- 2013年3月20日 2:29 PM
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本日は祝日ですが、授業回数を確保するために、平常通り授業を実施します。
しかし暖かくなりました。春を一気に通り越して初夏の陽気が続いています。私は、先週まで布団を2枚(毛布を入れて3枚)かけて寝ていましたが、今朝は暑かったらしく、起きたら布団を全部蹴飛ばしていました。(^_^;)
桜の蕾も開いてきましたね。多摩地区も今週末には満開のようです。花見にはいつ行こうかな?(まあ、行っても花より団子なんですけどね) 入学式の頃には、すべて散ってしまう予測も出ていて、ちょっと心配です。
大学生の就職について、大変厳しい状況で推移していることをこのブログでもお伝えしてきましたが、その後の様々な社会の動き・企業の状況等を踏まえると、今後数年間、さらに厳しい状況 が続いていくことが予測されます。
一番影響が大きいと言われているのは、社員を65歳まで雇用することを企業に義務づける法案(「高年齢者雇用安定法」)が成立したことです。今までは、60歳で定年を迎えた場合、社員の能力や勤務態度をもとに、雇用を継続するかどうかを検討することができました。(労使協定による) 一般的には、まだ十分働ける人については、給与を大幅に下げた上で、嘱託のような形で再雇用するケースが多かったのです。しかし、この法改正で、原則全員を65歳まで雇用することが義務づけられました。少し猶予期間があるのですが、2025年以降は、65歳未満での定年退職制度が認められなくなります。
急速に進む少子高齢化や、それに起因する年金の原資不足等の状況を考えると、年金がもらえるようになる65歳までの雇用を確保することが、国の政策として必要不可欠であることはよく理解できます。しかし、この政策によって、さらに若者たちが厳しい状況に追い込まれるであろうことを、国はまったく考えてもいないようにすら見えます。
私は就活塾絡みで、企業の採用担当の方とお話をするケースが多いのですが、(大手やしっかりした企業ほど)この65歳定年制の導入に対して大変危機感を抱いていて、今から様々な対策を検討しています。対策として大きなものは2つあって、1つは新規採用数の削減、1つは定期昇給(ベースアップ)や昇進制度の見直しです。高齢者の雇用を守るために、新卒を中心とした採用と、入社後の昇給を抑えざるを得ない状況になっていくであろうということです。
アベノミクスの効果が多少出てきているようですが、長期的な企業の体力という視点で見た時には、まだまだ先行き不透明な状況には変わりがありません。特に、社員の高齢化に伴い、人件費比率が高くなっている企業が増えている中で、急に65歳定年制が導入されてしまったため、限られた原資(人件費)で会社を運営していくことを考えたら、それ以外の社員(つまり若年層)にしわ寄せが行くであろうことは、少し考えたら当たり前の結論だと思うのですが、政府の答申等を見ていると、そこの本質に触れたものはほとんどありません。
また、新卒の就職について、もう1つ大きなニュースがあります。政府が、就職活動の解禁日をさらに遅らせて、4年生の4月からにしようとしているのです。今までは3年生の10月から就職活動がスタートしていましたが、大学の学業等に支障が出ているとして、昨年から12月に遅らせました。しかし、まだ早すぎるという声も多く、海外への留学生(国際系の学部等は3年生で海外に出る学生が多い)への配慮等の理由により、2015年度の募集からは(新3年生)、4月1日以降でないと採用活動・就職活動を行ってはならないという形になる公算が高くなってきているのです。
昨年の12月解禁時の動きを見ていると、やはり企業が12月以前には(水面下では別として)大っぴらに採用活動をすることはありませんでした。今後4月解禁となると、実質3年生のうちは採用活動は自粛せざるを得なくなるでしょう。
正に短期決戦となるわけですが、限られた期間にエントリーや採用試験等が凝縮されると、企業側が物理的に対応できないことも含めて、ますます学歴重視の形が強くなることや、優秀な学生に内定が集中すること、ボーッとしている学生が置いていかれること、敗者復活の期間が短くなること等、学生にとっての就活がますます厳しい戦いになることが懸念されています。
就活塾や、情報提供を行う企業の需要が、ますます高まっていくと思います。私も、微力ながら頑張ってまいります。
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