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日本人はなぜ英語ができるようにならないのか?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年5月22日 11:23 AM
  • 未分類

小学校で英語を正式科目として学習するようになっても、中学入試の科目に英語が入ってきても、残念ながら今のままでは日本人は英語ができるようにはなりません。ましてや、その施策によって、政府が意図しているような、世界をまたにかけてグローバルに活躍できる人材がたくさん輩出されるような事態には決してならないでしょう。それは、日本の英語教育が根本からズレてしまっているからです。

そんな偉そうなことを言っている私は、まったく英語ができません。25年以上もこの仕事をしていますが、英語だけは指導できるのは、中1・中2レベルまでです。高校入試の難関校レベルとなると、逆に生徒に教えてもらうことの方が多いかもしれません。もちろん日常レベルの会話もまったくできません。海外に行った時は、身振り・手振りと気合いで、何とか通じちゃいましたが…
昔を思い出すと、自分の高校受験の時はそれなりにできた(と言っても業者テストのレベルで偏差値60程度)と思いますが、高校で附属高校に入ったらもういけません。テスト前はひたすら英文と訳を丸暗記のみ。大学入学後は書店でアルバイトをしていたこともあり、訳本探しの天才と言われ… そんな程度の勉強でも、成績はそれなりに取れてしまったのです。(大学ではほとんどAをもらったような気がします) それから30年近くが立ち、英語をほとんど使う機会がなかったこともありますが、何も頭に残っていないし、少なくとも人生の中で英語の学習が役に立ったことは一度もありません。
私が感じるのは、日本の英語教育は、理屈をこねすぎ、そして英語に接する絶対量が少なすぎだということです。英語圏では3~4歳の子どもが当たり前に英語をしゃべりますが、当然文法的な理屈など何も分かっていません。日常会話の中で、言葉を覚えていくわけです。
大人になっても、海外に一定期間住んだり、外人と一緒に仕事をしたりすれば、必要に迫られて話せるようになるケースが多いですし、今はやりのスピードラーニングや、一昔前で言うとFEN(ラジオです)で、毎日英語をシャワーのように浴びていたらいつの間にかしゃべれるようになっていたという話は、決して誇張ではないと思います。

今の受験英語は、政府が意図している英語とはまったく違う科目です。This is a penという英語の文を英語圏の人がしゃべるところは聞いたことがありません。be動詞という概念が通じない地域もあるという話を聞いたことがあります。
ある外人タレント(日本語ペラペラ)が、次のような趣旨のことを言っていたのを聞いて、なるほどと思いました。
「日本語で言えば、助詞の使いわけや、1本・2本・3本の読み方等、理屈で説明しろと言われたら日本人だって困ることを、いちいち理屈から(しかも下手くそに)説明されてしまい、しかも1年もあれば終わる内容を、ダラダラ10年以上ももかけて教えられたら、誰だって日本語ができなくなってしまうでしょ?」

英語の早期教育自体はいいと思います。中には、「日本語がまともにできないうちに英語を学習しても意味がない」ということを主張する人もいます。(偉い学者さんでも) 私は、その考え方が出てくること自体が、日本の英語教育が間違っていることの証左だと感じます。日本語と対応させて英語を学習しようとするから、日本人は英語ができるようにならないのではないでしょうか?
教育再生会議の皆様には、そこまで踏み込んだ議論を期待します。日本の「受験英語教育」を完全にぶっつぶすぐらいの大改革をして欲しいものです。(塾の教師の発言ではないかな…)

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