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都立中の作文<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月20日 9:33 AM
  • 未分類

都立中には得点開示制度があるので、本番で取った点数が分かります。生徒が入試から帰って来た後の「答案再現」と照らし合わせると、「この作文で何点だった」ということがリアルに掴めて、それが講師たちの経験値として積み重なって行きます。
一昔前は、「こんな作文でこんなに高得点がついてしまうんだ…」と感じる場面が少なくありませんでした。特に、(多摩地区の学校では)立川国際と武蔵の採点基準が甘くて、そこそこの作文で90点くらいもらえていることが結構ありました。私の目から見たら、到底納得できないような甘い採点もありました。(論理が破綻していたり、同じことを何度も書いていたりするのに80点や90点をもらえているとか…) 当時は、 適性(算・理・社)の方ではあまり差がつかない問題が多かったこともあり、作文で高得点を取ってしまえば、それだけで合格ラインを超えてしまうことも多かったのです。
しかし、各中学校とも、このままではダメだということに気付き始めます。6年後の大学受験に向けて、本当に優秀な生徒が取れていないことを認識したようです。実際、ある中学校の先生が、「作文だけ高得点で入学した生徒の成績は思わしくない場合が多い」というようなことをおっしゃっていたことがありました。

私が感じている最近の採点基準の変化は、大きく2つです。
1つは、総じて作文であまり大きな差がつかなくなった(つけなくなった?)ことです。どこの中学校でも、80点・90点という点数はあまり見なくなりました。ここ数年のGSの生徒たちの例で言うと、ほとんどが60点~70点くらいに分布しています。80点以上取った生徒は(過去6年間で)数名しかいませんし、逆に半分取れなかった生徒も数名しかいません。他の塾の講師に聞いても、だいたい同じ感想が返って来ることが多いので、たぶん間違っていないはずです。
作文たけでぶっこ抜いて合格を手に入れることが、なかなか難しくなって来ているということです。「作文は(合格するためには)ある程度取って当たり前で、はずしたらかなり厳しくなる」というのが、最近の都立中の傾向です。共通問題の適性(特に理系)でどのくらい取り切れるかで合否が分かれます。テストの標準偏差が小さくなっているために、実は最後の最後は、報告書(通信簿)の点数の差で合否が決まっているケースも増えているような気がします。実際、GSの過去数年間で言うと、通信簿オール3の生徒はほとんどが合格しています。

もう1つ、これは中学校によって違いがあるような気がしているのですが、自分で考えていない型にはまったような作文は、高得点がもらえなくなって来ていると感じています。
(次回に続く…)

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