- 2018年8月17日 9:52 AM
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前々回の記事の中に書いたことですが、GSの都立中クラスがとても少人数であることに対する反響がありました。そうなんです。今までの平均的な感じで言うと、「受検生が5名いて、そのうち2名が合格して行く」というような状況です。開校以来ト-タルで見ても、私立中コースの方がかなり人数が多いのです。ただし、今年の小6は久しぶりに都立中クラスの方が多いですし、今の小5の志望校を考えると、来年の小6は都立中クラスの方が圧倒的に多くなりそうな状況です。GSに関わる方々の中で言うと、少し都立中の人気が持ち直して来ている実感があります。それと、GSの都立中の合格率が高いこと(少人数であること、授業料が大手塾よりかなり安いことも含めて)が、ようやく地域に知られて来たこともあると感じています。
そんな少人数の指導故にできること(逆に言えば大手塾にはできないこと)がいくつもあり、それが都立中の合否に直結する要素になっているはずです。
都立中の作文について一番重要なことは、「同じテーマで、合格点に届くまで何度も書き直しをすること」です。授業で解説を聞いて、メモをするくらいではまったく意味がありません。さらに言えば、書いたその場でチェックを受けて、すぐにやり直しをしなくてはいけません。作文を書いた後、1週間くらいしてから返却されて、それを家に持って帰ってからやり直しをしているようでは、力がつきませんし、そもそも書くべき量がこなせずに終わってしまいます。
GSの小6の生徒たちの夏期講習での様子を例にあげて、どのくらい作文を書いているのかをお伝えします。1日の授業の中で、入試問題レベルの作文を平均3本は書きます。その場ですぐに採点して(入試問題は点数を出しますし、それ以外の作文は10点中の点数で明示します)、簡単な講評をして返します。10点中7点が取れていないものは、その場ですぐに書き直しになります。2回目もすぐに採点して、7点が取れるようになるまで繰り返します。ほとんどの生徒は(この時期は)2回目でクリアするようになって来ていますが、苦労する生徒は、1つのテーマにつき4~5回書き直しをする羽目になります。4回も5回もダメ出しを食らうと、さすがに泣きながら書いている生徒もいたりします。授業時間以外で、それ以外に、自分が受ける中学校の過去問や、銀本の中の過去問で作文を少なくとも1本は書くので、平均すると1日に8本くらいの作文を書いていることになります。重要なことは、書いたその場でチェックを受けて、不十分なところを理解して、その場で書き直しているということです。こんな形の指導は、少人数のクラスでなければできません。指導者側のスキルと覚悟も必要です。私が若い頃に速読を身につけたため、1枚(400字)の作文を5秒程度で読める(合計30秒で最低限の赤入れをし、生徒にまずいところの指摘をできる)特技を持っているからできることでもあります。
この、「合格点に届くまで、その場で何度でも書き直す」ということが、都立中の作文で点数を取れるようになるためのすべてだと私は考えています。小6になった時点でまともに作文が書けない生徒でも、これを毎日繰り返して行けば(生徒によって必要な時間に差はありますが)、誰でも書けるようになります。都立中の作文の勉強で最悪なのは、「何を書いていいか分からないと言って手を止めている」ことと、「書きっぱなしで、採点されたものをそのまま放置すること」です。だいたい、作文が書けるようにならないと言っている生徒のほとんどは、このどちらかに当てはまっています。
(次回に続く…)
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