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大学入試改革はそれでいいのか!?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年3月10日 10:53 AM
  • 未分類

大学入試改革の話が正式に公表されたのは、5年前2013年のことでした。私は、テレビの教育番組で当時の下村文科大臣が熱く語っているのを観た時に初めて知って、目が点になった記憶があります。最初は「何、くだらない絵空事言ってんだろ?」と感じたのですが、どうやら本気だということが分かり、「これは結構大変なことになるぞ…」と感じました。大学入試が今までとはまったく違う世界になってしまうため、塾としても対応を迫られることになると考えたからです。

あれから5年が経過しましたが、昨日書いた通り、すっかり腰砕けの改革となってしまいました。一番大きな理由は、採点等の物理的な負担を甘く見ていたことです。当初は「すべて記述式にする」というような話すらありましたが、全国で60万人近くが受験するテストでそれは無理があります。年に2~3回実施するという話も同様です。CBT方式等で実施するという話もありましたが、一問一答式ならともかく、記述問題には対応できません。結局記述問題は、国語と数学の1教科3問のみとなりましたが、その採点についても、「民間業者を有効に活用する」ということが公表されています。
文科省も、最近になって採点等の物理的な理由を「できない理由」に挙げていますが、そんなことは最初から分かっていたはずです。それをなぜ無理を承知で推し進めようとしたのかがまったく理解できません。

もう1つは、教育現場からの反対・不満の声が、予想以上に大きかったことです。大学からは採点も含めた入試業務の負担増(はっきり言って「やりたくない、できない」ということです)、中学・高校からは新しい入試に向けた指導への不安と困惑(はっきり言って「そんな指導は無理」ということです)の声が広がっていました。文科省としても、そこをゴリ押しで進めるのには、まだ時期が早いと判断した節があります。
喜々としていたのは、一部の中高一貫校と、我々のような教育産業です。「入試改革が行われると、(そこにしっかり対応している)塾・塾予備校の生徒が増える」というのは業界の常識です。今回の改革が当初の予定通りに進んだら、まともに対応できる学校や塾・予備校はそんなに多くなかったはずです。だからこそ、そこに自信を持ってまともな指導をすれば、需要が増すことは必然です。
GSは、都立中受検指導はもちろん就活コースでの指導も長いので、記述式の問題や小論文・面接の指導には自信を持っています。英語についても、日常会話レベルOKでネイティブに近い講師が在籍しているので、その部分の指導ができることをとても楽しみにしていました。そういう意味では、少し残念な思いもあります。
(次回に続く…)

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