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なぜ都立高校は大学の合格実績を伸ばしているのか?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年8月3日 3:37 PM
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2ヵ月程前に、衝撃的なニュースが飛び込んできました。都立青山高校が、「進学指導重点校」の枠からはずされることが決定したのです。理由は、大学受験の実績において、ふさわしい結果が残せていないからということです。
進学指導重点校は、全都で7校あり(日比谷・西・国立・戸山・八王子東・立川・青山)、カリキュラムの編成や、予算、教員の配置等で優遇措置の恩恵を得ていました。それが、はずされてしまうというのですから、学校の先生方、在校生はもちろん、これから受検を考えていた生徒たちもショックを受けたと思います。因みに、現在の在校生に影響を与えないよう、平成26年まではそのままだそうですが、逆に可哀想な気もします。マイナスのレッテルを貼られてしまったのですから… 
進学指導重点校としての基準も、都は明確に定めています。「センター試験で、5教科7科目の受験を200名以上がして、そのうち10%以上の生徒が82%以上の得点を取り、難関国立大学に15人以上合格させる」というものです。いかがでしょうか? こういう目標を都立高校が定めて、目標達成に向けてお尻を叩かれているのです。
校長先生方にお話を伺うと、都の追及が結構厳しいことも伝わってきます。計画書の提出から始まり、定例の報告、対策の立案等結構大変で、特に大学入試で実績が芳しくなかった時は、針のむしろだという表現をされていた校長先生もいました。
この基準に照らし合わせて、青山ははずされるということになってしまったわけです。立川も危ないですね。ここ数年の結果を見る限り、ぎりぎりセーフという状況です。やはり、日比谷・西・国立の3校の実績が抜きん出ています。
都立高校が、ここ数年大学の合格実績を伸ばしているのには、それなりの理由があります。学区撤廃・内申比重低下・入試問題の自校作成等、入試改革が成功したために、以前に較べると優秀な生徒が入学するようになった(はっきり言えば、私立から流れた)ことが一番大きいわけですが、高校に入ってからの環境や、先生方の熱意等、高校としての取り組みの成果も当然あります。簡単に言えば、都立高校は、企業努力を徹底してやってきているということです。前述した目標管理のマネジメント・成果が出なかった時の「リストラ」は、一般企業も真っ青ですよね。これで授業料は無料なのですから、下手な私立高校が勝てるわけがありません。
その分、高校に入学するのが、以前よりずっと難しくなってきているのです。中学校でそこそこ優秀なら(内申がオール5に近ければ)トップ校に合格できた時代は、「今は昔」です。もちろん内申確保も必要ですが、それは必要条件で、十分条件を満たすためには、記述を中心としたハイレベルの問題に対応できるように、早い段階からかなりの訓練を積んでいかないとならないのです。

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