- 2013年6月1日 10:43 AM
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期限に返せなくても、その後少しずつ返していけばいいのではないか、と考えている方がいるかもしれません。しかし、事はそう簡単ではないのです。
(当たり前のことなのですが)最近各機構は、滞納分の取り立てをかなり厳しく行うようになっています。少しでも返済が遅れたら延滞料を請求するのは当然ですし、わずか3ヵ月滞納しただけで、個人情報信用機関(いわゆるブラックリスト)に名前が登録されてしまいます。これは結構大変なことで、クレジットカードは作れなくなりますし、家や車を買う時にローンが組めなくなります。1度ブラックリストに登録されてしまうと、その後きちんと返済しても、しばらくは要注意人物としてマークされてしまうのです。(まぁ、奨学金の返済ができないような所得の状況であれば、いずれにしてもローンを組んだりはできないでしょうが…)
さらに、4ヵ月滞納が続くと、債権回収会社が間に入ってきます。取り立てもかなり厳しくなってきて、精神的に追い込まれてしまうケースも出てきています。それでも返せないとなると、裁判所を利用しての「支払督促」となりますが、これが年間で1万件以上あります。その後は1年後を目処に、「裁判」→「強制執行」と進んでしまいますが、これも年間で150件程度確認されています。そのレベルになると、「自己破産」まで進んでしまう若者も少なくありません。
奨学金を返せないと、債務不履行者としてのレッテルを貼られてしまい、それこそ一生に傷がついてしまうわけです。学生の未来の夢を先取りするはずの奨学金が、逆に夢を奪う結果になってしまうのですから、こんな皮肉な話はありません。
これだけ焦げつき(奨学金滞納)が多くなると、機構としても上記のような対応を取らざるを得ないでしょうし、国もそれを容認するしかないのだと思います。若者の就職・所得がこれだけ不安定で、先行きもどうなるかわからない状況下において、大学生になる段階で数百万円の「借金」を抱えてしまうのは、あまりにもリスクが高いという認識を持つ必要があるということです。
(次回に続く…)
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