男女とも88~89%程度で推移しています。(それでも10%以上の者がしたくないと答えているわけですが…) その一方で、同年代の未婚者で彼氏・彼女がいる者の割合はどんどん下がってきています。直近のデータでは、男性の60%以上、女性の50%が交際相手がいないと答えています。さらに、今までに一度も交際をしたことがないという者の割合も、確実に増えています。
一昔前と大きく変化してきたのが、結婚後の女性の立場の希望についての項目です。専業主婦を希望する女性の割合が大きく減ってきていて、そのまま仕事を継続したいという者や、再就職したいという者よりもずっと少なくなってきています。
私が驚いたのは、男性が妻に希望することの調査です。女性が自分で希望する割合よりは多いのですが、やはり妻に専業主婦をして欲しいという割合が大きく減ってきているのです。年代によって多少違いはありますが、仕事を継続して欲しいという希望者の半分にも満たない状況です。
女性で結婚しても働きたいと考えている人の割合が増えているのはよく分かるのですが、男性で妻にも働いて欲しいと考えている人の割合がこんなに増えていることがちょっと驚きでした。相変わらず続いている不況もあり、経済的な不安が大きいのだと思います。20代・30代で年収300万円程度だと、(子どもを持とうと思ったらもちろん)夫婦2人で暮らしていくことすらなかなか厳しい状況なのです。
本日取り上げた状況は、すべて日本の「晩婚化・未婚化」「少子化」につながるファクターです。今、政府が力を入れている少子化対策は、絵に描いた餅になってしまっている気がします。どちらかと言うと、子どもが生まれた後の支援に頭が行ってしまっていて、そこに至る過程での支援や、少子化の根本の原因を取り除く方向での政策が取れていません。
こんな立派な白書を自ら出しているのですから、内容を再度しっかり吟味して、もう少し実効性のある税金の使い方をして欲しいと切に思う次第です。
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