- 2018年8月22日 9:42 AM
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誤解をされると困るのですが、都立中の作文においては、まず型にしっかりはめて書けるようにすることが重要です。原稿用紙の使い方から始まり、常体・敬体の使い分け、段落分けのルール、1文の長さ、句点・読点の打ち方、表現技法、結論→体験→根拠→まとめの流れ等、絶対にはずしてはいけない「型」が存在します。まずは、それをしっかり叩き込むことが必要となります。ただし、この部分については、普通に頑張っている受検生であれば、この(夏期講習の後半の)時期には、ほとんど固まって来ているはずです。入試本番でこのあたりでもたついているようだと、合格点を取ることは難しいでしょう。
問題は、そこからもう一歩先へ進めるかどうかなのです。その最低限の型を守りつつ、自分のオリジナリティをいかに加えて行くか、採点者を唸らせるような作文をどうやって書けるようにするかというレベルの戦いが待っているのです。(いわゆる、「守・破・離の法則」をイメージしていただくと、指導のイメージが湧くのではないかと思います)
毎年、(我々講師たちも)ここで結構大変な思いをします。当然のことですが、受検生本人の引き出しがないと、なかなかオリジナリティは出て来ません。最終的には、「体験ストック」のような形で、その生徒ごとに書くべきことをいくつか暗記して持たせておいて、当日その中から相応しいものを抽出して多少アレンジして使うというようなことまでさせるのですが、そこに至るまでにかなりの労力を必要とします。
しかし、このレベルのことを1年間かけて一緒にじっくり取り組んで行けば、誰でもそれなりの作文が書けるようになります。まずは、保護者の方がそのことを理解することが必要です。「うちの子は作文が苦手だから、都立中は無理…」みたいなことを考えているとしたら、とてももったいない話だと思います。再度確認しますが、都立中の作文はとても成績を上げやすい科目の1つなのです。
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