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都立中の作文<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月21日 9:53 AM
  • 未分類

私は「なぜならば、〇〇だからだ病」と名付けているのですが、何も考えずに、教わった形式にだけ合わせようとして、理由になっていないことを理由に書いたり、結論が体験とマッチしていなっていたりするような答案を書く受検生が増えているという話を、数年前に某都立中の先生から伺ったことがあります。そうはっきりおっしゃったわけではないのですが、そういう生徒を落としたいと考えているんだろうな…と、私は感じました。
この「病気」を診断するのは簡単です。生徒が作文を書いているところを横で見ていて、最初の書き出し(結論)を書いた後に、(何も考えないで)条件反射的に「なぜならば」と書くからです。問題の内容によっては、必ずしもそこで理由を書く必要はありませんし、理由を書くにしても、唐突な「なぜならば」は、それだけで評価を落としてしまう可能性すらあると感じています。

また、筆者の主張をただなぞっているだけで、自分の考えをほとんど書けていない答案が多いという話もありました。(都立中は、要約問題が1~2題出題されるのですが、こちらは自分の考えを書いてはいけません。文章中の筆者の主張を簡潔にまとめることが必要です) ここ数年の採点基準を推測すると、おそらくこの部分が非常に重要な要素になっていることは間違いないと思います。
私は、最近の採点基準の中に「独創性」という項目がある(しかも配点が高い)のではないかと推測しています。文章がそこそこうまく書けていたとしても、「みんなと同じ」では高得点がもらえないようになって来ているからです。数年前の採点基準とは、そこが大きく変わって来ている可能性が高いです。

この部分は、相当訓練しないとなかなか書けるようになりません。特に、5年生までに悪い癖がついてしまっていると、小6になって本格的に過去問に取り組み始めた時に、修正するのに相当の労力を必要とします。作文の受検勉強を本格的にスタートした時から、(当たり前なのですが)常に自分で考えて、自分の言葉で書くようにして行かないと、本質的な作文の力はつきませんし、(今の採点基準だと)高得点を取ることができるようにはなりません。
(次回に続く…)

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